徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

那須高原 温泉神社と殺生石

2013年08月15日 | 旅行記

行先は「道の駅 那須高原友愛の森」。
ここのレストラン「なすとらん」には、限定15食の「なすべん」が用意されている。
那須インターから那須街道に入ると、想定外の大渋滞。とても、限定15食には間に合いそうにない。やっと着いた道の駅は大混雑で、「なすとらん」にも行列ができていた。
並ぶのが嫌で、軽食コーナーのカレーライス(400円)で済ませることにした。
これが意外にも、昔懐かしいカレーライスで、とても美味かった。
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昼食後、温泉神社を目指す。
渋滞は、一軒茶屋前という名の交差点まで続き、そこから先は急な山道。温泉神社の手前には、古い温泉旅館が立ち並ぶ。ここがメインの観光地のはずなのに、あの大渋滞が嘘みたいに閑散としている。熱海と同じで、集客場所が変わってしまったような印象だ。
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木立に囲まれた温泉神社の参道はとても気持ちがいい。
元禄2年(1689)には松尾芭蕉が奥の細道行脚の際この地を訪れて、那須温泉神社の参拝や殺生石見物などを行い" 湯をむすぶ 近いも同じ 岩清水 "と詠んでいる。
本殿の手前に、その石碑がある。
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温泉神社の横に、史跡・殺生石がある。
付近一帯には硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒ガスがたえず噴出しており、ガスの排出量が多い場合は立ち入りが規制されるらしい。確かに、箱根ほどきつくはないが、硫黄臭がする。
殺生石に至る木道の途中に千体地蔵があり、これが面白い。
祈りの強さを表現しているのか、合掌する手がとても大きく造られている。

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コメント
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