さて、そういう訳で始まりました、院長ブログ。
とりあえずは鍼灸院のブログなので、東洋医学(鍼灸)の上手な利用法について語ってみようと思います。
皆さんはカゼをひいたらまずどこへ行きますか?
普通はまずお医者さんのところへ行きますよね。
これはごく当たり前の事です。
僕もカゼひいて辛い時にはかかりつけの内科へ行きます。
・・・鍼灸師だって病院くらい普通に行くのよ。
西洋医学にも素晴らしい部分はたくさんありますからね。
余談ですが、これに関しては結構いろんな方に聞かれます。
「体調が悪い時は自分で治すんですか?」
はい、基本的にはそうしています。
自分で脈を診て、証を立てて、それに随った本治法的な治療(気の過不足の調整)を行います。
ほとんどの場合はこれで事足りてしまうものです。
例えばカゼひいた時にも、風邪(ふうじゃ)の停滞が太陽経や陽明経あたり(身体の比較的浅い部位)にあればすぐ治せます。
しか~し、忙しい時にちょっと無理して風邪(ふうじゃ)が脾胃あたりまで入り込んでしまったとします。
この状態なると食欲が落ちて嘔吐したり、高熱が出て節々が痛くなったりするわけです。
ここまで無理すると、ちょっとぐらい鍼をした程度ではなかなか回復しません。
それでも寝てばかりいられないし、早く仕事に復帰しなければならない。
そんな時は、素直に医師の診察を受診して服薬するようにしています。
だって、その方が早く回復するんだもん♪
西洋薬でも身体の状態にあった薬を飲んだ場合は脈が変わるんですよ。
ハイ鍼灸の学生さんはここチェックね(笑)。
こういうマメ知識を少しずつ織り交ぜていきます。
逆に、飲んでも脈が変わらなければ薬が合っていないという事になります。
僕がいつもお世話になっているお医者さんは、この辺の調節が大変上手です。
カゼのひき始めにはまず安静が第一。
それに併用して鍼をすれば非常に効果的です。
ちょっとこじれた場合は医師の診察を受診して服薬し、その後脈を確かめながら慎重に鍼をすれば回復は早まるものです。
解熱した後の身体のだるさにもまた、鍼が良く効きます。
カゼを例にしてお話をしましたがこれだけではなく、僕のところへ訪れる患者さんにはどんな症状に対しても西洋医学と東洋医学を上手に使いこなせるようになって欲しいと願っています。
医療の東西、どちらかにこだわる必要はないと思いますよ。
東西医学の補完と融合は、僕の考える医療の理想形なのです。
とりあえずは鍼灸院のブログなので、東洋医学(鍼灸)の上手な利用法について語ってみようと思います。
皆さんはカゼをひいたらまずどこへ行きますか?
普通はまずお医者さんのところへ行きますよね。
これはごく当たり前の事です。
僕もカゼひいて辛い時にはかかりつけの内科へ行きます。
・・・鍼灸師だって病院くらい普通に行くのよ。
西洋医学にも素晴らしい部分はたくさんありますからね。
余談ですが、これに関しては結構いろんな方に聞かれます。
「体調が悪い時は自分で治すんですか?」
はい、基本的にはそうしています。
自分で脈を診て、証を立てて、それに随った本治法的な治療(気の過不足の調整)を行います。
ほとんどの場合はこれで事足りてしまうものです。
例えばカゼひいた時にも、風邪(ふうじゃ)の停滞が太陽経や陽明経あたり(身体の比較的浅い部位)にあればすぐ治せます。
しか~し、忙しい時にちょっと無理して風邪(ふうじゃ)が脾胃あたりまで入り込んでしまったとします。
この状態なると食欲が落ちて嘔吐したり、高熱が出て節々が痛くなったりするわけです。
ここまで無理すると、ちょっとぐらい鍼をした程度ではなかなか回復しません。
それでも寝てばかりいられないし、早く仕事に復帰しなければならない。
そんな時は、素直に医師の診察を受診して服薬するようにしています。
だって、その方が早く回復するんだもん♪
西洋薬でも身体の状態にあった薬を飲んだ場合は脈が変わるんですよ。
ハイ鍼灸の学生さんはここチェックね(笑)。
こういうマメ知識を少しずつ織り交ぜていきます。
逆に、飲んでも脈が変わらなければ薬が合っていないという事になります。
僕がいつもお世話になっているお医者さんは、この辺の調節が大変上手です。
カゼのひき始めにはまず安静が第一。
それに併用して鍼をすれば非常に効果的です。
ちょっとこじれた場合は医師の診察を受診して服薬し、その後脈を確かめながら慎重に鍼をすれば回復は早まるものです。
解熱した後の身体のだるさにもまた、鍼が良く効きます。
カゼを例にしてお話をしましたがこれだけではなく、僕のところへ訪れる患者さんにはどんな症状に対しても西洋医学と東洋医学を上手に使いこなせるようになって欲しいと願っています。
医療の東西、どちらかにこだわる必要はないと思いますよ。
東西医学の補完と融合は、僕の考える医療の理想形なのです。