幽霊見たけりゃ脾虚になれ

棺の上で霊が笑顔…丹波哲郎さん“音楽葬”に１２００人出席 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

先日亡くなられた俳優の丹波哲郎さんの葬儀が行われたそうです。

丹波哲郎さんのイメージといえば、僕の中では『Ｇメン‘75』か『大霊界』ですね（『ＨＯＴＥＬ』でのボス役もかなり印象深いですが、あのドラマは完全に高島政伸メインなので却下）。
結構好きな俳優さんでした。

でね、その丹波哲郎さんの葬儀で「丹波さんの霊を見た」っていう人がいるんだって。



『病因指南』や『脈経』などの東洋医学の古典には「邪崇」という病名が記載されているものがあります。
これ、要するに「霊が見える」とか「霊が憑依した」というものらしいのです。
つまり、東洋医学では「幽霊が見える」っていうのは病気だと考えるんですよ。
面白いでしょ？

実はね、ずいぶん前ですが、「おばけが見える」という患者さんを治療した事があります（主訴は他にありましたが）。
でね、その方の状態は「脾虚胃虚熱証」だったんです。
まぁ何ともいえませんが、もしかしたら脾虚胃虚熱証になると幽霊をみられる可能性があるのかも知れません（笑）。

これには何となくですが理由付けが出来ます。

考え過ぎたり物思いにふけっていると脾を傷ります。この状態で胃熱が旺盛になると躁状態となり、普段は見えないものが見えてしまう・・・というわけです。
幽霊を見たい方、食事がとれなくなるほど悩んでみてください。運が良ければ幽霊を見られますよ、きっと。

ただね、そこまでひどい状態になると、普通は幽霊を見る前にかなりひどく体調を崩しますよ（＾＾；）。
それを覚悟でどうぞ（笑）。



そんな話はいいとして、味のある俳優さんが亡くなってしまったのは非常に残念ですね。
丹波哲郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。

うまくなったな

将来の夢は「栃木ＳＣでプロサッカー選手になって5000万円稼ぐ事」という、妙にリアルな息子（＾＾；）
お昼休みに一緒にサッカーしましたが、毎週サッカー教室でがんばっているだけあって、まあまあ上手くなってきたかな。

5000万円稼げる選手になってくれヾ（＾▽＾）ノ

それはおかしいぞ

僕はね、髪の毛って自然な色が一番だと思っています。
茶色に染める事自体は別にいいと思うんですけどね、やっぱり僕は自然な色が一番好きです。
だからと言って、例えばうちの子ども達がある程度・・・高校卒業するくらいに大きく成長して「染めてみたい」というのであれば、特に反対はしません。
きちんとした自主性を持ち、手を加えた容姿に恥じない責任のある行動を取れるのであれば、ピアスだろうが茶髪だろうが、パーマだろうが、事によっては美容整形だって好きにしたら良いと考えています。
ただ、僕はしません。
・・・僕も茶髪やパーマはやってた事あるのよ、でも今は興味ないんだもん。
やっちゃいけない事じゃないでしょ、おしゃれなんだからさ。

だからね、今日は熱くなってますよぉ（笑）、こういうのは大嫌い↓

学生の茶髪とピアス、やめれば現金１万・続ければ懲戒 (読売新聞) - goo ニュース

コレ考えた人、ちょっと待っておくれよ。

＞頭髪について「周囲に不快感を与える特異な髪形、染色、脱色は禁止」
ＴＰＯをわきまえろと言いたいのはわかる。
でもさ、日常生活上はいいじゃない。
反対に、学生の個性を摘み取るその行為は学生達に対して不快感を与えないだろうか？
僕がここの学生だったら、こんなの絶対に納得できねーぞ。

＞装身具も「華美を避け、品位を保ち、ピアスは禁止」と明記した。
「華美を避け」っていうのは何だ？要するに「派手な格好するな」っていう事でしょ？
「品位を保ち」っていうのだって同じ事だと解釈できるし、結局は学生の個性を否定する事になるよね。

さらに納得できないのは「ピアス禁止を明記」っていうところ。
なぜピアスに限定する必要が？
体に穴空けるからか？
ＴＡＴＯＯは？見えたらダメ？見えないところならいいの？隠せばいいって事？
うちのカミさんは中学の頃から穴空いてるらしいし、今では穴だらけだぞ。

しかも何、１万円って。
要するに「お金やるからやめろ」って事！？
あ～、これ、なんか知らんけど腹立つね、僕全然関係ないのに（-＿-＃）

こうやって抑圧すれば、いい大学になるとでも思ってるのかな？
だとしたら、この大学、とんでもない勘違いしてると思うよ。
この大学は何をしたいんだ？

僕ね、こうやって上からの目線でしか圧力をかけられない大人とか、人の個性を全否定するような行為は納得できません。
いいじゃないの、多少のおしゃれくらい。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな意見があるんだから。

秋田経法大の学生さんの中に、この規則に対して堂々と立ち向かってくれる方がいる事を願っています。
がんばれ学生のみんな！

さよならオプティ

さて、久々の登場です、５万円で購入したオプティ。
突然ですが、この度めでたく廃車にする事が決まりました。

久々にこの話題なのに、いきなり最終回です（＾＾；）

それでは総括。

５ヶ月ほどで約3000km程（メーターは120500km）乗りましたが、特別調子が悪いとか、どこか壊れたとか、そういう事は一度もありませんでした。ただ、購入時点で車検が５ヶ月しか残っておらず、最初から今日の車検満了を以て廃車にする予定でいましたから、予定通りのなりゆきではあります。

５万円のクルマに数ヶ月乗って感じたのは「足にするなら十分使える」っていう事。
チョイ乗り程度なので過走行も気になりませんし、多少（というよりだいぶ）ボロボロでもクルマ本来の「移動手段」としては何の不都合もなし。コストパフォーマンスは最高に安上がりです。
ただね、やっぱり車検の残月は多い方がいいです。乗ってすぐ廃車にするなら、結果的にはマンスリーレンタカーでも大差ない金額です。そういう意味では一年は乗りたかったなぁ。

何はともあれ、５万円カーは使える！という結論でこの企画は終了です（＾ー＾）

さて、我が家の新しいセカンドカーは・・・実はもうあります（＾＾）
それについてはまた後日。

贅沢なひととき

今日は仕事が終わるのが遅かったので、家に帰ったらもうみんな寝てました。
僕も早く寝ればいいのですが、こういう日は何となく夜更かししてしまいます。

夜更かしして何やってるかっていうと、ニュース見て、本読んで、ゆっくりタバコ吸って・・・っていう具合いに結構くだらない事ばかりに時間を費やしています。
お酒は滅多に飲みません。飲むと必ず朝方頭痛で目覚めるので（酒の陽気が頭に残っちゃうんです僕は）、ただ苦しいだけで全然楽しくない。やっぱりお酒は苦手です。

こんな風にくだらない事に時間を費やすっていうのは、実はすごく贅沢な過ごし方だと思うんですよね。

誰にも邪魔されず、好きな本に温かいコーヒー、右手にはマイルドセブンスーパーライト、膝の上にはクロネコ２匹。
そしてひとしきり本を読み終えたらネコ達を少し乱暴に膝から降ろし、子ども達の寝顔をそっと覗き込む。息子達の頭をなでまわし、娘のほっぺにはたくさんチューをして、チビ達が露骨に嫌がる寝顔を見つめながら床に就く。

僕にとってはこれが秋の夜長の最高の贅沢です（＾ー＾）

ダイスキヨ

今月の『こどもちゃれんじ』の付録は電子文字盤でした。
ひらがなのボタンを押すとその文字を喋ってくれるおもちゃで、娘は毎日喜んで遊んでいます。

録音機能っていうのもあって、好きな文章を録音しておく事ができるそうです。
でも娘の事なので、どうせ「うんこ」とか「おちんこ」とか、お兄ちゃんに教わったしょーもない言葉を録音してるんだろうな（ー”ー；）

みんな寝たし、どれどれ、そっと聞いてみるかな。



ピッ。



「チ・チ・ダ・イ・ス・キ」



・・・不覚にも泣いた。

懐かしい名前

夕方からつくば鍼灸研究会へ行ってきました。
雨降りだし、日が落ちるのは早くなったし、何より遠いので行くだけでかなり疲れますが、いつもとは毛色の違う科学的なお話も意外と楽しいものです（ただし、僕がやっているような古典的な臨床ではあんまり役立ちませんが）。

でね、本日のテーマは『過敏性腸症候群（ＩＢＳ）の鍼灸の可能性』というもの。
体幹部への刺激は脳を介さず反射的に腸の蠕動運動を抑制し、四肢への刺激は脳を介して腸の蠕動運動を亢進させる・・・という内容で、あ～この講義は大学時代に散々やったなぁって懐かしく聞いていたんです。
この講義の参考論文、どこかで見覚えのある内容だよなぁと思ってよく見たら、大学時代にお世話になった岩先生の論文じゃないですか。通りで覚えのある内容なわけだよ。

岩先生には放課後、よくテニスをご一緒して頂きました。・・・というより、あんまり真面目な学生じゃなかった僕にとっては完全に「岩先生＝テニスの先生」という図式になっているわけで（＾＾；）
昨年の論文も紹介されていましたが、それを見る限りでは、どうやら今はアメリカの大学に留学中らしいです。
あぁ、何だか知らないけどがんばってるんだなぁって、ちょっぴり嬉しくなりました。

あたしゃ岩先生がやっているような難しい研究は相変わらず苦手ですが、その代わり脈診てがんばってますよ。
いつかまたテニスご一緒してくださいねヽ（´ー｀）ノ

ドラフト会議に思う

今日はプロ野球の高校生ドラフトがありましたね。

注目の駒大苫小牧・田中投手は楽天が交渉権を獲得し、八重山商工・大嶺投手は有力視されていたソフトバンクの単独指名・・・かと思いきやロッテも強行1位指名を敢行し、見事にそのロッテが交渉権を獲得するという結果となりました。

でもさ、今のドラフト制度ってどうなの？
社会人＆大学生との区別、退部届ではなくプロ志望届の提出、希望枠の導入などなど。
昔のように「ドラマ」が生まれる要素がとっても少なくなりましたよね。
だいたいさ、指名できる選手が限定されてるもんだから、「俺、指名されたらどうしよう～」というナイスでハイセンスなオヤジギャグもできなくなりました・・・。

そんな事はどうでもいい。

ほら、桑田とか清原みたいな展開って絶対に期待できないじゃないですか。
誰が指名されるのか、誰が涙を飲むのか・・・。
ドキドキしながら見守っていたものですが、最近はこのドキドキ感が薄い。
本当、ドラフト制度が変わってからは寂しい限りです。

・・・っていう話を中学生の野球少年にしていたら、「桑田と清原の話、ぜんぜんわかんないっす（笑）」って笑われました○|￣|＿

そうか。もうそんな時代なのか。



いやいや、それにしても昨日の晩は冷えましたね（←さっさと閑話休題）。
僕はすっかりカゼひきました。
今朝5時頃だったかな、寒くて目が覚めましたよ。一緒に寝ていた息子にお布団全部はぎ取られた状態で寝ていたようです。

朝晩の寒さが原因か、今日は脈が沈んだ患者さんが多かったです。
要するに冷えている状態なのですが、どんな病気でも「冷え」はよくありません。
カゼの治療も数件ありましたが、本当、皆さんお大事にしてくださいね。
今晩から明日の朝にかけてはかなり冷え込むようです、ご注意を。

座談会をしてきたぞ

今日は朝から東京へ。
午前中は明鍼会（勉強会）へ出席し、そのまま午後は経絡治療学会の座談会へ出席してきました。

経絡治療についての初学の頃からのエピソードを中心に様々な意見交換をしてきたのですが、実のところ僕、人前で話すのって苦手なんだよなぁ（´・ω・｀）
何だかいつになく緊張して、うまくしゃべれなかった気がします。

しかも、語ってるのが自分史でしょ。自分の事を話すって意外と難しいのね、「ええと・・・」「う～んと・・・」「あの・・・その・・・」とか連発していて、歯切れが悪いったらありゃしない（；´д⊂）
なのに、テープチェンジで記録用のカメラが止まると饒舌になったりして、自分の楽屋芸人ぶりには驚きました（＾＾；）

自分の事はまぁいいとして、ご一緒した先生方の経絡治療にかかわる事になったお話も非常に興味深く、実に考えさせられる座談会となりました。
やっぱり、まだまだ僕は勉強不足です。
秋からは講師見習いとして会の勉強会に出席しますが、学生さん達と一緒にもう一度基礎から振り返ってみようと思います。

まぁ、今できる精一杯の事は話せたと思うので、あとは橋本先生の編集に期待して（笑）11月号の掲載を楽しみに待ちましょう。

おてんば娘

我が家のお姫様、いつか骨折ると思います。