徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ぶらり群馬 富岡製糸場

2013年05月12日 | 旅行記

富岡製糸場は、明治政府の殖産興業政策により、明治5年(1872年)に建設された日本最初の官営模範器械製糸工場。当時における世界最大規模の近代製糸工場だった。
養蚕業、製糸業は明治以降の重要な基幹産業であり、富岡製糸場から始まった生糸生産の近代化により、1909年に日本の生糸生産量は世界最高となった。
日本の近代史、産業史における富岡製糸場の価値は疑いようがない。
所有者を変えながら、昭和62年(1987年)3月5日まで約115年間操業を続けた。
現在は国の史跡、国重要文化財に指定され、産業遺産として世界遺産登録を目指している。
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富岡市役所の隣に立派な専用駐車場がある。
駐車場の周囲を見渡しても、それらしき建物が見当たらない。
案内表示板があり、駐車場から歩いて6分ということだが、民家が密集していて、近くまで行かないと建物が見えてこない。また、周囲にはスナックが数多くあり、場末の歓楽街のような雰囲気だ。世界遺産というには、あまりにも周辺環境がよくない。

見学時間は午後5時までだが受付終了は午後4:30、ぎりぎり間に合った。
見学時間が30分しかないので、操糸場と東繭倉庫を見たほうがいいと言われた。
中を見れるのはその2か所だけで、紹介ビデオが設置されていて、生糸生産の様子や富岡製糸場の歴史も良く分かるという。残念ながら30分ではそれも難しく、外観を見て回るだけになった。
もっとも、ビデオの内容はここで見なくてもいいものだから、見学の目的は果たせたように思う。

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