草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうの開花期

2017-04-20 | さくらそう
例年よりも咲き始める時期が遅れていた我が家のさくらそう(日本桜草)ですが、このところの暖かさで急に開花が進んでいるといった印象です。

今シーズンは芽をかなりひどい状態にさせてしまった上に、栽培数も減らしているので、当然開花状況も芳しくは無いのですが、それでも咲いてくれると嬉しいものです。
上の画像は小さな芽で今年の開花は難しいだろうと、他の植物の鉢の隅に植えておいた'八ヶ岳白'ですが、花数は少ないものの開花してくれました。


2014年採種・播種で昨年開花した、野生種のような白花x'白蜻蛉'の交配の実生株の中から一つだけ残しておいた白花です。
花筒も含めて全体が白い花、という点で選んだものですが、既存の品種にもある形質なので、特に価値があるというものでもありません。


2013年採種・播種、2014年開花の、'蛇の目傘'x'南京小桜'の交配実生で、花弁(花冠裂片)の形が気になって残したものです。
私自身としては、これまで咲いてくれた実生花の中で最も気に入っている個体ですが、新たな園芸品種として命名するほどの特徴があるとはとても言えません。
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実生のヒメリュウキンカ

2017-04-20 | ヒメリュウキンカ
他の株も写っていて分かりにくいのですが、'紫葉ヒメリュウキンカ'と同じような色の葉をしている実生株です。
数株育てた採種親が'コーヒークリーム'のものの中の1株だけがこの葉で、1株だけある'紫葉'から採種した株は緑色の葉でした。
特に人工交配はしていないので、自然に交雑したのかもしれません。


特にどうということのない黄色い花ですが、横から見てみると花弁裏側が焦茶色を帯びるところが親の'コーヒークリーム'の形質を受け継いでいるといえるかもしれません。


同じ採種親の別の株の花も同じような向きから見てみると、こちらは他の品種にも見られるような茶よりは緑に近い色です。
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