読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

新春歴史ミステリー古代ローマ1000年史 TBS系

2008-01-08 23:23:03 | 観た、聴いた
1月3日18時30分から23時まで放映された「古代ローマ1000年史」をビデオに録画していて観た。

コマーシャルをとばしてみるので結構退屈せずに見ることができた。

塩野七生の「ローマ人の物語」を原作に、古代ローマをBBCの再現ドラマをまじえて、現代に残る遺跡をめぐるものだった。

すばらしかったのは現代の遺跡巡りをした映像。
これまで観たイタリアの映像は「駆け足」的であった。今回はゆったりとした流れでよかった。
そして、ナレーターの森本さんがよかった。

しかし、若干気になることがあった。
①何故、レポーターが知花くららと稲垣五郎なのか
②何故、司会がみのもんたなのか
③何故、ゲストがあのような人たちだったのかあ(ローマを知らないあるいはあまり興味のない人たちだったのではないか)
④アニメが非常に稚拙だった。

また、あの長編をしっかりと解釈し紹介するのには無理があるのわかるが、ちょっと集中しすぎたのではないか。

長時間の番組ではあったが、やっぱり時間的にきついような気がする。
「ハンニバル」「ユリウス・カエサル」「ネロ」に絞ってはいたが、彼らを語るには相当の時間を要する。
従って、若干舌足らずで終わった印象は否めない。

とはいえ、いい映像であった。
あんまり多くの人が見るとは思えない番組だとは思うのだが、よくこの日この時間に放送したものだと感心している。

ローマ人の物語を読むときに、この映像が思い浮かんで、より具体的になることと思う。

「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする