手帳に年間予定を記入するページがある。
予定を記入するにはあまりにも枠が小さいので、お天気の記録用に使っている。
記入しているのはその日の平均気温で、雨が降った場合は青いマークを付けている。
冬から春にかけて、日に日に暖かくなっていく様子を数字で確認できるのが楽しい。
気象庁のHPには各地の気象データが掲載されている。
茅ヶ崎にはアメダスの観測所がないので、辻堂のデータを参照している。
辻堂のアメダス観測所の住所は藤沢市辻堂西海岸となっているから、辻堂海浜公園の中にあるのかもしれない。
いずれにしても、それほど茅ヶ崎と変わらないはずである。
7月17日のデータを見ていて変だなと思った。
それは降水量である。
1時間当たりの最大降水量が10.5mmなのに対し、その日の合計降水量が7.0mmになっていた。
てっきり転記ミスだと思って、気象庁に連絡メールを入れた。
無知なる者は恐ろしい。
後日、横浜地方気象台から丁寧な返信メールが来た。
それによると、
「日降水量」とは、0時00分~24時00分の降水量の合計
「日最大1時間降水量」とは、0時01分から24時00分までの1分ごとにみた前1時間の降水量の最大値
「日最大1時間降水量」が分かりにくい。
要するに、「0時01分までの1時間」、「0時02分までの1時間」というように、1分刻みで1時間分の降水量を集計しているということらしい。
つまり、0時59分までのデータには前日の雨量が含まれている。
この事例では、16日の23時01分から17日の0時01分の降水量が10.5mmだったということである。
気象の世界もかなり面白い。
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