読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

せんこう花火  吉田拓郎

2007-08-07 22:57:46 | 観た、聴いた
この季節、思い出すのは拓郎の「せんこう花火」である。

アルバム「元気です」に収められているこの歌は、作詞が古屋信子、作曲が吉田拓郎である。
短い曲なのだが、イメージ的にはボリュームたっぷりの名曲である、と思う。

とりあえず短いので詩を

♪ せんこう花火がほしいんです
 海へ行こうと思います

 誰かせんこう花火をください
 ひとりぼっちの私に
  
 風が吹いていました
 ひとりで歩いていました

 死に忘れたトンボが一匹
 石ころにつまづきました

 なんでもないのに
 アア 泣きました♪


この曲を高校時代のあの「多感な」ときにきいたら、やっぱり「イチコロ」ですよ。

一生懸命がんばって E-C#m-F#m-B7 という、いわゆるバレーコードを習得したのは、この曲があったからです。
そして、♪風が吹いていました♪の部分で、EからGへ行くという当時思いもしなかったコード進行に驚き感動したのでした。

そうして最後の部分♪なんでもないのに ああ 泣きました♪は、そういうことってあるんだよなあ。
と同感、同感、同感の嵐であったのです。

そういいながら、線香花火を物干し竿の洗濯はさみにはさんで、一回で10個くらい並べて燃やしていた、ぜんぜん情緒のかけらもない高校生でもあったのです。ワタシ・・・


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