工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

はまってます

2006年08月31日 17時56分36秒 | その他
栃木テレビでも放送されている『水曜どうでしょう』。
この番組、僕も大好きで毎週観ているのですが、実はきちんと観始めたのは今放送中の「ヨーロッパ21カ国完全制覇」からです。それまでは時々観る程度だったのですが、今ではすっかりはまっています。いや、実に面白い(笑)。
それに、スタッフや出演者の話す方言が僕の心をくすぐります。大泉さんの話し方がこれまた「北海道のあんちゃん」っていう感じですごく故郷の北海道が懐かしくなります。

それでですね、僕の姉がDVD全シリーズを持っているというので、全部借りて観てしまいました。続けて観ると、初期の頃からの流れがよくわかってこれまた面白い。
ですが、DVD第7弾の最新作である「ヨーロッパ21カ国完全制覇」だけは観るのを迷っています。やっぱり栃木テレビの放送を待とうかしら・・・何て思っちゃってね。
それがね、先週の放送をついうっかり見逃してしまいました。こうなったらもうDVD観てやろうと決心しました。
ですから今夜、観ます。

そうそう。

8月22日から、また「どうでしょう班」は旅に出ているそうです。今回のたびはどこへ行っているのやら・・・。
そういえば「ジャングル・リベンジ」の時、大泉さんは「闘牛とか牛追い祭りをやりたい」っていうような事を言ってました。もしかしたら今回の旅はスペインかも・・・何て思っていたら、こんな記事がありましたよ。

人も町も真っ赤っか、スペイン (ロイター) - goo ニュース

スペイン名物『トマト祭り』が行われたそうです。
これ、ただひたすらトマトをぶつけ合うという変なお祭りなのですが、開催日は毎年8月の最終『水曜日』。
もしかしたらこれに参加しているのかも・・・何て想像しちゃいました。

でも、大泉さんの言っていたのはあくまでも「牛追い祭り」。
有名なパンプローナの牛追い祭りは毎年7月だし、この時期じゃないもんな・・・と思ってちょっと調べてみたら、何とマドリッドでも牛追い祭りをやっていて、しかも開催時期が8月24日~31日の1週間!!

本当に牛追い祭りに行ってるんじゃない?
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惨劇、再び

2006年08月30日 18時38分09秒 | 工藤家の日常
夕方、保育園から帰ってきた次男を妻が小児科へ連れて行きました。
1週間前からおむつかぶれがひどく、薬を塗り続けた経過を診てもらいに行ったわけです。
暑いうえに紙おむつで蒸れるんだから、ある程度かぶれるのはしょうがない。

1時間後。

帰宅した妻がなぜか号泣している・・・。
しかもかなり豪快に、わんわんうなって泣いているわけです。

おい、どうした紘子さん!?
おしり見せに行って帰ってきただけだろう?
どこに泣く要素があるんだ!?
それとも何か?重病にでもなったのかっ!?

いつもは冷静沈着な妻が嗚咽を上げて号泣しているのですから、ただ事ではありません。

「あのね、うぅぅぅっ、うぇ、うぇ、ひっく、ひっく」

まあ落ち着け。ほらご覧よ、ちびが不安そうな顔して見てるじゃないか。
一体どうした!?

「うぇ、ううぇ、あのね、友禅(ちびの名)のね、友禅の・・・」

おお、どうした、友禅の何だ!?



「友禅のね、おち、おちんちんをね、お、おそ、お掃除するんだってぇうぇうっうぅっうぇぇ」



・・・は?



今、何と?



「おちんちんをね、お掃除するんだってぇぇぅぅぅぅううぇぇううっうっうぇぇ」



あなた、おちんちんで泣いてんのか!?



そう、彼は『亀頭包皮炎』になったらしい。
それで、亀頭をお掃除するためにおちんちんの皮を手で剥き、きれいにするという処置を来週やってくるというのです。

まあ、妻が泣くにも理由があります。

あれはちょうど1年前。
我が家の長男が「おしっこする時に何だか痛い」と訴え、小児科で診てもらうと『亀頭包皮炎』という診断。
その処置のために皮を剥いて掃除してもらったのですが、これが七転八倒するほどの痛みをともなうようです。完全に包茎の状態から強制的に皮を剥いてゴシゴシ洗うのですから、そりゃ無理もありません。
長男は処置の前に痛み止めを飲んでたってほぼ無意味だったようで、毎回毎回、幾度となく泣き叫びながら処置を受けていました。
おまけにですね。処置後の排尿も相当痛いようで、長男は排尿の恐怖からおしっこを15時間も我慢してしまい、青い顔して救急病院へ搬送されるという大失態まで晒してしまいました。
そこまでしても排尿できないほどの恐怖をともなう激痛らしいです。
その苦しみ悶える様子を当然ながら一部始終見守っていましたし、激痛に泣き叫ぶ我が子をベッドに押さえつけたり排尿できずに顔が青くなっていく息子を見ているのは非常に辛いものでした。

それが今度は次男ですよ。
昨年のあの騒動の記憶が一気によみがえったのでありましょう、妻が「かわいそうで見ていられない」と号泣するのもうなづけます。

しかし。
しかしですよ。
今回はまだものも言えない赤ん坊。
もの言える自我の芽生えた6才坊主とは違ってそこまでギャーギャー騒いだりはしないでしょう。

そう言うと、「あんたって人は全然頼りにならない」だの「どれだけ痛いかわかってるでしょあんたは全く」だの散々僕に悪態をつきやがり、「鍼で何とかしてあげてよぉぉぉひっく、うぅぅうぅぇぇえぇうぇ」ってやっぱり最後は嗚咽とともに号泣。

わかってるって、痛いのはわかるよ。
でもさ、ここで泣いたってしょうがないじゃない。
鍼じゃどうにもならないって、垢がたまって痛いんだからそれを掃除するしか方法はないでしょ?
かわいそうだけど、これが現実だもの。

そうつぶやくと、再び妻、号泣。

もうね、息子どうこうより、おちんちんで号泣する妻の方が痛々しくって見てられない(笑)。
逆にさ、その「おちんちんの痛みを心配する母」の姿がおかしくなってきちゃってね(爆)。
ついに耐え切れなくなり、僕の脳内には呼んでもいない<笑いの神>が降臨。
「・・・ぶっ・・・ぶっはぁっっっ ;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )!」って噴き出してしまいました。

刹那、妻は叫びましたね。



「何でよこのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



工藤雅仁。
妻に力いっぱい殴られた2006年夏を忘れない。

来週は次男のおちんちん掃除。
コメント (3)
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すごいのかなぁ・・・

2006年08月29日 22時09分27秒 | 気になるニュース
地下鉄消えるはずだった!50年前の未来像、6割外れ (読売新聞) - goo ニュース

1960年の予測だそうですが、21世紀初頭の技術135項目のうち実現したのはほぼ4割だっそうです。これ、すごいのかどうかよくわかりません・・・。
環境問題や科学技術などの未来予想は、手塚治虫の漫画の方が鋭いところを突いているように思います(^^;)

・・・いや、個人的にですよ。

実現しなかった項目のうち、『主婦がテープレコーダーに吹き込むとその家事をこなす電子お手伝いさん』っていうのはちょっと突拍子もない予測だと思います(笑)。これ、当時は本気で考えていたんだろうなぁって想像すると、かなり面白いですよね。
でも近い将来、これも実現する日が来るのでしょうか!?だとすると、本当に驚きですよね。

それにしてもこの記事内で一番驚いたのは、中曽根さんが1960年当時既に政治家で、しかも相当偉いポストに就いていたっていう事ですね(笑)。
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お腹でこんにちは

2006年08月28日 19時54分32秒 | 工藤鍼灸院の出来事
お昼過ぎ、急患さんがおひとりご来院されました。

急患さんっていってもただ単に『ご予約なし』の方なんですけどね、事前の準備ができていないという点で便宜上『急患』という区分をしています。

「私のところへは初めてですか?」と伺うと、「昔来た事があります」というお答えが。
・・・いつもながら自分の物覚えの悪さを恥ずかしく思います。最近は「おじいちゃん」と呼ばれる事も多くなりましたし、急速に老化が進んでいるようです。

で、カルテを探して見てみると、5年前に一度だけご来院された記録が。そりゃお顔を忘れても仕方ないかなぁ(と言い訳)。
何て思いながら問診を済ませ、お腹を診てはっとしました。

「・・・あっ!あの時の患者さんかぁ!!」

お顔を見てもカルテを見ても思い出せなかったのに、お腹で鮮明に思い出しました(笑)。
こういう事、たま~にあります。お腹じゃなくて脈で思い出す事も・・・。

こんな不思議な体験をすると真っ先に妻に言いたくなるのですが、きっと「最初から顔を忘れなきゃいい話だ」とか言われるだけなんだろうなぁ。
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今年最後かな・・・

2006年08月27日 20時40分53秒 | 工藤家の日常
今週で夏休みも終わり。ゆっくり遊んであげられるのも今日だけなので、午前中に仕事を終えると子ども達とプールに出掛け、夜は花火に興じました。

もしかしたら今年最後の花火かも知れません。ゆっくりと闇に咲く花達を堪能・・・と思ったら、蚊がすごいの何のって(^^;)
全身刺されまくりの花火大会となりました(;´д⊂)
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何の虫?

2006年08月26日 21時47分01秒 | 工藤家の日常
先日、患者さんからバッタのような虫をもらった息子。得意の図鑑と虫眼鏡を引っ張り出して来て、正しい名前を調べはじめました。

その結果、どうやらツユムシの仲間らしいという事が判明。
楽しそうに図鑑をめくる姿を見ていると、僕も幸せな気持ちになります。

将来は昆虫博士かな(^^)
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伊藤家、恐るべし

2006年08月26日 19時23分50秒 | 工藤家の日常
何に使うのか知らないのですが、妻がにんにくの皮剥きをしていました。あまりにも見事に剥けるので、思わず動画を撮影してしまいました(^^;)

まず、にんにくのおしりを5mmほど切り落とし、次に一片5秒くらい電子レンジでチンします。
取り出したらとがった方を軽くつまめば、あら不思議!薄皮もきれいにツルッととれちゃいます!芯も簡単にとれますし、これはすごい( ̄□ ̄)!

『伊藤家の食卓』っていうテレビ番組でやってたんだって、すごい裏技だなぁ。
ちなみに僕は仕事があるので、その番組は見た事ありません。今度録画して見てみるかな・・・。

で、今日の夕食は何なのよ?(´・ω・`)?
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惑星のお勉強

2006年08月25日 23時36分42秒 | 工藤家の日常
先日、太陽系の惑星が増えるかもしれないっていう話題に陰陽五行説をからめてお話をしました。あの回は閲覧IP数が驚くほど多かったので、この惑星の話題に関心のある方はかなり多いんだなぁって実感しました。

それが、昨日になって急展開。増えるのではなく、逆に減る事で議論は終結しました。
大きく報道されたので皆さんご存知かと思いますが、惑星からはずれたのは惑星の概念に該当しない項目のあった冥王星で、今後は太陽系は8惑星(水金地火木土天海)になります。

息子もこの出来事には関心が高い様子で、夕食後にふたりで図鑑を開いて宇宙のお勉強をする事になりました。
実はこの図鑑、僕が息子と同い年の頃に使っていた年代物です。まさか親子二代で使う日が来るなんて・・・感慨もひとしおです(´ー`)

僕は『人体』っていう図鑑が好きで、暇さえあれば眺めていました。
それを考えると、僕が今の仕事に就いたのも必然的だったのかも知れません。

息子は『昆虫』の図鑑がお気に入りの様子。という事は・・・。
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『死』の選択肢

2006年08月25日 19時49分55秒 | 気になるニュース
故吉村昭さん、自ら死選ぶ 自宅でがん闘病…点滴外す (朝日新聞) - goo ニュース

7月31日に膵臓癌で亡くなった作家・吉村昭さん。数年前、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した『うなぎ』の原作者としても知られています。
昨日、故人のお別れ会があったそうですが、その席で吉村さんの死が自らの意思による延命措置の拒否によるものだったという衝撃の事実が明かされました。

記事によると、『死の前日、突然点滴の管の連結部を自分で外し、さらにカテーテルの挿入部をむしり取った』のだそうです。かなり衝撃的な内容ですが、僕が感心したのは、ご家族がこの強引な死の選択を「本人の意思」と尊重して最期まで看取ってあげたという点です。
具体的には『遺言状にも、延命治療は望まないと書かれていたため、家族も本人の意思を尊重し、その数時間後に息を引き取った』という事ですが、尊厳死とも自殺とも違う斬新な死の迎え方ですよね・・・。

積極的か消極的かを問わず、『死』に対する選択肢は今後ますます増える事と思います。どれを選ぶとしても、ご本人やご家族が最も納得できるかたちの『死』を迎えられれば、それだけでその人の人生は幸せなんじゃないかと考えます。
吉村さんのご家族にしてみれば大変辛い状況であったに違いありませんが、「本人の意思を尊重してあげたい」という思いで最期を看取れたという点では、家族全員にとって非常に幸せな最期だったのかも知れない・・・そう感じて、その見事な『死』の選択をとてもうらやましく思いました。

遺作となった短編小説『死顔(しにがお)』では、自らの死期を知った幕末の医師佐藤泰然が高額の医薬品を拒み、食べ物もとらずに亡くなった姿が描かれているそうです。吉村さんの死に向かう心境が読み取れるかも知れない作品です。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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原因は何?

2006年08月24日 19時56分44秒 | 工藤鍼灸院の出来事
通常、患者さんには何らかの主訴があります。それは「痛い」とか「しびれる」とか、「何となく調子が悪い」という症状なのですが、症状ではなく病名で苦痛を訴える患者さんも少なくありません。
例えば『坐骨神経痛』という訴えだったとすれば、通常は「腰下肢の痛みやしびれ」という症状ではないかと考えます。しかしよく問診してみると、実際の症状は『腰痛のみ』だったり『足のだるさ』だったり、なぜか『背中の痛み』だったケースもありました。

このように、患者さんの訴えが必ずしも正しい情報ではないっていう事は多々あります。



今日は久しぶりにご来院頂いた方がいらっしゃいました。以前は腰痛で通院されていましたが、今はすっかり治って、予防のために定期的にご来院頂いています。
今日も腰は良好との事。ですが、ここ数日『あせも』がひどいと言います。見ると、お腹から胸にかけて一面湿疹だらけ。「かゆみはそれほどでもない」との事ですが、相当ひどい状態です。

脈を診ると浮・実・やや数で、脈証は脾虚胃虚熱証。
『あせも』だというので肺虚の脈かと思っていたのですが、実際の脈は脾虚証。・・・これ、本当に『あせも』なのかなぁ。
「○○さん、他に湿疹が出ているところはないですか?」と尋ねると、お腹と胸以外はわき腹と肘の内側に少しだけ出ている程度だとか。診ると、確かに背中や首周りはツルツル。

あ、やっぱりこれ『あせも』じゃない。
『蕁麻疹』だ。

ここ2~3日で急に出だしたという事で、その前に何か特別な事はなかったのか尋ねると、「そういえば、カニ・エビアレルギーなんだけど、1週間前に川でサワガニを焼いて食べた」のだそうです。
・・・1週間前かぁ。胃熱があるので食物アレルギーの可能性を考えていましたが、それなら食べた直後から症状が出るはずです。う~ん、カニとの関係性は薄そうだなぁ。
結局、湿疹の原因はわからないままでしたが、何かのアレルギー反応ではないかと考えました。そして、このままずっと考えていてもしょうがないので「何か思い出したら教えて下さい」と伝え、とにかく脈に沿って脾虚胃虚熱証として治療を開始する事に。

それからしばらく経過し、治療も終盤になった頃。

突然、患者さんが「そういえば、最近暑かったから『SEA BREEZE』を体に塗りました」って。「『SEA BREEZE』って、あの塗るとスースーするやつですか?」って聞くと、「そうです、普段は使わないんですけどね、家族が持ってたんで借りました」だって!
そうか、冷静に診れば、確かに体幹部の手の届く範囲にしか湿疹はない。
原因はきっと『薬品かぶれ』だ!
・・・それで脾虚だったんだぁ。やっと症状と脈がつながったよ♪



今日のこの症例の場合、もし患者さんの『あせも』だという訴えを信じて肺虚証で治療していたら、きっと治らなかっただろうと思います。
患者さんの訴えは必ずしも正しくない場合もありますし、誤治を予防するためには脈診から東洋医学的な病理状態を推測する事が大切なのだ、という事を再確認させられる出来事でした。

鍼灸の場合、やっぱり最後に頼るべきものは『患者さんの脈』になるんだよ・・・っていうお話でした。
ちゃんちゃん。
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