官兵衛を歩く

2007-09-04 13:35:11 | Weblog
神戸新聞9月1日朝刊に連載中の「官兵衛を歩く」12回目は大分県中津市です。先日、神戸新聞安福記者がわざわざ姫路から来られ一日中津をご案内したが、見事にまとめられ素晴らしい記事になっていました。記事中「・・・官兵衛は中津の恩人、中津があるのは官兵衛のお陰」と小生の言葉を載せていましたがその訳は、官兵衛は豊前六郡を秀吉に与えられたがどこに城を築くか思案していた。最初六郡の北のはずれの旧城に居たがこれからは交通の便が良く、商業の発展が肝心と中津丸山の地に築城することを決めた。もし官兵衛が旧態依然として峻険な山頂や他の地に居城を築いていたら、今の城下町中津市は無いのだ。その意味で官兵衛は中津の恩人であり、中津があるのは官兵衛のお陰であるといえよう。もし、中津にお城を築かなかったら、城下町中津は無く、その後明治の先覚者福澤諭吉も生まれていなかったのだ。