徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ぶらり群馬 伊香保温泉

2013年05月10日 | 旅行記

伊香保温泉は、草津温泉、水上温泉とともに、全国的に有名な群馬県の温泉地である。
急傾斜地に作られた石段の両側に、温泉旅館、みやげ物屋、遊技場(射的・弓道)、飲食店などが軒を連ねている。365段の石段は温泉街のシンボルであり、この界隈は石段街と呼ばれる。
石段の下には開湯以来の源泉・黄金の湯が流れ、小間口と呼ばれる引湯口から各旅館に分湯されている。石段の上には伊香保神社がある。
石段上の源泉の傍には「伊香保露天風呂」が、石段の途中には共同浴場「石段の湯」がある。

温泉街らしいのは石段街周辺だけで、そのわりには人が少ない。
本来は山間のひなびた温泉地のはずなのに、高度成長期以降の旅行者の増大で、旅館の大型化・郊外移転化が進み、統一感のない無秩序な町並みに変貌した。
また、湯量不足から温泉偽装事件まで起こしたのも記憶に新しい。
バブル崩壊後は、宿泊客の減少から廃屋も散見されるようになり、一層景観を悪くしている。
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石段はそれほどきつくはないが、それでも高齢者には障害となるだろう。
「伊香保露天風呂」、「石段の湯」の両方に入ったが、いずれも小さな施設である。
他に見るべきものも無く、紅葉の時期を除けば、日帰りでの物足りなさは隠しようがない。

 お気に入り名盤! 宮之上貴昭:SUMMERTIME

コメント
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