アッコちゃんにはモデルがいる、ということは読む前にわかった。
スゴイ人もいるもんだなあ、と思い本を読んだのである。
で、まあ読んだには読んだのであるが、なんというか読後に「感動」というのはなかったのである。
どちらかといえば、腹立たしさとか憤りとか、だったのである。
物語は、ともかく美しく生まれた「厚子」が美しいというだけで自ら主体的にどうしたというわけでもないのに、時代の男たちとつきあい「魔性の女」とか名づけられて、それでも別段気にも留めずに生きている、というようなものである。
申し訳ないが、このようにどっちかというと否定的な紹介になってしまっているのは、やっぱり嫌悪感が先にたっているからである。
どうしてこのような小説になったんだろう?
というのがまずもっての感想である。
アッコという小説の素材の魅力にふりまわされて、アッコもアッコを取り巻く男たちもバブル期という日本も、どこか中途半端に描かれている、という印象なのである。
もっと強く言えば、著者のたんなるミーハー的気分だけが先立っている、とおもうのである。
登場する人たちにも私から見て魅力的な人はおらず、美とか金というものにまったく縁のない私には、あまりいい読後ではなかったのである。
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スゴイ人もいるもんだなあ、と思い本を読んだのである。
で、まあ読んだには読んだのであるが、なんというか読後に「感動」というのはなかったのである。
どちらかといえば、腹立たしさとか憤りとか、だったのである。
物語は、ともかく美しく生まれた「厚子」が美しいというだけで自ら主体的にどうしたというわけでもないのに、時代の男たちとつきあい「魔性の女」とか名づけられて、それでも別段気にも留めずに生きている、というようなものである。
申し訳ないが、このようにどっちかというと否定的な紹介になってしまっているのは、やっぱり嫌悪感が先にたっているからである。
どうしてこのような小説になったんだろう?
というのがまずもっての感想である。
アッコという小説の素材の魅力にふりまわされて、アッコもアッコを取り巻く男たちもバブル期という日本も、どこか中途半端に描かれている、という印象なのである。
もっと強く言えば、著者のたんなるミーハー的気分だけが先立っている、とおもうのである。
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