草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

サクラソウ実生の花・2015年-1

2015-04-23 | さくらそう実生の花
先日アップした時点では蕾だった実生サクラソウ(名称不明の白花x'白蜻蛉'の交配)の花が開花しました。
蕾の色がピンクに見えただけあって、薄い桃色の細い桜弁の花でした。


右は前回アップした花と同様に、花筒が濃い紅色('白蜻蛉'と同じ)で、左は白いもの(交配親の白花と同じ)です。

現時点で5株開花した中では、各々2株ずつに先の画像の桃色桜弁花1株出ています。
開花個体数が少ないので、ただの偶然かもしれませんが、花筒が濃い色の個体は2つとも1花茎に咲いた花数が多く、白い方は少なめです。

個人的に白あるいは白に近い色の花弁に濃紅色の花筒、という配色があまり好きではないので、花筒が白の花を交配の片親に選んでみたのですが、細いかがり弁の白花で花筒も白いというのは既存の品種にもあるので、新品種を育種しようと考えると、さらに既存の品種にはない何らかの特徴が必要になってくると思います。


これは昨年初開花だった実生の花です。
既存の品種と比べて何か明確な特徴があるというわけではないのですが、花弁の幅が広くて重なった感じに見えるのと、私のところでこれまでに咲いた実生花の中では最も花型が整っているように思えたので、残しておいた個体です。

芽の数はかなり増えていたもののサイズが小さかったので、今年は咲いてくれるものかどうかと思っていたのですが、4芽が咲いてくれました。
しかし芽が小さかった影響か花数は少なく、いずれも4、5輪の開花でした。
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