ベースボールマガジン社の新書が創刊された、らしい。
別に創刊されたからこの本を買ったわけではなく、本屋さんに行ったら目についたので買ってきたのである。
稲尾和久の死と丁度リンクして読みたくなったのである。西鉄ライオンズのことについて。
西鉄ライオンズの話は、色々な本で読んだ。
稲尾、中西、豊田、大下、仰木・・・
実際にプレーしたことは見ていなくても、それらの人の凄さみたいなものを感じてはいるのである。
それが、今度はそのど真ん中にいた中西太が、当時の監督であり自分の岳父である三原脩が残した談話やメモを整理した『三原ノート』を基に、野球論を表したのである。
これが読まずにいられようか、というものである。
三原ノートから22の言葉を選んで、それらについて解説をしている。
中西太という人は「監督」というよりは「コーチ」としての才能があった人で、色々な人を育てている。
西鉄ライオンズで三原脩が監督をしていた頃には「コーチ」というのがなかったらしい。従って、監督が選手を育て戦うことになる。
その選手を育てるということを受け継いだのだと思う。
「どのように戦うか」ということが監督の柱であり、その戦い方に選手を育て、選手の育ち方によって、戦い方が変っていくわけである。
つまり自軍の力と自らの理想とをかみ合わせ戦うという「戦術」と、自軍の力をアップして理想の戦いをするという「戦略」を、当時の三原監督は担っていたんだと思う。
それは現代野球ではありえない(分業制になっているから)戦い方である。
この本を読むと、実は現代での組織論になってくるような気がするのである。
組織は、何かの目的を達成するためにあるのだが、達成するために何をすべきなのかということが、この本を読むと大いに参考になる。
そして、組織にとってリーダーというのがすごく重要な存在であることがわかるのである。
優れたリーダーはなかなか出てこないということもよくわかるのである。
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稲尾和久の死と丁度リンクして読みたくなったのである。西鉄ライオンズのことについて。
西鉄ライオンズの話は、色々な本で読んだ。
稲尾、中西、豊田、大下、仰木・・・
実際にプレーしたことは見ていなくても、それらの人の凄さみたいなものを感じてはいるのである。
それが、今度はそのど真ん中にいた中西太が、当時の監督であり自分の岳父である三原脩が残した談話やメモを整理した『三原ノート』を基に、野球論を表したのである。
これが読まずにいられようか、というものである。
三原ノートから22の言葉を選んで、それらについて解説をしている。
中西太という人は「監督」というよりは「コーチ」としての才能があった人で、色々な人を育てている。
西鉄ライオンズで三原脩が監督をしていた頃には「コーチ」というのがなかったらしい。従って、監督が選手を育て戦うことになる。
その選手を育てるということを受け継いだのだと思う。
「どのように戦うか」ということが監督の柱であり、その戦い方に選手を育て、選手の育ち方によって、戦い方が変っていくわけである。
つまり自軍の力と自らの理想とをかみ合わせ戦うという「戦術」と、自軍の力をアップして理想の戦いをするという「戦略」を、当時の三原監督は担っていたんだと思う。
それは現代野球ではありえない(分業制になっているから)戦い方である。
この本を読むと、実は現代での組織論になってくるような気がするのである。
組織は、何かの目的を達成するためにあるのだが、達成するために何をすべきなのかということが、この本を読むと大いに参考になる。
そして、組織にとってリーダーというのがすごく重要な存在であることがわかるのである。
優れたリーダーはなかなか出てこないということもよくわかるのである。
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