工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

8月の休診予定日

2007年07月31日 20時55分17秒 | 休診のお知らせ
8月6日(月)~8日(水)は勉強会のため休診致します。
13日(月)~15日(水)はお盆休みです。

今月は休診日が多くなりますが、皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します。
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母の治療

2007年07月31日 18時37分33秒 | 工藤家の日常
本日、母が退院して参りました。
・・・とは言っても病院での治療は全てやり尽くした結果、これ以上の回復はないという医師の見解があっての退院ですから、相変わらずしびれはひどいままでございます。しかしながら運動障害がないですから、自力歩行は可能でございます(危なっかしいですが)。脊髄梗塞の患者としては軽い症状で済んでいるわけですし、それだけでもありがたいと思わなければ・・・。
ここからは鍼での治療に切り替えまして、何とかしびれを少しでも和らげる事ができればと、そのように思っております。
やっぱりね、自分の母親ですから。少しでも楽になって欲しいと思っておりますよ、うん。

というわけで、本日お昼過ぎに第1回目の治療。

脈象は沈・虚・遅、全体的に弱で腎虚証。この場合の沈脈は冷えているというよりも病が深襲している事を示していると考えるのが自然でしょうか。
その他、以下の所見がございます。
・ 少々痴呆気味(同じ話を何度も聞かされたり、時折意味不明なひとり言を話すなど)。
・ 脊髄梗塞の症状としては、運動障害はなく下半身の感覚障害のみ。歩行は可能だが、入院中にずいぶん痩せてしまったので筋肉が衰え、ゆっくり歩いてバランスを取るのが精一杯の状態。
・ 顔が高潮しているのに下半身を中心に寒がる。
・ 膀胱直腸障害はない。
・ 発音が不明瞭。
・ 食欲はあまりない。
腹証でも臍下に力がなく、鳩尾のあたりに抵抗がございます。これもやはり腎虚証の腹証でございます。
脈象が東洋医学的な病理や病証と合いませんが、これはおそらく西洋薬を服用しているためだと推測されます。総合的に判断し、腎虚陰虚証と考えて治療を開始致しました。

治療後はやや足の運びが軽くなったと申しておりましたが、コツコツと地道な治療を続ける事が回復への近道であります。あせらずに、とにかく長期的な計画で治療を進めましょう(^^)/

・・・というお話をしたのですが、「今度の日曜日、一回釧路に帰るね」だって(゜A゜ )
身辺整理をしてすぐに栃木に戻ってくると言うのですが、今はまだ治療に専念して欲しいなぁ。
言い出したら聞かない性格なので、本当に一回帰るんでしょうけれど(-_- )
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鍼灸師らしいお話(笑)

2007年07月30日 21時45分47秒 | 鍼灸・東洋医学
今ね、とちきテレビで『ディズニー・オン・アイス』の特番をやってたんですよ。半分くらいしか見られませんでしたが、昔からこの手のアイスショーは一度観てみたいと思っておりましたし、ディズニー映画の大ファンでもありますから、何とか都合が付けばさいたまスーパーアリーナまで観に行きたいなぁって。そんな事を考えておりました。

どうもこんばんは。メルヘンチック院長でございます。
さてさて、先程はサッカーの話題で熱くなりましたので(笑)、今度こそ土用の丑の日に関するお話。

土用というのは万物を五行(木・火・土・金・水)に配当する五行説に由来する季節でございます。
春は肝が働く季節で木に属し、夏は心が働く季節で火に属し、秋は肺が働く季節で金に属し、冬は腎が働く季節で水に属します。ところがこれでは土が余ってしまいます。そこで各季節の終わりに脾がよく働く季節を配当し、そこに土を当てはめたというわけです。そんな理由から土用は各季節の終わり(立春、立夏、立秋、立冬の前)に約18日間必ず存在するのですが、特に土の気がよく働く夏の土用が長夏という季節であるとされているのでございます。
ですから、古典的な季節は四季ではなく、春夏長夏秋冬の五季なんですよ(^^)
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アジアカップ2007総括~日本代表メッタ切り~

2007年07月30日 20時26分22秒 | サッカー馬鹿
本日は土用の丑の日でございます。
ここで普通の鍼灸師ならうなぎの話題など織り交ぜながら「土用について・・・」とか「長夏について・・・」というお話を始めるところですが、今日はサッカーの話題(笑)。

さて、アジアカップ2007はイラクの初優勝で幕を閉じました。イラクの人々にとって非常に明るい話題ですが、イラクの実力は2004年のアテネオリンピック男子サッカー4位、昨年のアジア大会準優勝でも知られていましたし、ようやく実力を発揮できるチームに成熟してきたという印象です。
国内は政治的に不安定なまま混乱が続いた状態で、国内リーグも3地域に分かれて進行しているという現状があります。つい最近も選手の親族やサッカー協会関係者がテロによって亡くなっていたり、お世辞にもサッカーに集中できる環境ではない国内情勢の中、選手達は本当によくがんばったものだと思います。
ドーハの悲劇を語る上でも外せないのがイラクというチームですが、実は以前から個々の技術がしっかりした国ではありました。ところがサッカー協会を仕切っていたのはフセイン元大統領の長男であるウダイ氏で、国際試合の結果如何によっては選手に拷問を加えたり強制労働を命じたりと、権力を武器にやりたい放題の有様でした。日本がワールドカップへの出場権を賭けて戦ったドーハでの試合、後半ロスタイムに奇跡的に同点に追いついたイラクですが、あの試合に負けていれば『鞭打ちの刑』が待っていたという報道もあったくらいです(若い人は知らないだろうなぁ)。選手は常に国威発揚のための駒として扱われ、恐怖に怯えながらプレーを続けなければならない環境にいたわけです。
しかし今は違います。満足な練習時間はありませんが、堂々と国の誇りを持って戦い、そして彼らはアジアの頂点にまで登りつめました。アジアカップ本戦参加16か国中1敗もしなかったのは優勝したイラクだけでしたし、オーストラリアに90分で勝利したチームもイラクだけでした。本当に強かった!おめでとうイラク!!

一方の日本。先日の韓国戦後はお酒が入っていた事もあってかなりヒートアップしましたが(^^;)、体力的に厳しい環境だった事を差し引いても、ボールを持つと極端にスピードが遅くなってシュート意識が低くなる選手達にはがっかりしました。
その選手達を選んだ監督や、大会直前まで国内リーグの日程を押し込んだサッカー協会にも責任があると感じました。私、オーストラリアに勝てば負けてもいいと公言しておりましたが、それにしたって負け方がひどい。サウジ戦では点差以上に完敗でしたし、韓国戦に至っては内容も最悪。とても将来的に希望を見出せる大会ではありませんでした。
オシム監督は「日本のサッカーを日本化する」という目的意識を強く持って今日まで強化を進めて来たはずです。その方針は間違っていないと思いますが、皮肉にも違った意味で「日本的なサッカー」が完成してしまったのかも知れません。
個人的にはオシム監督の指導力は今の日本に必要なものだと感じていますし、その目指すべきサッカーをするには欠かせないと感じた選手も確かにいました。しかし、今後大幅な選手の入れ替えや今大会中の采配についての解説がない限り、残念ですが僕はオシム監督の更迭も考える必要があると思います。とても大事な試合での人選や采配には見えなかったですし、負けるべくして負けた大会だったという印象が強く残りました。ワールドカップ予選が非常に心配・・・。
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昨日はありがとう

2007年07月29日 21時59分58秒 | 鍼灸・東洋医学
昨日一時退院していた母が、またまた病院へ戻って行きました。
ずーっと動いていないからか病院では食欲もあまりないらしく、ごはんも半分残しているらしいのですが、花火を観ながら患者さんに差し入れて頂いた串焼きや漬物を「おいしくて止まらない!」って言いつつたくさん食べていました。どれもおいしいものばかりでしたし、母は病院食続きでしたからね。よほどうれしかったのかなぁ。みなさんのおかげです、本当にありがとうございますm(_ _)m
あと数日で退院ですから、もう少しだけ我慢してくださいね。

母を病院へ送ってから選挙へ出向き、その後子ども達を連れて31アイスクリームのシェイクを飲んで参りました。やっぱり某ハンバーガーショップのシェイクとは違うなぁ(^^ゞ

よし、おいしいものも食べたし、また明日から一週間がんばりましょう\(^O^)/
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最悪

2007年07月29日 00時27分13秒 | 鍼灸・東洋医学
アジアカップvs韓国戦。PK戦での敗戦・・・。
最低最悪の120分。しかも負け。呆れるわもう。
オシム監督のチームづくりの方針は間違いではないと感じていますが、采配には大きな疑問も残ります。試合後のインタビューも全て言い訳に聞こえます。責任取って辞任して欲しい。今のままでは確実にワールドカップ予選で負けるでしょ。

あー腹立つ。選手にも監督にも、協会にも腹立つ。
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花火大会!

2007年07月28日 21時25分43秒 | 鍼灸・東洋医学
真岡の花火大会が盛大に開催されました。
で、登院の宴会も盛大に開催されました(笑)。

うちの子ども達はケンカばっかりしてましたが(うるさくてすみません)、患者さん達とお酒を飲みながら楽しく花火観戦できました!いやぁ、楽しかった(^-^)
多くの患者さん方にご挨拶に来て頂きました。わざわざ来て頂いて、本当にありがとうございます。

私も程よく酔っ払っておりますが、これからサッカー観ますよ\(^O^)/
花火から気持ちを切り替えます!
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悲惨な状態

2007年07月27日 21時33分35秒 | 鍼灸・東洋医学
左足首周囲だけでこの有様でございます。
最悪で~す。
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お悩み相談

2007年07月27日 19時42分59秒 | その他
本日はいつもご覧頂いている皆様にご相談がございます。

私、ここ数週間、毎晩蚊に刺され続けておりましてね。昨晩だけでも脅威の12ヶ所。これが毎晩続いておりまして、すでに私の体はボコボコでございます。
今、左足の被害ヶ所を数えてみましたらね、55ヶ所もございました(゜A゜;) 55ですよ55。左足だけで。あたしゃホームラン王ではございません。全身だと数え切れないほどの被害ヶ所となっております。
アースノーマット3個も置いてるのに刺されまくり。薮蚊駆除剤を撒いても効果なし。ポケムヒが1週間で空になる勢い。

こんな私は一体どうすれば良いでしょうか?
どなたか、効果的な防虫対策をお授け下さいませm(_ _)m
本気で悩んでます。頼むから誰か助けて、お願い。



・・・あ、明日夜7時20分から真岡の花火大会がございます。当院の受付けは午後5時にて終了致し、その後の適当な時間から大宴会開催予定でございます。酒の飲めない院長の酔っ払う姿もご覧になれます。これは大変貴重です、乞うご期待。
そしてスペシャルゲストもご用意!!何と院長の母親が獨協医大病院から脱走して参ります(笑)。これまた大変貴重な2ショットでございます!!滅多にご覧頂けません!!

皆様、どうぞお立ち寄りくださいませ。お待ちしております(^^)/
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宿坊体験してみたい!

2007年07月26日 20時16分46秒 | 鍼灸・東洋医学
どうもこんばんは。昨日の瀕死の状態から復活を遂げました院長でございます(^^;)
サッカー観て生き返りました(笑)。

本日は月に一度の新聞購読料の集金日でございました。当院では朝日新聞を購読しております。本当は地元の新聞である下野新聞を取りたいのですが、どこのご家庭でも下野新聞ですからね。せめてご来院の際に目にする新聞くらいは全国紙がいいかなぁって。ま、それだけの理由です。朝日にしてる事に関しては特に深い意味はありませんけれど。
でね、月に1回の集金の際に『暮らしの風』っていう朝日新聞の読み物を頂くのですが、8月号の特集は「夏休み、宿坊に泊まろう」というもの。宿坊ってのはお寺とか神社に泊まって坐禅や写経などを体験する、いわゆる体験型研修でございますね。
そのなかの1コーナーに、実際に宿坊を体験してみてその流れをマンガでわかりやすく説明してくれているところあるのですが、その中の坐禅の描写におもしろいものを発見致しました。

坐禅の際には背筋を伸ばして坐蒲(ざふ・座布団の事)に浅く腰掛け足を組み(結跏趺坐・けっかふざと言います)、臍の下に手で輪を作ります。この輪は法界定印(ほっかいじょういん)と言うのですが、その解説には「右手の上に左手をのせて」とございます。
これ、実は陰陽論による手の上下に関する決まり事なんですね。
陰陽論では万物のあらゆるものは陰と陽に二分されると考えます。「月が陰なら太陽は陽」「女が陰なら男は陽」とこんな感じで定められているのですが、上下や左右にも陰陽というものがございまして、それによりますと「上が陽で下は陰」「左が陽で右が陰」となっております。
ですからね、法界定印の際には陰である右手が陰である下となり、陽である左手が陽である上となるのでございます。
どっちでもいいじゃねーかと言うなかれ。これは陰陽論に沿ったお作法なのであります。

さておき。

昔の中国人というと袖に手を突っ込んで深々とお辞儀・・・っていうイメージないですか?うしろで銅鑼がグワ~ンって鳴ってたりして(笑)。
空気の乾燥が激しい中国大陸では肌を守るために袖や裾が長くて極力肌の露出を抑える衣服を着用していたそうで、そういう理由もあって我々が治療に用いる重要な経穴が全て肘から下と膝から下に集中しているのでありますが、あの袖に突っ込んだ腕が袖の中でどうなっているのか気になりませんか?
実はこれも法界定印と同じ理由で右腕が下、左腕が上なのです。
我々鍼灸師が診察の際に行う脈診、実はこの袖の中の腕の位置関係から発展して成り立っているのですが、これを説明しようとすると非常にややこしいので割愛します(^^;)

閑話休題。

坐禅体験の記事では触れられておりませんでしたが、坐禅の際には舌の位置というものも決まっております。
舌は上の歯の内側の付け根にくっつけるのですが、これによって正中線上にあるふたつの経絡(体の前面を通る任脈と体の後面を通る督脈)をつなげられるのであります。で、つなげておいて気をぐるぐる回すのだそうな(気を練る、とも申しますね)。
要するにこの場合、舌は気を回すためのスイッチなんですねぇ。おもしろいなぁ。
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