筒井康隆の世界にとりこになった時期がある。
いわゆるドタバタというかムチャクチャな読み物。
それからSF、七瀬シリーズとか時をかける少女とか・・・
なんというか、筒井康隆の小説ばかり読んでいて、とうとうレコードまで買って、そういう世界にいたことがある。
あまり面白いので、友達に吹聴して、本を貸した。まだ戻ってきていない。
(蛇足ながら、本を貸したら返ってこないものと思わなければならない。だから本を貸すのはできる限りやめている。貸す場合は、返してもらう日を決め、催促をすることができる人にのみに限定している)
さて、本書は9編からなる。
うち「老境のターザン」「ヤマザキ」「万延元年のラグビー」は読んだ覚えが明確にある。
他の6編についてはたぶん初めてではないかと思うのだが・・・
筒井康隆のこういう(いわゆるドタバタと呼ばれるもの)小説は、面白いのだが時としてあまりの描写に目を背けたくなることがある。
今回のものでいえば「問題外科」「最後の喫煙者」「老境のターザン」の中には、なにもそこまで、と思う場面がでてくる。
こういう思いは若いころはなかったので、やっぱり年をとったんだろうなあ。
筒井康隆の小説は過激、ヒドイ、あまりだ、スゴイと思うのだが、じつは現実の世の中のほうがもっと過激、ヒドイ、あまりだ、スゴイということが、よく考えるとわかるのである。
いわゆるドタバタというかムチャクチャな読み物。
それからSF、七瀬シリーズとか時をかける少女とか・・・
なんというか、筒井康隆の小説ばかり読んでいて、とうとうレコードまで買って、そういう世界にいたことがある。
あまり面白いので、友達に吹聴して、本を貸した。まだ戻ってきていない。
(蛇足ながら、本を貸したら返ってこないものと思わなければならない。だから本を貸すのはできる限りやめている。貸す場合は、返してもらう日を決め、催促をすることができる人にのみに限定している)
さて、本書は9編からなる。
うち「老境のターザン」「ヤマザキ」「万延元年のラグビー」は読んだ覚えが明確にある。
他の6編についてはたぶん初めてではないかと思うのだが・・・
筒井康隆のこういう(いわゆるドタバタと呼ばれるもの)小説は、面白いのだが時としてあまりの描写に目を背けたくなることがある。
今回のものでいえば「問題外科」「最後の喫煙者」「老境のターザン」の中には、なにもそこまで、と思う場面がでてくる。
こういう思いは若いころはなかったので、やっぱり年をとったんだろうなあ。
筒井康隆の小説は過激、ヒドイ、あまりだ、スゴイと思うのだが、じつは現実の世の中のほうがもっと過激、ヒドイ、あまりだ、スゴイということが、よく考えるとわかるのである。
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