なでしこジャパン、パリ五輪出場おめでとう!!
昨日の北朝鮮戦、皆さんはご覧になったでしょうか。スコアは2-1でしたけど、内容的にはほぼ互角。最後までどっちに転ぶかわからない好ゲームとなりましたが、最後は選手の個の力と戦術の差が勝敗を分けたと思っています。
🔹𝙏𝙃𝘼𝙉𝙆 𝙔𝙊𝙐 𝙁𝙊𝙍 𝙔𝙊𝙐𝙍 𝙎𝙐𝙋𝙋𝙊𝙍𝙏🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) February 29, 2024
国立競技場に駆けつけてくれた皆さん。
TVや配信などを通して応援してくれた皆さん。
サッカーファミリーで手に入れたパリオリンピックへの切符です。
本当にありがとうございました!
7月末開幕のオリンピック本大会に向けて、… pic.twitter.com/9NlS7tMsrF
サウジアラビアで開催された第1戦で、北朝鮮は持っているものすべてを出し切ってしまいました。それに対し日本は上野選手や北川選手を「隠す」ことに成功。ケガ人続出の左サイドを逆に利用し、第1戦では手の内を隠してホームの第2戦に勝負を懸けました。
第1戦では古賀選手が左サイドバックに初挑戦でしたが、この大事な局面においてぶっつけ本番で大役を果たした古賀選手はすごいですし、第2戦では北川選手が左ウイングバックに起用され、その期待に応えて躍動しました。何よりも選手の意見を尊重し、柔軟に対応できた池田監督の指導力も素晴らしかったです。
全員がしっかり仕事を果たした結果ですけど、個人的なMVPはGK山下選手。2戦とも安定した守備でチームを支えてくれましたし、何より第2戦の前半終了間際のビッグセーブ!あれが勝利を手繰り寄せました。
「山下の1ミリ」とか言われていますが(笑)、ボール3分の1くらいは残っていましたから明らかなノーゴールです。でも主審の位置からは確認が難しく、副審からはGKと重なって見えづらいジャッジだったため、ちょっぴりヒヤッとしました。しっかり見ていてくれて本当に良かったです。
まぁでもね、あのジャッジに北朝鮮が文句を言いたくなる気持ちはわかります。このレベルの大会でVARがないのは今後改善していただきたいところです。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 28, 2024
山下杏也加
ライン上のスーパーセーブ🤯
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ミリ単位、まさに瀬戸際
守護神が絶体絶命のピンチを救った😭
⚽AFC女子サッカー パリ五輪最終予選
🆚日本×北朝鮮
📺#DAZN ライブ配信中 pic.twitter.com/VUAivxLVvR
第1戦では谷川選手が故意に背中を蹴られるラフプレーもありましたが(審判は見逃していました)、第2戦の北朝鮮は思いのほかクリーンにプレーして来ました。フィジカルが強く、技術もしっかりしていて、戦術的にも世界の最先端に遅れは取っていませんでした。ただ如何せん、北朝鮮は国際舞台での経験不足があらゆるところで露呈していました。これはもう国策に翻弄された彼女たちがただただ気の毒です。
それでも北朝鮮は慣れないアウェーでも素晴らしいサッカーをしていましたし、リ・ユイル監督もフェアプレーを徹底させる指導で選手たちをサッカー選手として大成させている優秀な指導者でした。政治的に難しい立場の両国ですが、女子サッカーにおいては好敵手。今後も良きライバル関係を築き、お互い切磋琢磨し、東アジアの女子サッカーを牽引できる存在でありたいと思わせる、そんな大会となりました。
そして、最終予選のもう一試合、オーストラリアとウズベキスタンの一戦は、2試合合計13-0(第1戦は3‐0)でオーストラリアが爆勝しております。
🏆パリ #オリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選
— #アジアカップ2023 公式 (@afcasiancup_jp) February 28, 2024
✨第2戦
FT:🇦🇺#オーストラリア 10-0 #ウズベキスタン🇺🇿
(2戦合計 13-0)
🇦🇺#オーストラリア、パリオリンピック2024出場権獲得!
🗓️2024年2月28日 pic.twitter.com/JTuJTyThpU
なでしこジャパンのオーストラリア回避策は大成功だったと言えますね(;^^)
ただ、パリ五輪ではこういう相手にも勝たなければなりません。それまで個々がしっかりレベルアップして、再び代表で世界一を目指さらチームになってほしいです。
さて!今週末からWEリーグが再開しますよ!