気になってたのよ

便秘の治療で定期的に来てくれる小学生の女の子がおりましてね。小学生にもなりますと、大人と同じようにベッドで横になって治療を受けてくれます。大人と比べて治療時間は短くしていますが、鍼をして、状態によってはお灸も致します。やってる事は大人の治療とほとんど同じでございますよ。
その子とは、治療しながらいつも他愛のないお話をしております。学校の事を聞いたり、お勉強の事を聞いたり。最近流行ってるＤＳのソフトを聞いたりね。流行ってる事ってのがね、やっぱり男の子とは違うんですよ。

今日はこの子にお願いして、国語の教科書を持ってきてもらいました。実は、国語の教科書に昨年まで栃木ＳＣに所属していた山下選手の写真が掲載されているという情報がございましてね（横山選手のブログ参照）。おそらく上野選手のお子さんに見せてもらったのでしょうけれど、内容がずーっと気になっていたので、その女の子にお願いして持って来てもらったんです。

教科書を見ましたらね、「アップとルーズでつたえる」というテレビのカメラワークに関するお話の中に山下選手の写真が使われておりました。山下選手の他にも元浦和の福田選手のアップや浦和のサポーターなどの写真がございましたよ。アップで撮るとこういう事が伝わるとか、ルーズで撮るとこういう効果があるとか、そんな内容でございました。サッカーの臨場感はこんな風にして伝えているんだよ～的なもので、山下選手のエピソードとか、そういうのは一切なし。ちょっぴり期待はずれ（＾＾；）

でも、内容がわかってスッキリしたわ。
わざわざ教科書持って来てくれてありがとうね（＾＾＊）

泥の舟

前期とは違い、昨日の鳥取は5バックという超守備的な布陣でした。負ければ後がない鳥取はきっと慎重に、序盤は守備的に出てくると予測はしていましたが、きっとどこかでリスクを犯して勝ちに来るはず。そこを狙い撃ちで鳥取を倒すというプランを思い描いておりました。ところが鳥取は先制されてもあわてずに、終始「堅守速攻」という負けない事だけにこだわった堅実なサッカーを展開。これには少々面食らいました。

元日本代表ＤＦでＷ杯フランス大会にも出場した小村選手を中心に、そんな超守備的な布陣で乗り込んできた鳥取。「勝つ事」よりも「負けない事」を前面に押し出した相手を崩すのは容易ではありませんでした。
前半35分、コーナーキックのこぼれ球を松田選手がボレーであわせて栃木が先制。久々の先発出場で松田選手が結果を残し、一気に波に乗れるかと思われましたが、鳥取のＤＦが体制を崩す事はなく、右の岡田選手と左の斉藤選手が駆け上がるスペースはほとんどありませんでした。中央では小村選手がどっしりと構えてクロスを跳ね返され、強引な突破も許されないもどかしい展開に。サイドも中央もガチガチに固められた栃木はトップにボールが入らず遠目からミドルシュートを試みるも、それは鳥取の作戦通りの展開だったのだと思います。

栃木の攻撃が跳ね返され続けているうちに、攻め続けているはずの栃木には焦りの色が見え始めました。その焦りは次第に苛立ちへと変わり、小さなファウルが増えるばかり。鳥取の術中に見事にはまってしまいました。
後半が始まってもその展開には変化がなく、そして迎えた後半開始早々、ファウルで得たＦＫからの早いリスタートでほぼフリーの右サイドへパスが渡り、中央へのクロスを鳥取の田村選手に頭で合わされて被弾。その後は鳥取の堅守になす術もなく試合終了。ほんの一瞬の気の緩みで追いつかれたわけですが、そこに至る過程は鳥取のプラン通りだったに違いありません。

ただ、上り調子で今最も勢いのある鳥取相手にドロー。この結果は失速傾向にあった近頃のチーム状況を考えれば「よくやった」と言えるのかも知れません。ですが、リーグ戦は3ヶ月以上勝ち星なしが続いていますし、Ｊ昇格条件である4位以内を引き寄せるためにも昨日の試合は確実に勝ち点3が欲しい試合でした。
選手達が精一杯戦っている事は十分伝わって来ましたし、内容だってそれほど悪くはありませんでした。なのに勝てない、結果が出ないというのは非常に悔しいですし、辛いです。

昨年6月、柱谷監督の就任が決まった際、山形サポの方から「柱さんのサッカーはサイドを封じられたらすぐ手詰まりになるよ」と聞かされていました。情報の少ないシーズン序盤は右の高安選手＆岡田選手、左の佐藤選手＆斉藤選手が見事に機能していました。前期は何もかもが全て上手く行き、ぶっちぎりで首位を独走。7月まではＪＦＬ優勝＆Ｊ昇格を信じて疑いませんでした。
ところが後期第5節、高安選手が肉離れを起こし長期離脱。さらに佐藤選手に対する厳しいマークが徹底されるようになり、サイドから良質なクロスが上がらなくなってしまいました。稲葉選手や深澤選手がサイドで仕掛けていた時期はまだ何とか持ち堪えていましたがそれさえも徐々に封じられ、トップでもサイドでも躍動していた石舘選手の長期離脱によってチームは一気に下降線を辿り始めました。今日のドローで栃木は9戦勝ちなしとなりました。

シーズンも残り4節。何とか復調の兆しをつかみたいところですが、今まで積み上げてきたものを根底から覆すようなリスクは背負いたくないというのも率直な気持ちでございます。今までのサッカーで耐えるしかありません。もうここまで来ると奇跡でも起きない限りは劇的な回復は望めそうにないですから・・・。
現状、栃木ＳＣイレブンは泥の舟で中禅寺湖を横断中でございます。選手達は必死に舟を漕ぎ、監督やコーチは選手を鼓舞し続けています。向こう岸へ無事辿り着けるか、それとも渡りきる前に沈んでしまうのか、どちらに転ぶかは全くわかりません。しかしもう引き返す事も出来ません。結果はどうあれ見えてきた向こう岸に向かって必死に漕ぎ続けるしかない状況です。

他のチームが週末のリーグ戦を消化し終えた時点で、今栃木が立たされている現状がはっきりしてくると思います。ＪＦＬ優勝という目標も絶望的な状況になるでしょう。でも、もう悩むのはやめます。迷っていてもしょうがないです。我々はＪに行くためにスタジアムで後押しするのみです。
2日後には天皇杯4回戦もございます。気持ちを切り替えて、次のための準備をしましょう。そして必ずＪに行きましょう！！

あ、そうそう。

11月23日（日）、アウェーでの岡山戦、オリオンスクエアで生中継によるパブリックビューイングが決定した模様でございます。
当日、現地へ行けない方はオリオンスクエアに集結しましょう！！

試合終了

1－1

勝てない。
勝ちきれない。
今日ばかりは拍手する気にならなかった。

前半終了

1－0

久々の先発、松田選手のゴールで先制。
幸先いいよ！幸先いいよ！

到着

聖地・グリスタ到着。
今シーズン初の平日ナイター。
たくさん入ればいいんだけど。
さぁ、いよいよです！

いざ決戦へ！

今日のお仕事はこれにて終了。
これからグリスタに向かいます。

昨日の夜中の3時、突然気分が悪くなってトイレで嘔吐しました。
今日の試合がとても心配で、とうとう吐きました。
絶対にない事ですけれど、もし万が一今日負けたら心臓発作で死ぬかも知れません。

栃木の誇りを胸に、選手達と共に戦って参ります。
お手すきの方はぜひグリスタでお待ちしております。
お忙しい方はとちテレ生中継で声援をよろしく。

では、いざ出陣。

おくやみ

27日、（社）栃木県鍼灸師会元保険部長の興野常三先生がお亡くなりになりました。
享年８２歳。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

現保険部長・工藤雅仁

妊婦やらサッカーやら・・・

久々に岩手に住む姉からお電話がございました。姉は現在妊娠33週の妊婦なのですが、何でも切迫早産でしばらく入院中なのだとか。ずーっと病院のベッドで横になりっぱなし。暇でしょうがないらしいです。
状況が状況ですから絶対安静でしょうしね、まぁしゃーないわ、そりゃ。心配だから出産まで入院してたら（＾＾；）？
そんなお話を致しました。もうちょっと近ければ様子を見に行ってあげられるのですが、岩手じゃねぇ・・・。あともう少しだけお腹の中にいてくれるように願っておりますよ。

はいどーも。院長でございます。

ちなみに出産の際には母体は腎虚になりますが、切迫早産の場合は違います。妊娠周期によって胎児を養っている臓腑の気がございまして、それらの損傷によるものだと私は考えておりますよ。うちの姉の場合はちょうど手の陽明経が胎児を養っている時期でございました。何らかの原因でそれを損傷した結果じゃないかしら？
時々切迫早産の鍼灸治療に関するご相談を頂く事がございますけれど、さすがにこればかりは鍼灸単独でお引き受けする事はできません。この場合はとにかく主治医の先生の指示を仰いで安静にしているのが一番です。
というわけでお姉様、あんたとりあえず寝ときなさい。

さておき。

昨晩、2006年公開の映画『ＧＯＡＬ！』のＤＶＤを観ました。ストーリーは至って単純。サッカーの才能を見出されたアマチュア選手がイングランド・プレミアリーグで活躍するまでを描いたサクセスストーリーでございます。余計な演出がない分、特にプレーシーンはとてもリアリティに富んでおり、娘も食い入るように観ておりましたよ。
この作品はFIFA公認のサッカー映画3部作のパート1。というわけで、今宵はパート2の上映会を開催予定でございます。パート3は明日鳥取に勝ったら観ます。

よ～し気合い入ってきた！！

明日の対戦相手はシーズン序盤のどん底から奇跡的に這い上がって来たガイナーレ鳥取。
前期の対戦ではアウェーで押されっぱなしの展開でしたが、小針選手の神セーブもあって1－0で勝利となりました。
今回はエース・ハメドが累積警告により出場停止中。栃木にとっては朗報ですが、ベストメンバーを組めない中でも着実に勝ち点を伸ばしてきた鳥取ですからね、油断は出来ません。

明日は鳥取を蹴散らす！！絶対に負けない！！
ようやく落合選手も戻って来ますし、石舘選手も復帰予定。しかもホームでの戦いです。負けるはずがない！！
明日の見所は左サイド！！突如丸坊主＆金髪になったという某選手の気合いを体感しに行くぞ！！

そんなわけで、明日の受付は午後5時にて終了致します。申し訳ありませんが、皆様のご協力をよろしくお願い致しますｍ（_　_）ｍ

餃子像復活！！

夕方、おチビが「足痛い」と言いながらやって参りました。脈は肝虚ですけど、そんなに痛いようには見えないんだけどなぁ（＾＾；）
まぁ痛いって言うんだからしょうがない。そんなに忙しくもなかったですし、軽～く治療致しましたよ。
治療しながら今日一日の出来事を楽しそうにお話してくれました。ひとしきり話し終えるとニコニコして帰っていったので、ただ単にお話したくて来たのかしら（＾＾＊）

はいどーも。院長でございます。
日が落ちるのもすっかり早くなりました。午後5時にもなると真っ暗ですもんねぇ。だんだん寒くなって参りましたし、皆様どうぞご自愛くださいませ。
さて、本日はビッグニュースが飛び込んで参りましたよ。

『胸に傷は残るけど…　真っ二つの餃子像が復活』下野新聞

念のため、崩壊した時の映像をもう一度貼っておきます。




何度観ても面白い。
とちテレのカメラマン、いい仕事しましたね（笑）。

昨日の深夜、ようやくこの餃子像が復活を遂げましたよ（＾＾）
割れた部分はパテで埋められ、ちょっぴり傷は残るものの、今度は無事に駅西口移転が完了となりました。一時はどうなるかと思いましたが、まぁこれも宇都宮のいいPRになったんじゃないでしょうか（＾＾；）
11月2日（日）天皇杯4回戦のサポバス乗り場は駅西口なので、出発前に餃子像を拝んで来ようと思っております、はい。

それでは最後。

本日ご出産された患者さん、おめでとうございます（＾＾＊）
落ち着いたら赤ちゃんとご一緒に遊びにいらしてくださいね。

最後まで信じてるよ

にかほ市サッカー協会のブログに昨日の試合の動画がありました。TDK SCの決定機ばかりですが、小針選手の奮闘を垣間見る事が出来ます。シュート数はTDK SCの16に対して栃木は11。ゲームを支配していたのはTDKだったようで、栃木は押される時間帯が目立ったとの事。試合終了間際に稲葉選手のゴール・・・と思いきや、これがオフサイドとなって試合終了。これで8戦連続勝ちなしとなりました＿|￣|○
またしても勝利が遠い栃木ですが、この試合に関しては0点に抑えた守備をまず評価するべきでしょう。何しろ無失点に抑えたのは7月5日の佐川印刷戦以来10試合ぶり。ぶっちぎりで首位を独走していたあの頃から実に113日もの間、9試合で18もの失点を重ねておりました。1試合平均2失点。これじゃ勝てるわけがない。悪しき流れを断ち切った事、これだけでもこの試合の価値は十分に見出せます。調子は上向きと考えたいところです。



＜後期第12節終了時点JFL順位表＞

1位 Honda FC（63）
2位 ファジアーノ岡山（55）☆
3位 栃木SC（54）☆
4位 カターレ富山（51）☆
―――――＜J昇格ライン＞―――――
5位 ガイナーレ鳥取（50）☆
6位 横河武蔵野FC（49）
7位 流通経済大学（48）
8位 FC刈谷（47）
9位 ニューウェーブ北九州（42）☆
10位 ソニー仙台FC（40）
11位 TDK SC（39）
12位 SAGAWA SHIGA FC（36）
13位 佐川印刷SC（36）
14位 MIOびわこ草津（30）
15位 FC琉球（26）
――＜地域入れ替え戦ライン＞―――
16位 ジェフリザーブズ（25）
――――＜地域降格ライン＞――――
17位 アルテ高崎（17）
18位 三菱水島FC（14）

☆のJ準加盟クラブは4位以内でJ昇格内定



残りは5節。Jと同様、今年のJFLは近年稀にみる大混戦ですが、この時点で首位Hondaが一歩抜け出した格好となりました。Hondaの4位以内確保はまず間違いないでしょうから、J昇格の椅子は3つと考えるのが妥当です。今後は4クラブ（岡山、栃木、富山、鳥取）で3つの椅子を奪い合うという壮絶な昇格レースが予想されます。
それでは4クラブの今後の対戦相手を見てみましょう。

・岡山　北九州（A）、SAGAWA（H）、横河（A）、栃木（H）、富山（A）
現在2位の岡山。じわじわ順位を上げて来ましたが、今後は厳しい相手が残っています。特に最後の残り3試合はJへの最大の試練と言っていいでしょう。北九州とSAGAWAには是が非でも勝って、勢いをつけて最後の3連戦を迎えたいところです。

・栃木　鳥取（H）、水島（A）、高崎（H）、岡山（A）、刈谷（H）　
30日（木）に行われる鳥取戦が勝負の分かれ目。その後は最下位18位と17位が相手ですから、鳥取に勝てば勢いに乗って突っ走れるでしょう。死ぬ気で応援します。鳥取戦はとちぎテレビで生中継もありますが、ぜひスタジアムに行きましょう！！

・富山　琉球（H）、高崎（A）、SAGAWA（H）、MIO（A）、岡山（H）
今後の対戦相手が最も恵まれているのが富山。最終戦までは下位との4連戦が続きます。そして最終戦の相手は昇格ライバルの岡山。最後までもつれる展開も考えられるだけに、最終戦までに昇格を決めておかなければ危険かも知れません。

・鳥取　栃木（A）、ジェフ（A）、SAGAWA（A）、TDK（H）、流経大（A）
シーズン序盤の低迷はどこへやら。安定した守備を手助けに息を吹き返し、ここにきて一気に順位を上げて来ました。チームは波に乗っていますが、最後の最後でアウェー続きなのが不運。次節の栃木戦は負ければほぼ終戦確定という、今季最大の山場です。



3日後には鳥取との大一番が控えております。順位は3位に落ちましたが、落ち込んでいる暇はありません。
今シーズンは柱谷監督、そして選手達と心中する覚悟です。
もうここまで来たら覚悟を決めて全力でぶつかるのみ！！