素晴らしいチーム

今日は夕方までちょっと出かけて来ました。診療開始が遅くなってすみませんでしたｍ（_　_）ｍ

娘と一緒に某女子サッカーチームの大事な公式戦を観戦して参りました。お天気は良くても肌寒い一日でしたね。私と紘子さんは上着を羽織っていてもプルプル震えていたのに、よく半そで短パンでいられるもんだわ。若いってすごい（笑）。



試合は激しい攻防戦でした。近隣地区に実力が拮抗したライバルチームがいて常にお互いが切磋琢磨できるという環境は、選手達が成長するには理想的だとこの試合を観て実感しました。
選手達とチームスタッフがひとつになって必死に戦う姿はとても感動的でした。選手の皆さん、お世話になりました関係者の皆さん、今日の素晴らしい勝利おめでとうございます。そして感動的で素敵な試合を見せていただき、本当にありがとうございました。

お昼ごはんは試合会場の近くにあったびっくりドンキーに行きました。



メリーゴーランドとかたこ焼きドンキーノがメニューから消えていたのが衝撃的。食事制限が出来てから長いこと行ってなかったからなぁ。



パインバーグディッシュの美味しさをわかってくれるのは娘だけです、さすが我が娘よ（＾＾）

子育て楽しんでください！

妊娠初期からずっと定期的にご来院いただいていた患者さん。出産予定日ももうすぐで、安産治療も順調に進んでおりましたが、出産直前になって児頭骨盤不均衡（赤ちゃんの頭の大きさとお母さんの産道の大きさが不均衡状態でスムーズなお産さんが妨げられる可能性が高い状態）が判明し、本日帝王切開でのご出産となりました。
安全性を考慮すると帝王切開は仕方がないですし、お腹を痛めて産むことに価値があるというのはナンセンス。自然分娩でなくても立派なお産ですよ。

本当にお疲れ様でした、そしてご出産おめでとうございます！子育て楽しんでくださいね（＾∀＾）
落ち着いた頃にぜひ赤ちゃんと一緒に遊びにいらしてください（*＾＾*）

ちなみにですが、安産治療をしている患者さんが帝王切開によるご出産となった場合でも、産後の肥立ちに良い影響が出るように感じています。あくまでもこれは産後の安静があればこそですけどね。



さておき。



昔は同居している姑さんとか実のお母さん、ご近所の方々などからいろんな子育て情報を得て不安を解消したり出来ましたが、親子三世代同居というご家庭も減りましたし、ご近所付き合いも昔に比べれば密ではない時代です。
今はというと、若いママさんは育児情報の共有をインターネットに頼ることが多いようです。でも注意してくださいね、必ずしもそれが正しい情報とは限りません。
というわけで、今日はこんな記事をご紹介します。ネットの母乳情報って本当に正しいの？という内容です。

『その母乳情報、大丈夫ですか？　ママサイトにはご用心』（BUZZFEED NEWS）

母乳に限らず、ネットに溢れる信憑性に乏しい育児情報には注意したいものです。
じゃ、おばあちゃんの知恵袋的な言い伝えの知識はすべて正しいのか？というと、さすがにすべてが正しいとは言い切れませんけれど、個人的にはインターネットの情報よりはずっと信憑性は高いんじゃないかと思っています。
ただし言葉をそのまま捉えるのではなく、その裏に隠れている本質的なものは何なのかを知った上で活用すればいいんじゃなかろうかと。私はそんな風に思っております。

「産後は目を使うな」然り、「産後は水を触るな」然り。

言葉に隠された本質に迫るという作業は、東洋医学の古典を読み解く上でも大事な部分。古典医学から見た産後のお話に興味がある方は、ぜひこのブログの過去の日記をどうぞ。あーなるほどと思っていただけると嬉しいです。
鍼灸は産後の不調や母乳トラブルにもお役に立ちますよ。古典医学的な根拠はしっかりありますのでご心配なく、念のため（；＾＾）



明日は都合により午後6時からの診療とさせていただきます。大変申し訳ありませんが、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

再起するチャンスを

J2千葉の熊谷アンドリュー選手が暴行容疑で逮捕されたというニュースがありました。
熊谷選手はJ1横浜FM所属で、ここ数年はJ2クラブへレンタル移籍を繰り返しています。昨季はJ2金沢に在籍し主力としてプレー。栃木との入れ替え戦2試合にもスタメン出場していましたし、今季は千葉の中心選手として活躍していました。

『所属選手の不祥事について』（ジェフユナイテッド市原千葉公式）

『千葉MF熊谷アンドリューが暴行容疑で警視庁に逮捕…クラブはまだ詳細つかめず』（ゲキサカ）

『千葉MF熊谷アンドリューが暴行容疑で逮捕...クラブは事実関係を確認して対応へ』（Goal.com）

昨日の時点ではまだクラブも詳細を把握できていないとのことです。一体何があったんでしょうね。まだまだこれからの選手で、ここ数年で大きく成長を遂げた感じだっただけに、こういう事件を起こしてしまうのは本当に残念です。

Jリーグでは7月にも甲府の選手が暴行容疑で逮捕されるという出来事があったばかり。この件は結果的に不起訴処分となったものの、クラブからは今シーズンの出場停止、選手としての活動停止3ヶ月、減俸20％3か月、12月までの社会貢献活動の実施という重い処分が下されています。

『【甲府】ＭＦ道渕に今季公式戦出場停止などの処分「二度と過ち犯さない」…暴行容疑で逮捕も不起訴処分』（スポーツ報知）

近年の風潮として、こういう事態には非常に重い処分が課されるケースが増えています。競技は違いますが、巨人軍・山口投手の処分内容を見ると、道渕選手の場合は解雇されなかっただけマシだという見方も出来ます。

『山口俊の処分見直し交渉求め選手会が巨人に申し入れ』（ニッカンスポーツ）

熊谷選手の場合も理由はどうあれやってしまったことは本当にいけないことですし、大いに反省しなければならないのは確かです。でも誰だって一度は失敗したり、躓いたりすることもあると思います。自分自信をしっかり見つめ直し反省できたのなら、再起するチャンスは与えてあげて欲しいなぁと思います。

J3クラブライセンス新規取得クラブ

Jクラブではない、Jリーグ百年構想クラブに対するJ3クラブライセンスの判定結果が公表されました。申請があったクラブは4クラブ。そのうち3クラブに来季のJ3参入が可能となるJ3クラブライセンスが交付されました。

『２０１８シーズン　Ｊ３クラブライセンス判定結果について　（Ｊ３入会を希望するクラブ）』（Jリーグ公式）

交付を受けたのはヴァンラーレ八戸、奈良クラブ、FC今治のJFLで戦う3クラブ。今季の平均入場者数2000人以上、年間事業収入1億5000万円以上等の基準をクリアすれば11月の理事会でJリーグ入会を承認され、JFLで4位以内、かつ百年構想クラブ（ヴァンラーレ八戸FC、栃木ウーヴァFC、ｔｏｎａｎ前橋、東京武蔵野シティFC、奈良クラブ、FC今治）のうち上位2クラブとなれば来季からのJ3リーグ参加が認められます。

JFLではファーストステージ、セカンドステージの2ステージ制を採用しています。JFL4位以内という規定はおそらく年間を通した通算順位だと思われますので、現時点での各クラブの順位を確認してみます。

【JFL通算順位表（上位のみ）】
1位　Honda FC　58
2位　ソニー仙台FC　46
3位　ラインメール青森　46
4位　ヴァンラーレ八戸　45
5位　FC大阪　44
6位　FC今治　37
7位　東京武蔵野シティFC　33
8位　流経大ドラゴンズ龍ヶ崎　33
9位　奈良クラブ　29

JFLは残り6試合。6位今治はちょっと厳しいですし、9位奈良クラブはもうほとんど可能性はありません。来季のJ3参入を狙えそうなのは現在4位の八戸くらいでしょうか。
J3は17チームで試合をしていますから、来季1チーム参入すれば偶数になって試合数のバラつきが解消します。ぜひ八戸にはJ3参入を決めていただきたいですし、竹中選手にはそのための戦力になって欲しいです。

残念ながら東京武蔵野シティFCはホームスタジアムである武蔵野陸上競技場が基準を満たさなかったため不交付となりました。

ちなみにですが、既存J3クラブについては10月の理事会で審議され、判定結果が公表されるようです。先日J3クラブライセンスと表記したクラブはまだ未定なんですね（；＾＾）

スポーツと政治

ハン・グァンソンという選手をご存知でしょうか。

イタリア・セリエAのカリアリに所属する19歳のFWで、今シーズンはセリエBのペルージャにレンタル移籍中の選手です。昨季、若干18歳にしてセリエAでゴールを決め、カリアリと2022年まで契約を延長。レンタル先のペルージャでも今季ここまでの6試合で既に5ゴール。現在セリエB首位に立つペルージャ躍進の原動力となっています。
フィジカルが強く足元のテクニックもあり、運動量が豊富でスピードもある。そして若干19歳という若さ。将来性豊かな彼が騒がれないはずがありません。



そんなハン選手がこんなにも注目を浴びているのは、実力以外にも要因があります。彼が北朝鮮人選手だからです。

『北朝鮮籍FWの快進撃に伊紙「祖国が人類を脅かす一方、ペルージャに夢を与える」』（Goal.com）

ハン選手は先日地元のテレビに生出演する予定だったのですが、直前になってドタキャンするという出来事がありました。緊迫した国際情勢もあって彼のこの行動には様々な憶測がなされましたが、ようやくペルージャの会長が事の真相を明かしたようです。

『やはり“北朝鮮の圧力”だった…19歳FWが「怯え、震えていた」とペルージャ会長』（サッカーダイジェストWeb）

『ペルージャの19歳FW、母国北朝鮮の指示に「怯える」…突然テレビ出演がストップ』（Goal.com）

自分の意思よりも国家の意図が優先される国です。事実上、外貨獲得のためイタリアへ送り出されている身分でしょうし、下手な行動をすると国に戻される可能性もあります。何より祖国にいる家族が危険に晒されるかも知れません。
家族を人質にとられた状態で国家のためにサッカーで外貨を稼ぐ19歳。彼の心情は察するに余りあります。

スポーツと政治はまったくの別問題ですけれど、それは理想論。どこかでリンクしてしまうのは避けられない場面もあります。これからの彼のプレーに影響が出ないことを願うのみです。

制裁って何？

昨日発表があった来季のクラブライセンス。栃木SCは無事J1ライセンスが交付されたわけですが、同時に屋根のカバー率に関する規定が満たされていないとして制裁が課されています。

『クラブライセンス交付第一審機関（ＦＩＢ）決定による　2018シーズン　Ｊリーグクラブライセンス判定について』（Jリーグ公式）

『２０１８シーズンに関する Ｊリーグクラブライセンス交付について』（栃木SC公式）

屋根だけでなく、トイレ不足に関しても多くのクラブが制裁を受けています。この「制裁」って結局何されるの？という疑問があったので調べてみました。

『クラブライセンス制度』（Jリーグ公式）

クラブライセンス制度には以下の5つの審査基準（57項目）があります。

☆競技基準：育成部門の整備や選手との契約締結義務など（7項目）
☆施設基準：スタジアム、練習場の確保やそれらのスペックなど（17項目）
☆人事体制・組織運営基準：部門別担当者の配置など（19項目）
☆法務基準：競技規則、Ｊリーグ規約の遵守義務など（6項目）
☆財務基準：適法かつ適正な決算、監査の実施など（8項目）

これらはさらに、達成が必須で達成しなければライセンスが交付されない「A等級」、達成しなかった場合は制裁が科された上でライセンスが交付される「B等級」、達成が推奨されるもののライセンス交付には影響しない「C等級」の3つに分類されています。制裁の対象となるのはB等級となりますね。

肝心な制裁の内容に関してですが、制裁がトイレ不足のみの場合はスタジアム名の公表、トイレの洋式化の計画または構想の提出を17年12月末までに求められます。

屋根のカバー率のみの場合もトイレ不足と同じ内容の制裁を受けます。そしてもうひとつ、AFC主催試合のホームゲームの開催権がない可能性があることが通知されるそうです。でもこれはACLに出場するクラブの問題なので、J1の強豪クラブ以外はまぁ無関係でしょうか（；＾＾）

トイレと屋根の両方にダメ出しされた場合は、スタジアム名の公表とスタジアム環境の抜本的な改善に向けた以下の計画および報告の提出が求められます。
①2017年7月から2017年12月までの活動報告[期限：2017年12月末]
②2018年活動計画[期限：2017年12月末]
③2018年1月から2018年6月までの活動報告[期限：2018年6月末]
各方面との協議や調整の必要性も出て来る抜本的な改善に向けた計画および報告の提出が求められることになりますから、この制裁は結構面倒だと思います。

栃木SCは屋根のカバー率で制裁を受けますので、グリスタは屋根基準がダメですよーという公表をされましたし、今年中に屋根設置に関する計画または構想の提出が求められているはずです。

群馬もがんばれよ

今週土曜日、栃木SCユースは関東U15リーグ1部の試合があります。対戦相手は大宮アルディージャユースです。
何年か前、同じ対戦カードの試合を平出サッカー場で観た記憶があったんですよ。4年前のことなので、もしかしたらその試合に川田選手や藤沼選手が出ていたかも…と思っていたら調べてくれた方がいらっしゃって、川田選手が出場していたらしいです（＾＾）

『Jユースカップ第2節　vs大宮アルディージャユース』（工藤鍼灸院・院長のひとりごと２）

よく聞くと大宮の応援で川田選手をコールしてますね。



あの時、川田選手はまだ高校1年生。将来栃木の選手となる少年の試合を観ていたんだなぁと思うと、サッカーを通じた不思議な縁を感じます。サッカーって人とのつながりが広くなるスポーツですよね。
栃木SCに来てくれたのも何かの縁です。J3優勝目指してチームのちからになって欲しいですし、個人的にもレベルアップしてもっと大きな舞台で活躍できる選手に成長して欲しいです。



こんばんは、院長でございます。



Jリーグは今日、来季のクラブライセンス判定結果を発表しました。J3勢では琉球と鹿児島がJ2ライセンスを新規取得しております。これで両クラブが息を吹き返すかどうか…。

『鹿児島、琉球がJ2ライセンス取得!J3で2位沼津や3位秋田次第でJ3自動降格がなくなる可能性』（ゲキサカ）

【J3第24節終了時順位表】
1位　栃木　46
2位　沼津　45
――＜J2昇格ライン＞――
3位　秋田　44　※
4位　富山　40
5位　長野　38
6位　鹿児島38　※
7位　琉球　35
8位　北九州33　※
9位　藤枝　33　※

赤はJ1ライセンスクラブ
青はJ2ライセンスクラブ
緑はJ3ライセンスクラブ
※は1試合未消化

J3ライセンスのクラブは2位以内に入ってもJ2には昇格できず、J2からの降格枠が減ることになります。でも我々は優勝しますから。2位じゃなく、優勝して昇格しますからね。最下位の1チームが降格するのは間違いいないですけど、沼津か秋田が2位以内を確保した場合は少なくとも1チーム、J2の21位クラブは降格を免れる可能性があると思います。現時点でのJ2下位の順位はこうなっています。

17位　京都　39　-1
18位　讃岐　34　-11
19位　金沢　34　-24
20位　熊本　33　-14
21位　山口　28　-19
22位　群馬　18　-44

J2は残り8試合（京都は残り9試合）。このままだと群馬が降格するのはほぼ確実です。我々が昇格すれば、群馬が降格します。声を大にして「ざまーみろ」と言いたいところですが、いやいや俺達は来季群馬をブッ倒したいんだよ。お前らが落ちたら対戦できないじゃないの。

やっぱり群馬との対戦が一番燃えるんだよね。

だからがんばれよ！ひとつでもいいから順位上げろよ！内部でいろいろあるだろうけど、来季俺達がボッコボコにしてJ3に落としてやっから、今季はJ2に残ってくれよ！
俺達もがんばるから、群馬もがんばれ。北関東ダービー、来季はまた3クラブでやろうよ。

栃木SCレディースとゼビオグループが社会人チーム立ち上げへ！

一部で噂になっていた話が正式にリリースされました。栃木SCレディースとゼビオグループで社会人チームを立ち上げる方針が発表されました。県内女子サッカー界に驚きと喜びをもたらす、革新的な出来事だと思います！

『女子サッカーの活性化に向け、ゼビオ株式会社と連携 新たなレディースチーム設立のお知らせ』（栃木SC公式）

『アマチュアスポーツ市場活性化に向け栃木サッカークラブと連携。　レディースサッカーチームの新たなモデルケースを実現。 』（PR TIMES）

『栃木ＳＣ、女子社会人チーム新設へ　来季から、ゼビオが運営、社員雇用』（下野新聞）

チーム運営はゼビオグループが担当し、練習環境整備、技術支援、ホームゲーム運営ノウハウの提供を栃木SCが行うという、前例のない特殊な形態になるようです。
アルビレックス新潟レディースで現役を引退したばかりの山田頌子さんが係わっているようですね。

ゼビオでは栃木サッカークラブと連携しレディースサッカーチームを立ち上げます。引退後、このチームに携わらさせていただいています。女子サッカー✖️キャリアを実現し、女子サッカーを新しい切り口で盛り上げます！https://t.co/c9TQUpBR6s

— 山田　頌子 (@Yamasho10) 2017年9月25日

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ゼビオさんが正社員として雇用してくれて、選手は仕事をしながらサッカーをプレーできる。女子選手としてはとても素晴らしい環境です（＾＾）
社会人チームですけどただのアマチュアチームではなく、将来的にはなでしこリーグ参入を目指すというビジョンで活動するのだと思われます。ここが明記されていないのは「上を目指すだけのチームではない」という意思表示にも受け取れます。

なでしこリーグではノジマステラ相模原が同じような業務形態で、選手達は平日午前中は仕事をし、午後からはサッカーの練習。土日が試合や遠征というスケジュールです。
Lリーグ時代はそういう形態の実業団チームが多く、プロ選手も相当数いましたが、今はクラブチーム全盛。ほとんどの選手がアルバイトや仕事をしながらクラブチームでプレーを続けている、というのがなでしこリーガーの実情です。そういう状況下において実業団チームの形態とも少し違い、正社員雇用という安定した身分であくまでも仕事中心の生活をしながら現役を続けるかたちとなようです。正社員雇用なのでセカンドキャリアの不安もなく、仕事以外の時間はサッカーに集中できるという環境は、現代の女子選手にとっては最高の環境だと思います。それが地元のクラブの話なのだから、本当にありがたいです（　；∀；）

現状、栃木SCレディースはジュニアユース世代までしか在籍者がいません。高校年代になると優秀な選手は県外へ流出し、そのまま現役を終えるまで栃木には帰って来ないケースがほとんどです。そういう選手のためにも、ぜひ地元選手優先の受け皿になっていただきたいと切に願います。

『日テレ・ベレーザが3連覇達成！　籾木＆田中のなでしこコンビでINACを撃破』（SOCCER KING）

今季のなでしこリーグは日テレベレーザが3連覇を飾りました。一般企業との提携という類を見ないチームですけど、この形態で栃木SCレディースも日本一のクラブを目指して欲しいと思います。

高校女子サッカー選手権県大会、明日決勝です！

台風の影響による順延があり予定より日程が延びている高校女子サッカー選手権栃木県大会（正式名称は第26回栃木県高等学校女子サッカー選手権大会 兼 第26回全日本高校女子サッカー選手権大会関東地区大会栃木県予選会　第13回関東高校女子サッカー大会栃木県予選会です・笑）。昨日でようやく決勝進出チームが決まりました。



【予選リーグ】
＜Aリーグ＞
1位　宇都宮文星女子　2勝0分0敗　+18
2位　佐野東　0勝1分1敗　-4
―――＜決勝T進出＞―――
3位　栃木翔南　0勝1分1敗　-14

＜Bリーグ＞
1位　宇都宮短大附属　2勝0分0敗　+6
2位　宇都宮中央女子　1勝0分1敗　+2
―――＜決勝T進出＞―――
3位　小山城南　0勝0分2敗　-8

＜Cリーグ＞
1位　大田原女子　2勝0分0敗　+2
2位　益子芳星　1勝0分1敗　0
―――＜決勝T進出＞―――
3位　宇都宮女子　0勝0分2敗　-2

＜Dリーグ＞
1位　白鴎大学足利　2勝0分0敗　+18
2位　作新学院　1勝0分1敗　+1
―――＜決勝T進出＞―――
3位　栃木女子　0勝0分2敗　-19

【決勝トーナメント1回戦】
宇都宮文星女子　7-0　益子芳星
宇都宮中央女子　8-0　白鴎大学足利
大田原女子　4-0　佐野東
作新学院　0-5　宇都宮短大附属

【準決勝】
宇都宮文星女子　5-0　宇都宮中央女子
大田原女子　1-4　宇都宮短大附属



この結果、宇都宮文星女子と宇都宮短大附属の選手権関東大会出場、宇都宮中央女子と大田原女子の関東秋季大会出場が決まりました。
予選リーグや決勝トーナメント1回戦で敗れてしまった3年生の皆さんはこれで引退ですね。県内にはいくつかの社会人チームがありますし、高校を卒業してもぜひ競技を続けて欲しいです。

私は昨日の準決勝を観に行って来ました。顔見知りとはいえさすがに女子選手に突然声をかけるおっさんは不審者と同じなので（笑）、試合を静かに見守って帰って参りましたよ（；＾＾）
ジュニア時代に娘がお世話になったみんなががんばっている姿を見ることができて、本当に良かったです。みんな立派なサッカー選手に育っていて嬉しい（　；∀；）

台風の影響で日程がずれ込んでいるため、3位決定戦と決勝は明日9時30分と11時に平出サッカー場でキックオフです。平日の午前中なので私はちょっと行けませんが、最終日にふさわしい素晴らしい試合になることを願っています（＾∀＾）



そうだ、今年の皇后杯1回戦、真岡市総合運動公園で開催だそうです！女子サッカーの頂点を決める大会です、皆さんぜひ真岡でご観戦ください！

今年こそ優勝したい

4-1勝利となった土曜日のホームFC東京U23戦、選手達はほぼパーフェクトな試合運びをしてくれました。これで栃木SCは暫定首位です。



この試合の実況は井上マーさんだったようです。芸人さんによるJリーグ実況って初の試みじゃないでしょうか？何の違和感もなくこなしていますし、J3は解説もいないひとり実況ですから、意外とピン芸人さんには向いている仕事かも知れませんね。



芸人つながりの効果なのか、芸人の弟を持つ牛之濱選手の先制点を皮切りに、オウンゴールを含めて4ゴール。得失点差を考えるとこのゴールラッシュは本当に素晴らしい結果です。
沼津の得失点差にはもう追いつけそうにないですけど、秋田との差はわずか2にまで縮まりました。最後に勝ち点で並ぶという事態は十分考えられますし、得点を取れる時にはこうしてしっかり取っておきたいです。

失点シーンは…壁が小せぇ（笑）。廣瀬選手と西谷選手の壁の小ささに危機感を持ったのか（笑）、ペチュニク選手が壁の中央に入ってくれましたが、西谷選手の頭上スレスレを通されたフリーキックはきれいにゴールに吸い込まれて行きました。誰が壁に入ったってうちの選手はみんな小さいですし、相手のキックが上手かったですから、まぁこれはもうしょうがないんですけどね（；＾＾）



試合以外のことなんですけど。



ピッチの芝、さらに酷くなっていますね。ボールが大きくイレギュラーするシーンがかなり見られました。パスサッカーを標榜するチームは今のグリスはは本当にやり辛いと思います。
暑い季節は終わりましたからもうこれ以上酷くなることはないと思うのですが、プロの試合を行う環境としては最低最悪だと言っていいと思います。

『本当にJリーグ…？栃木SCのスタジアム、「芝」がちょっと残念なことに』（Qoly）

故障のリスクも上がりますからできれば改善して欲しいですけど、スタジアムの構造上の問題で毎年の事ですし、もう万策尽きた感じでしょうか。対戦相手にも本当に申し訳なく思います。
建設中の新スタジアムは観客に厳しい構造なのだから（笑）、せめてプレイヤーズファーストで芝だけは年中良質さを保てるように管理して欲しいです。

そしてFC東京U23の注目選手だった久保建英選手と平川選手。ふたりはこの栃木戦を最後に27日からU17日本代表合宿へ参加し、そのままU17W杯インド大会へ出場する予定です。
U17W杯に向けていいイメージで国内リーグを終えたかったと思いますが、栃木のディフェンス陣は久保選手にはほぼ仕事をさせない完璧な対応をしてくれました。久保選手の素晴らしいテクニック、サッカーIQの高さは随所に散見されたものの、栃木の徹底したディフェンスもあり、フィジカル面は非常に厳しい戦いを強いられたように思います。



特に久保選手と対峙する機会が多かった服部選手はおそらくフィジカル勝負ではほぼ100％勝っていました。誤解を恐れずに言えば、昨年までアルバイトをしながらアマチュア契約でサッカーをやっていた選手にフィジカル勝負でまったく歯が立たないのが久保選手の現状なのです（服部選手をディスるつもりはありません、その環境から実力でプロ契約のオファーを勝ち取り、コンスタントに試合に出場し続けている服部選手の努力は本当にスゴイと思います）。



久保選手は素晴らしい才能の持ち主ですけど、やはりまだ16歳の子ども。体が出来上がっていない印象を強く受けました。でも焦ることはありません。ゆっくり、着実に成長してくれればそれでいいんです。U17W杯を通じ、また一回り大きくなった姿を見せて欲しいですね。



一緒にグリスタに行っていた子ども達が「久保くんのプレーを見るのは二度目」と言っていて、あれ？いつ観に行ったかなぁと思ったら、4年前、バルセロナのカンテラの一員として来日した久保選手を観に行ったことがありました。すっかり忘れてたわ。あの頃の来日メンバーは順調に成長しているのでしょうか？