尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

都教委からの「感謝状」

2011年04月02日 21時55分58秒 |  〃 (教員免許更新制)
 本日は、二つアップするつもりです。

 ところで、昨日の題名、&♯12316って、なんだろう?そんなこと書いた覚えはないんだけど。最後点検しないでアップしたら、入ってました。無視してください。
 また、昨日「統括校長」と「校長」は区別しないのかと書いたけど、区別されてました。

 さて、もう一つ、以下のようなものを一昨日もらってしまいました。
 

 都教委から感謝されるような悪いことを何かしたのか、と一瞬ビックリしたけど、まあ長期勤続した人みんなに勝手に送ってくるんでしょう。
 長期勤続ってのは25年だけど、その時もこんなのが来た。それには知事名があったから、気味悪いので家ですぐ捨てちゃいましたっけ。

 2004年夏に、母校である白鴎高校に附属中ができることになり、都教委が扶桑社の中学歴史分野教科書を勝手に理由なく採択しました。そのことに同窓生としての反対運動を僕も呼びかけ人となって始めました。以来、僕は都教委は絶対に許さない敵だと思ってきました。

 そういうこともあるから同窓会というのも意味はあるんだとわかったから、六本木高校最後の日に、今までの同窓会入会同意書にあった住所をを全部パソコンデータ化して残してきたから、いつか使ってくださいな。(他に誰もやらないまま、埋もれてしまうと思ったから。)

 が、都教委というところは、今は敵というより、エイリアン。ホント、やること分らないんだもの。ICTとか言って、ものすごい予算つけて各校に電子黒板を何十台と送り付けたり。同じ地球人とは思えない。敵だと思えたころが懐かしい。

 例えば、ある高校の校長に任命された人の前職は何かというと、新聞に「東部学校経営支援センター支所経営支援室統括学校経営支援主事」とか、「西部学校経営支援センター支所支所長兼経営支援室長」とかいうような自分でも正確に言えるんかいな、こんな名刺相手に出すのいやだろうな、というような職名の人ばかりなんですよね。

 ちなみに、いったい何を支援しているのか、読んでる人も分らないと思うので、簡単に書いておくと、「学校経営支援センター」というのは、すべて「経営」を「支援」すると書いてあるように、「学校」とか「生徒」は支援しないんですね。「学校経営」を支援して、「学校」を破壊するというのがお仕事。

 ま、そんなとこから「感謝」されてもうれしくないなあ。でも単なる紙切れですからね。
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