徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

成田東カントリークラブ(千葉県)

2015年07月04日 | スポーツ

昔の名前は「成田スプリングカントリー倶楽部」。
過去には、プロのトーナメントが開催されたこともあった。
20年以上も前のことである。
東京湾観光(株)という会社が開発したコースで、開場は1982年11月(昭和57年)、設計は吉崎満雄氏。吉崎満雄氏というのは、東京湾観光(株)の社長である。
東京湾観光(株)は、ゴルフ場経営大手の緑営開発(株)の傘下に入り、スプリングという名前のゴルフ場を次々とオープンした。
しかし、平成15年に親会社ともども倒産、開発したゴルフ場の多くがアコーディアに売却された。

ひどいコースである。
ゴルフバッグの積み下ろしはセルフだ。
ブリック&ウッドクラブもセルフだったが、手作り経営のようなポリシーを感じた。
こちらは、露骨なコストカットしか感じられない。
マスター室の前では、「なんでハーフ3時間以上もかかるんだ」と騒いでいる客がいた。
口コミには「詰め込みすぎ」と書かれていたが、どうやらこの日もそうらしい。

午後スルー・昼食付で14,950円、土曜日の料金としては格安である。
低料金で大量に客を呼び込みコースというのは、コースメンテナンスさえもなおざりにしている場合が多い。
クラブハウスやカートは老朽化が顕著だったが、コースの状態はそれほど悪くはなかった。
水はけもよく、ここ数日の大雨にも関わらず、フェアウェイもグリーンも全く影響がなかった。
ただし、バンカーは壊滅状態だ。
斜めに大口をあけるような造形が多く、砂が流れて下地のシートがむき出しになっていた。

トリッキーな丘陵コースで、地形の悪さは隠しようがない。
ディーグランドから見えるところだけが綺麗に整備され、見えないところは大トラブルである。
全てのホールに、前4、前3、ワンペナが設定され、時間がかかるリカバリショットはさせない。
それなのに、毎ホール、毎ショット待たされたら、ゴルフをやっている気がしない。

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この日は、12時半スタートの午後スルー。
スタート前に雨は止んだが、日が差すまでは回復しなかった。
気温があがり、蒸し風呂状態になった。
遅い進行に加え、この蒸し暑さがイライラを助長する。
待ちが長いと体が硬くなり、ひっかけも多くなる。
わずかなひっかけもOBになるから、完全にぶちぎれてしまった。
最初のハーフは62、こんなに叩いたのはあまり記憶がない。
後半のハーフに入ると雨が降り出し、もう爆発しそうだった。
15時半を過ぎてコースに人がいなくなると、スムーズに回れるようになった。
モヤが出てきて、かなり薄暗くはなったものの、なんとか明るいうちにあがることができた。
スコアは115、散々な一日だった。

お気に入り名盤! エラ・フィッツジェラルド:Mack The Knife - Ella In Berlin

 

コメント
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