女性飼育員を殺したゾウ、処分を免れる (ロイター) - goo ニュース
この事故、眼の検査をしようとした飼育員がゾウに踏み潰されてしまった・・・という事故なのだそうです。慣れていた飼育員だったとはいえ、ゾウは相当怖がって暴れたのでしょうか・・・。
ゾウって顔の比率から考えると眼が極端に小さいですよね。眼の大きさは肝気の強さに比例していますから、眼が小さいゾウという生物は肝虚陽虚証体質なのだと考える事が出来ます。要するに『肝っ玉が小さい』わけで、あの巨体からは想像も出来ないほど怖がりなのだと思います。
耳の大きさも特徴的ですが、これは腎がしっかりしている事を示しています。腎は精を蔵している場所なので、先天の気が旺盛なゾウは長生きする動物なのだそうです(ゾウの寿命は60年以上なのだとか)。また、腎は『恐』という感情を持っていますが、これは消極的になりやすいという意味で、静かにひそんでいる臓で陰中の陰である腎の性質を上手に表しています。このような腎の影響でゾウはのんびり、ゆったりした動きをするのです。
さて、肝虚陽虚証体質の人は陰虚になっていると調子が良いはずなので、多少イラつきながらでも物事をこなしている時には調子が良いものです。そして、それが終わるとどっと疲れが出て気持が萎えます。
普段はおとなしいあの人が何かのきっかけで突然暴れ出し、ひとしきり暴れると黙ってうつむいたまま泣き出してしまう・・・。そんな人、小学生の頃いませんでしたか?肝虚陽虚証体質者は感情の起伏が激しく、イライラとガックリを繰り返しながら生活しているわけです。
ゾウだってそれは同じで、いつもはゆっくりと動き回っていますが、突然パオ~ンッッ!!と叫んでみたり走り出したりする事があるそうです。感情の起伏が激しいという点は肝虚陽虚証体質の方と共通ですね。
という事から、やっぱりゾウは肝虚陽虚証体質なのだと思います。
こういう無駄な考察、意外と好きです。