読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

阿久悠 死去 一つの時代が終わった

2007-08-01 18:17:09 | 日々雑感
阿久悠が亡くなった、というニュースは、本日いちばんの衝撃である。
赤城農林大臣が辞めようと、朝青龍が処分を受けようと、そんなことより、阿久悠がなくなったということのほうが感慨深い。

ぼくの青春時代の歌は、吉田拓郎や井上陽水やかぐや姫などのフォークソングとともに阿久悠の歌があった。

ランクインしているヒット曲のほとんどが彼の作詞であったような気がする。
実力派の歌手からアイドルまで幅広くカバーして、それでその内容がいいんだなあ。

好きだったなあ。そして衝撃的なものもあった。
北原ミレイの「ざんげの値打ちもない」なんて、こんなことを詞にしていいのか、とおもったし、ぜんぜん正反対の森田健作「友達よ泣くんじゃない」とか「さらば涙といおう」とか、都はるみ「北の宿から」に桜田淳子「私の青い鳥」

なんでもござれ。という感じだった。
こういう詞を作れたらなあ、と思ったもんだった。

小説作家としてはもう一つ爆発的な勢いはなかったが、青春モノは面白かった。
できれば歌謡曲の世界の話をもっと書いてほしかった。

享年70歳とは若かった。
ご冥福を祈るのみである。
そして、今夜は阿久悠作詞の歌でも聞いてみよう。

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コメント (2)
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