工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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献血や骨髄バンクへの登録を!

2019年02月13日 18時19分25秒 | 骨髄移植ドナーへの道
昨日公表された競泳の池江選手の病状に対し、日本水泳連盟には「頑張ってほしい」という励ましの電話やメールが多く寄せられているそうですが・・・。

『水連に池江選手励ましの声続々 電話やメール相次ぐ』(中日新聞)

気持ちはわからないでもないですけど、こういう行為は連盟に迷惑がかかるだけじゃないですかね。「どういう病状か」「東京五輪には間に合うのか」などという問い合わせに至ってはただの業務妨害ですから慎むべき。こういう時こそSNSを上手く活用して池江選手にそっとエールを送ってあげたらいいのになぁって思います。

そして私が特に問題視するのはこの部分。

>独自の治療法や、漢方薬などを薦める電話もあり、職員が対応に追われた。

やっぱり出て来ました、こういう方々(;´Д`)

身体的な不定愁訴に対する代替医療での対応は否定しません。そこに関しては鍼灸も漢方も一定の効果が望めるはずですが、あくまでもそれは不定愁訴に対するものであり、白血病の治療ではありません。
がんや白血病の治療において、標準治療よりそちらを優先させるのは非常に危険。標準治療が絶対です。

まぁね、連盟に電話したりする方々にも悪意はないはず。池江選手の力になりたいという一心で連盟に電話したり治療法を進言してしまう、その気持ちも理解は出来ます。親切心なのだと思います。でもそれは何の力にもなりません。
私達にできる身近な支援策として、献血や骨髄バンクへの登録で池江選手を含めた多くの患者さんの力になりませんか。

『献血する』(日本赤十字社)

『ドナー登録をお考えの方へ』(日本骨髄バンク)

タイムリーなことに昨日、日本相撲協会の全面協力による力士や行司の皆さんの献血が行われたそうですよ(^^)




私と紘子さんも骨髄バンクには20年前から登録済みで、私はドナーに選出されたこともありました(途中でコーディネート中止となりましたが・・・)。しかし残念ながら今の私は健康上の理由でドナーになれないため、現在は一時的に停止中です。これが非常に悔しいですし、無念でもあります。

元気で健康な皆さん、これを機にぜひ献血やドナー登録をしてみてはいかがでしょうか。
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コーディネート終了・・・

2012年04月17日 14時04分23秒 | 骨髄移植ドナーへの道
今回で2回目となった骨髄移植ドナーのコーディネート。数年前に通知が来た1回目は患者側の都合によりコーディネート終了という結果だっただけに、今回は何とか移植まで行きたかったのですが・・・今回もまた中止という結果に終わりました(´・ω・`)



骨髄を提供して欲しい人がいて、提供したい人がいる。
条件さえ合えば何の問題もないはずです。
でもそれだけでは成立しないのが移植医療の難しさ。

今回縁あって白血球のHLA型が私と一致した患者さんの一日も早いご回復を願っています。
いつか3回目のコーディネートがあれば、今度こそ提供して終わりたいです。
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骨髄移植ドナーへの道

2012年03月30日 15時23分20秒 | 骨髄移植ドナーへの道
骨髄バンクから一通の封筒が届きました。
どうやら私、ドナーに選ばれたらしいです。

実はドナー選定の通知はこれが2回目です。6~7年ほど前だったでしょうか?今回と同じようにドナーに選定されたという連絡をいただいた事がございます。その際は移植に向けて順調に準備を進め、入院先や日取りまで決まった時点で突然移植中止となったのでありました。
中止になった詳しい理由は規則で教えられないとの事でしたが、HLAの型がより一致するドナーが現れたか、もしくは患者が死亡したか、そんな理由だと思うと告げられました。

そんな経験もあって、今回は是が非でも移植まで行きたい!という思いが非常に強いです。



届いた書類は以下。



骨髄提供のコーディネートに関するお知らせ。



骨髄ドナーコーディネートのお知らせ。



問診票記入前の注意事項が3枚。

ここまでは以前と同じ内容です。
以下、今回はじめていただいた文書です。



震災のあった昨年3月11日からこれまでの被ばく線量が通算100ミリシーベルトを超えた場合、もしくは短期間で被ばく線量100ミリシーベルトを超えた場合はドナーになれない、という内容でした。
福島第一原発で発生した事故に伴う作業をされた場合はこの書類を記入する必要があるとの事でした。

以下、返信用紙です。



提供意思確認書1枚、問診票3枚の合計4枚。
事故やケガ、持病、海外滞在経験、SEXや同性愛に関する項目もあります。



確認検査や面談場所となる病院を数ヶ所から指定できます。
私の選択肢は県立がんセンター、獨協医大病院、済生会宇都宮病院、自治医大病院の4ヶ所でした。
以前は自治医大でお願いしたので、今回も自治医大にしようと思います。



最後に冊子と返信用封筒。
返信期日は4月10日となっておりました。

患者とドナーの結び付きが特定される情報は発信してはいけない事になっています。
そのあたりに留意しつつ、今回も私の骨髄移植に関する情報は随時書いていこうと思います。
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