草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう‘田島紅’

2007-04-30 | さくらそうの花
‘田島紅’(たじまべに)
埼玉県田島ヶ原産の野生種を増殖したものとされている品種です。
私が栽培している‘浮間白’や、野生種ではないかと思われる品種名不明の数種類の花と比べると、この花は一回り小さい感じです。
画像ではいくらかピンクっぽく写っていますが、濃い紅色と白い目の部分との対比が目立つ可愛らしい花です。

この品種のような野生種の増殖品や選抜品は、よほど特徴的なものでない限り、似たような花も存在しそうですし、園芸品種と違って書籍にも写真が掲載されていない場合が多く、品種名が合っているのかどうかの確認が難しいです。
そのため、我が家のこの花も‘田島紅’で合っているのかどうか不明です(いずれにせよ野生種であることは間違いないと思います)。
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2 コメント

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Unknown (タピアン)
2007-05-12 22:22:48
ごぶさたしております。
我が家でもサクラソウ咲きました。
写真と全く同じような花がさいていますが、「田島紅」という品種名は知りませんでした。

私は埼玉県在住ですが、県内の家庭の庭にはこのタイプの野生種の増殖品が多いです。お隣さんから分けてもらった、などという感じでどんどん広がっていくようです。性質が改良された園芸種よりやや強く、増えやすいように思えるので、家庭に普及していったのだと個人的には思っています。いずれにしても地元の花、地元の名前のついた花だからか私は愛着を感じて大事に育てています。
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Unknown (くま)
2007-05-12 22:44:49
タピアンさん、こんばんは。
埼玉県は今も残る自生地のお膝元だけあって、他県よりもサクラソウが普及しているようですね。
野生種は丈夫で育てやすいものが多く、鉢植えでも庭に植えても花を楽しめるので、広く栽培されているのではないかと思います。

園芸品種にも野生種並かそれ以上に性質が強いものがあり、我が家で栽培しているものでは、‘南京小桜’などはそんな感じです。
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