工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

あったかいなぁ~

2006年04月30日 17時36分56秒 | 工藤家の日常
お昼まで仕事をし、午後からは子ども達と壬生にあるわんぱく公園に出掛けました。

素問の四気調神大論には春の養生として「朝は髪の毛の結びをほどいてゆっくり庭を散歩すると良い」とあります。適度に運転をして冬の間に溜め込んだ陽気を発散させる事が、春の養生につながる訳です。

すでに午後でしたが、いつだって外で思い切り遊ぶのは楽しいものです。みんなでサッカーをして陽気を発散してきました(^ー^)

あともう少しで三連休です!みんなあと二日、学校&保育園がんばって行ってくれ(^O^)v
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5万円のマイカーライフ

2006年04月29日 18時41分24秒 | 工藤家の日常
4月から子ども達が習い事をはじめました。お兄ちゃんが空手とサッカー、妹は空手。夕方になるとクルマを乗って行かれてしまうので往診が入るたびに困る事があり、セカンドカーが欲しくなりました。

色々とクルマを探しましたが、そんなに高いクルマを買うつもりもありません。それなら、おもいっきり安いクルマを買って『等身大プラモデル』として遊びまくろう!というわけで、総予算10万円の激安軽自動車に的を絞って探しました。

ありきたりなミラやアルトは楽しくない!という訳で個性的な車種を探しましたが、やはり『超』のつく個性派は予算オーバー・・・。そこで目をつけたのがキャロルやオプティ。これなら何とかなりそう!

探し始めて三週間。車体5万円、総額9万3千円のオプティを見つけて即決!さて、詳しくは連休明けの納車後にご報告します。
ちなみに『全車新品ナビつき!』と広告が入っていたのですが、さすがにこのクルマはつけられないと言われました。まあそりゃそうか・・・残念(^^ゞ
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明日から世間は9連休・・・

2006年04月28日 19時04分16秒 | 工藤鍼灸院の出来事
いよいよ明日からゴールデンウィークが始まります。世間には9連休、もっとすごいところでは10連休という会社もあるようですが、当院の休診日は5月3日(水)~5日(金)の3日間です。
本来であれば祝日である明日はお休みのはずでしたが、「連休初日に治療を受けたい」という声が多かったので、午前中のみ診療をする事にしました。既に午前中は予約がいっぱいですが、時間外診療もOKです。その際はお早めにご連絡をくださいね。



今日は楽しそうな話題ばかりの一日でした。明日からは温泉へ行く方、海外旅行へ行く方、とにかくゆっくりすごす方・・・皆さん、思う存分楽しんでくださいね。

そういう我が家は3連休、茂木でキャンプの予定です。今年は東京と京都から大学時代の友人が遊びに来てくれる予定なので、その友人達と僕、それに息子と娘で楽しんでこようと思います。妻と赤ん坊は残念ながらお留守番です。もう少し大きくなったら一緒に行こうね。

さて、僕はまだ仕事が続きますから気を抜いている暇はありません。皆さんが連休中楽しめるように、僕は仕事をがんばります!
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誰やねん

2006年04月27日 23時12分53秒 | 工藤家の日常
今日も家に帰ったら家族全員もう寝てました。今週はまだ一日しか一緒に寝てません。仕事優先で、子ども達や妻には申し訳なく思っています。
しかし、仕事は僕にとって何よりも大切なものです。こうして仕事に集中できるのも、家族の協力と理解があるからですね、本当、感謝してます。



寝る前にそんな事を考えながら、歯を磨きに洗面所へ。そしたら水道が出しっぱなしになっていました。しかも尋常じゃないすごい勢いで。

・・・こういう些細な事で言うのも何ですが、明日の朝一番で家族会議決定(-_-#)
スースー寝てるおまえら、全員説教。
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あんな夢こんな夢

2006年04月26日 12時43分41秒 | 工藤鍼灸院の出来事
今朝、患者さんから非常に興味深い話を聞きました。

この患者さん、鍼をすると体調が良いという事で、ここ数年定期的に必ず治療を続けて頂いているおばあちゃんです(おばあちゃんと言っても大変若々しい活動的な方なのですが)。
実は先日ちょっとした事から体調を崩し、「救急車を呼ぼうかと思ったけど先生に来て欲しかった」といって僕に往診の依頼を下さいました。その日から数日間往診へ出向いて治療し「入院しなくて済んだ」と大変喜ばれたのですが、いつもの健康な脈に戻るにはあとちょっと・・・と僕は判断していました。

今朝は久しぶりにご自分の足でご来院されたのですが、脈が驚くほど平脈(全ての脈が均一にそろっている状態)で顔色もすこぶる良い・・・。まるで仙人のような脈で穏やかな顔つき。「こりゃ一体どうしたんですか?」と思わず聞いてしまいました。
どうしたも何も体調が良いのだから喜ばしい事なのですが、この患者さんはいつもなら”やや腎虚証”の状態でいる時が最も体調が良い状態のはず・・・。それが、六部位の脈が全てピタッとそろっているのです。

おばあちゃんは急に治療台からピョンと起き上がり、面白い話を始めました。

昨日の夜、おばあちゃんは奇妙な夢を見たのだとか。
暗闇の中に長い上り階段があり、そこをてっぺんまで上って行くとやはり暗闇の中にポツンと駅があり、特急列車が止まっていたそうです。どこへ行くかもわからないその列車の切符を買い、おばあちゃんはその列車に乗り込みます。列車には人がいっぱいで、なぜか乗客は全員手に白い花束を持っていたのだとか。直感的に「このまま乗っていたら死ぬかもしれない」と感じて発車直前にホームへ降りたそうですが、列車が行ってしまうと人は誰もいなくなり、途方に暮れているとどこからか小さな子どもがやって来ておばあちゃんの補聴器を奪って逃げ出したそうです(おばあちゃんは昔から少々耳が不自由です)。すぐに追いかけて子どもを捕まえ、お尻をぺんぺんして叱っていたら、その子どもは小さな火の玉になってしまったのだとか・・・。

・・・と、そこで目が覚めたそうですが、「これは何かの虫の知らせじゃないか?」と思ったそうで、朝から遺言書を書き、貴重品を全てテーブルの上に用意し、隣人に家の合鍵を渡して「何かあったら宜しく」と伝えてから今朝当院へご来院されたとの事でした。そんな思いとは180度違い体調だけはすこぶる良好で、「何だか憑き物がとれたみたいな感覚」と複雑な表情でお話をしてくださいました。

さて、困ったのは治療です。いつもはやや腎を補って脈を整えていたのですが、これだけ脈がそろって体調も完ぺきだと何をすればいいやら・・・。悩んだ挙句、おばあちゃんですからやはり腎気を補っておく方がいいのでは?と考え、腎虚証として軽く本治法を行って終了としました。
治療中も治療後も脈は仙人状態。治療が効いてるのかどうかすら確認できませんでしたが、とにかく脈は最高です。「身辺整理なんてとんでもない、○○さんの今日の脈は今までで最高の状態です。あと100年は生きられる脈をしてますよ(笑)。」とお話しながら治療を進めました。



五臓の変調は夢に現れる事があります。『素問』の方盛衰論には以下のような記述があります。

肝気不足の時はきのこや草花など自然の夢を見る。
心気不足の時は太陽や雷の夢を見る。
脾気不足の時は空腹感がある食料不足の夢を見る。
肺気不足の時は白く悲しく人が死んだり人を殺したりする夢を見る。
腎気不足の時は沈没船や水難の夢を見る。

この記述は数千年前のものですから今の時代では少々表現が合わなくなりますが、これらはあながち間違いではないと感じています。カゼをひくと人が死ぬ夢を見て寝汗をたくさんかいて起きる・・・という話は実際によく聞きますし、水におぼれる夢を見たらおねしょをしていた・・・という経験は僕にもあります(幼い頃ですよ、念のため^^;)。臨死体験では「まぶしい光を見た」という方がとても多いそうですが、これも心の陽気が急激に減少した結果だと推測できます。

しかし、おばあちゃんの夢は・・・一体何でしょう?全体的に薄暗い夢ですから心気の変調(生死にかかわる夢)や肺気の変調(カゼ)ではないはずですし、恐ろしい夢でも食べ物の夢でもない。何だかわかりませんが、とにかく不思議な夢です。
治療後おばあちゃんはますます元気になり、「今度来る時はゆりの花を持って来るからね!」とニコニコしながらお話してくださいました。ありがとうございます、くれぐれもご無理だけはなさらないようにしてくださいね(^^)



体調が良くなったのですから結果的には良い夢だったのでしょうけれど、身体の中で起こった気の動きがさっぱりわかりません・・・。鍼灸師にとって東洋医学的な病理がわからないというのはとても悔しいのですが、今日一日ゆっくり考えてみようと思います。

今日は午後から息子の授業参観です!
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英語も勉強しなくちゃ

2006年04月25日 23時07分08秒 | 工藤鍼灸院の出来事
午後10時も過ぎ、ようやく今日の仕事もおしまい・・・と思ったら、一組の外国人ご夫婦がいらっしゃいました。



真岡にはブラジル人が非常に多いんです。人口7万人弱の町に2000人以上のブラジル人が住んでおり、買い物に行けば必ずと言っていいほどポルトガル語が聞こえてきます。
当院にもブラジル国籍の患者さんには多くご来院頂いていますから、ポルトガル語の資料も用意しています。患者さんにポルトガル語を教わる機会も多いので、治療に必要な問診程度の会話なら簡単なポルトガル語での意思疎通もできるようになりました。最近は日常会話もだいぶ慣れてきました。
ジーコのインタビューは早口なのでまだ聞き取れませんが・・・がんばれ俺!



あ、それでだ。てっきりブラジルの方かと思って「ちょっとだけポルトガル語話せますよ」って言ったら「僕はパキスタン人なので」と流暢な日本語が返ってきてびっくり!

パキスタンの方は初めてだなぁ~、言語は何だろう?英語かな?あ~俺英語しゃべれないわ~!ってひとりでパニックになっていたら、「日本語話せるから大丈夫です」って笑顔で言って頂きました。・・・良かったぁ、安心しました。

以前、日本語が全くできないフィリピンの方にご来院頂いた事がありました。僕にタガログ語がわかるはずもなく、かといって英語での意思疎通もほとんどできなくて非常に困った経験があります。治療自体は脈を中心に組み立てるのでそれほど困らないのですが、やはり細かい事を聞き出せないと全体の流れも作りづらくて非常にやりづらい。
それ以来、英語ができない事がすごく悔しくて「勉強しよう!」と決めていたのに、ここまでサボっていました。

・・・反省して明日からは英語の勉強も始めます。NHKの『英語でしゃべらナイト』から始めようと思います(笑)。
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東洋医学的鼻血ブー

2006年04月25日 19時59分24秒 | 鍼灸・東洋医学
いや~、今日のお昼の雹(ひょう)にはびっくりしました。急に暗くなったかと思ったら雷とともにバラバラバラッッッ!って降ってきて、お昼ご飯を食べながらちょっぴりビビってしまいました。
そんな昼食後、紘子先生がチョコレートを食べながら「あ~鼻血出そう」と言っていました。こういう事を平然と言ってのけると、もう立派なおばちゃんですよねヽ(´o`;

なぜチョコレートを食べ過ぎると鼻血がでるのか・・・実は西洋医学的・科学的には全く根拠のない話なのです。知ってました?東洋医学的にもチョコレートの食べすぎで鼻血が出るという根拠は見つけられません。チョコレートと鼻血の因果関係に関しては、医学の東西を問わず根拠はないのです。僕もチョコレート好きですが、食べすぎて鼻血出した事はないしなぁ。

それではどうしてこういう事を言われるようになったのか・・・。一説には「チョコレートが高級品だった時代に子どもがたくさん食べ過ぎないように言われ始めた」というものもありますが、これ本当かなぁ~σ(゜・゜*)
個人的にはこの説にものすごい違和感を感じます。だってそんなに高級品だったのなら一般人には食べ過ぎるほど買えないでしょ?
というわけで、僕は鍼灸師ですから東洋医学の病理学や病証学で推測してみましょうか。こういう無駄な事大好きなんですヽ(´▽`)/



それではまず、鼻出血を東洋医学的に考えてみましょう。

東洋医学的には肺経や陽明経というところの熱になると鼻出血を起こすと考えられいます。その根拠としては、東洋医学の古典である『霊枢』に「肺気は鼻に通ず」とあるからです。また、陽明経は鼻を通る経絡(気の流れ道)です。督脈や太陽経も少々鼻に関係していますが、この2つが関係する鼻出血はどちらかといえば特殊な部類です。
以上の事から、鼻出血は肺と陽明経に関係すると考えられるのです。
ただし面白い事に東洋医学では鼻出血は病気と考えますから、これらにプラスして身体のどこかに虚がなければ発症しません。つまり、肝虚・脾虚・腎虚の状態にこれらの熱の影響が加わると鼻出血を起こすわけです。

肝虚証による鼻出血で代表的なものは肩がこっている方の鼻血です。これは簡単に言えばのぼせている状態ですね。この場合は肩こりが取れれば鼻血も止まります。ただし、のぼせ感や肩こりがなくても肝虚の状態で肺経に熱が入れば鼻血が出ることもあります。

脾虚証による鼻出血の代表は子どもの鼻血です。脾虚で陽明経の熱になると鼻血が出るのですが、それがなくても脾虚体質の子どもはよく鼻血を出します。そもそも脾には血を統括する能力があるのですが、脾虚体質の子どもはその統括力が少し弱いからです。この場合は定期的に脾を補ってあげれば鼻血を出しにくくなってきます。
脾虚の子どもは消化器系が弱いのですが、陽明経の熱があると過食気味になり、そのため腹痛も起こしやすくなります。「うちの子はよく鼻血を出す」と思うお母さんは、消化器系を健康な状態に保つために、よく噛んで食事をゆっくりとる習慣を身につけてあげてください。
その他、同じ脾虚でも脾虚肝実証になると鼻血を出す女性がいます。

腎虚による鼻出血の代表的なものは高血圧の方です。太陽経の熱が内攻して心熱になっているという点で「特殊な鼻出血」というわけです。熱が陽明経に行けば突発的なのぼせによる鼻血になりますが、腎虚で鼻出血を起こす場合は太陽経の熱によるものが多く、どちらかといえばやはり特殊な部類に入ります。



さて、前述の3タイプで鼻血を出しやすい子どもに最も多い証は『脾虚陽明経虚熱証』です。

東洋医学の古典である『素問』の五臓生成論には「脾は甘を欲す」とありますし、『霊枢』には「穀味の甘はまず脾に走る」という記述もあります。つまり、脾は甘味によって養われるわけです。また『霊枢』の邪気蔵府病形には「脾虚はなはだしい時には甘い薬で治せ」という感じの記述(正確には忘れた^^;)もありますから、消化器系が弱ったり疲れたりして脾虚になっている時には甘いものを食べると良いのです。
一般家庭に広く普及していていつでも手軽に食べられる甘い物・・・といえばチョコレートくらいですよね。

あとは「食べ過ぎると」という条件ですが、消化器系が弱っているのに食べ過ぎるというのは胃熱(陽明経熱)が旺盛になっている状態なのです。そのため鼻血を出しやすい状態になると甘いものを大量に食べたくなります。
精神的に欲求をおさえられない子どもは、脾虚になると夢中になってチョコレートを食べ始めます。しかし食べ始めてから脾が養われるまでにはタイムラグがありますから、その途中で陽明経の熱が原因で遂に鼻血を出す・・・という現象から「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」と思い込んだのではないでしょうか。



以上、「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」という噂の原因を東洋医学的に考えてみました。
勝手な想像ですから自信は持てませんけどね、きっと噂なんてこんな感じのものです。というわけでまた明日!ヾ(*'-'*)マタネー♪
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副院長が復帰しました!

2006年04月24日 21時46分31秒 | 工藤鍼灸院の出来事
昨年の10月21日に第3子を出産した副院長(紘子先生)が、本日より産休&育休から復帰しました。これまでもたびたび鍼灸院には顔を出していましたが、白衣を着て仕事をするのは実に半年ぶりです。

仕事に出たのは午前中のみでしたが、復帰初日の今日は皆さんに温かく迎えて頂きました。紘子先生の白衣姿を初めて見たという患者さんもいて「何か違和感ありますね~」という感想や、中には「紘子先生も鍼できるんですか!?」という声も聞かれました(笑)。
紘子先生も立派に治療できますよ~。お灸の腕前は僕より上です、いやこれ本当。

休職前、紘子先生が定期的に必ずお灸を担当していた方がいたのですが、その方が言うには紘子先生のお灸は「痛いところを耳かきで引っかくような心地良さ」だそうです。・・・う~ん脱帽。僕もお灸がんばります(^^;)

本日は初日でしたから事務を中心に動いてもらいました。全ての業務を半年間ひとりでやっていたので、今日の午前中はものすごく楽でした。僕は治療だけに専念させてもらいましたが、改めて紘子先生に感謝です。徐々に臨床の感覚も思い出してくださいね。

紘子先生はもうしばらく午前中のみの業務となりますが、今後の紘子先生の活躍に乞うご期待です!
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今日も夜は家族サービス

2006年04月23日 21時58分15秒 | 工藤家の日常
東京から戻ると今度は家族サービス。ちょっとした買物に出掛け、夕食へ。

しかしさ、サイゼリヤって安いよねぇ~。家族で出掛けても2000円で済んじゃう。あたしゃ高級なもの食べに行くより庶民的なこういうお店の方が気楽でいいなぁ。・・・でもね、僕がいない時はもっとおいしいものを食べに行ってるらしいよこの家族(-_-#)
海鮮丼とかステーキとか、僕もたまにはそういうお店に連れてっておくれよ安物好きなのは認めるけどさ・・・○| ̄|_

「亭主元気で留守がいい」っていうのは80年代の話よね!?
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古典に還ろう

2006年04月23日 14時01分53秒 | 鍼灸師会・学会・勉強会
昨日は東京についての個人的な感想をナンダカンダと書きましたが、行く事自体はそれほど嫌いじゃないです。むしろ様々な最先端情報にあふれる東京という場所は、田舎の良さを再認識させてくれるという意味では僕にとって大変ありがたい空間です。
時代の最先端を知る事もまた、現代社会に生きている我々には有益なものです。



ただ、僕が東京に行く本当の目的は「古典に還る」ためです。学会や勉強会以外では行く必要がない場所であるとも言えます。

本日は明鍼会・臨床研究科のため東京へやってきましたが、僕は基本的に臨床に直結する学会や勉強会以外には出席しません。学術発表が中心の学会は、個人的には時間の無駄だと思えてならないのです。・・・あくまでも個人的な見解ですよ(^_^;

臨床にたずさわっているのだから、毎日の仕事にプラスになる何かがなければ日曜の仕事を休んでまで出掛ける意味がありません。気楽な気持ちで休んでいたら、「日曜に行きたかった」という患者さんに合わせる顔がありません。毎日、いつ行っても脈を拝見できる態勢でいなければならない、という思いは開業した頃からの自分自身への約束事でもあります。



というわけで、臨床に役立つ講演や講義を聞いたり見たりするために東京へ行くのですが、そうなると結局は古典に還らざるを得ませんから場所も必然的に限られてきます。

鍼にしてもお灸にしても、ただ単に刺して燃やしての繰り返しではないわけです。
いくら針金を刺したって葉っぱのカスを燃やしたって結局は気が動かなければ治らないのですから、気を動かすためには古典医学の病理学や生理学、病証学などをよく知る事が大切です。
そして、それ以上に大切なのは治療技術の向上・・・すなわち術を身につけるという事です。

一般的な学術大会は内容が『学』ばかりなのですが、『術』が伴わなければ効果を出せません。むしろ、ある高名な先生などは「学がなくても術があれば治せる」とまで言っています。僕もこの意見には納得する部分が非常に多く、やはり勉強に行く以上は上手な先生の手を見たいと思うのです。

昔のように有名な先生に弟子入りする、というのもひとつの手段だと思いますが、今はそういう時代でもありません。やはり自分のためになるであろう「学べる場所」を見つけ、そこで知識や技術をひたすら盗むという方法が今という世の中では最適な勉強法だと考えています。



そうしてまた来月も東京へ行くのです。その際はお休みしますが、どうか許してくださいm(__)m
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