年末恒例の「読者が選ぶ10大ニュース」が発表された。
結果は以下のとおりである。
読売新聞 読者が選ぶ10大ニュース
【1位】御嶽山噴火で死者57人、行方不明者6人
【2位】消費税8%スタート
【3位】ノーベル物理学賞に青色LEDを開発した赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏
【4位】全米テニスで錦織圭が準優勝
【5位】「アベノミクス」の評価を問う衆院選
【6位】広島市北部の土砂災害で74人が死亡
【7位】STAP細胞論文に改ざんなど不正
【8位】ソチ五輪で日本は金1、銀4、銅3
【9位】世界文化遺産に「富岡製糸場」
【10位】高倉健さん死去
朝日新聞 読者が選ぶ10大ニュース
【1位】「STAP細胞」真偽騒動 1424
【2位】御嶽山の噴火 1229
【3位】消費税8%スタート 1159
【4位】ソチ五輪フィギュアで羽生が金 921
【5位】青色LED発明の3氏にノーベル賞 914
【6位】エボラ出血熱感染者が拡大 904
【7位】韓国旅客船が沈没 896
【8位】錦織圭がテニスの全米オープンで準優勝 880
【9位】マレーシア航空機が消息不明に / 別機は撃墜される 830
【10位】俳優の高倉健さん、死去 723
2紙とも同じような内容だが、読売の読者のほうが国内問題をよく見ているようだ。
対照的に、朝日の読者は少し思慮が浅い印象を受ける。
もっとも、サンプリング調査だから、真剣に議論するようなものでもない。
個人的には消費税8%である。
今年は家の改築を行ったので、3%増税の負担の大きさを痛感した。
商品の価格表示も、安く見せるために、外税表示が多くなった。
レジで支払いをするときに、想定以上の金が出ていく。
いままでは内税が主流で、5%を意識することも無かったが、今は8%の重みを実感させられる。
どうしても節約志向にならざるをえない。
このあたりが消費が回復しない一因になっているかもしれない。
それにしても、消費増税以外の財政再建策はまったく聞こえてこない。
国民にばかり身を切らせるような政治では、デフレ脱却などできるはずもない。
予定では、消費税10%は2017年4月である。
とにかく、来年からは一層の緊縮生活を強いられる。
お気に入り名盤! ハービー・ハンコック:Maiden Voyage