飛行機さつえい奮闘記
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6月8日は久しぶりの平日休み、JALの格納庫見学を予約していました!
訪れたことがないJALの格納庫、JAL SKY MUSEUMや格納庫に入っている整備中の機体、いわゆるいつもの格納庫が見れればいいと思っていたのですが…数日前、NHKのニュースエンディングで流れた羽田空港の映像。そこには格納庫へトーイングされる政府専用機の姿がありました。
もしかしたら中に入っている政府専用機が見れるかもしれない…!ワクワクしながらJALのメンテナンスセンターに向かいました。

※掲載している写真はすべてJAL工場見学~SKY MUSEUM~担当様へ確認頂き、商用目的以外での利用の許可を得ています。
 また、記事内の政府専用機の写真はJAL工場見学のコース外(空港フェンス越し・展望デッキ)から撮影したものです。



バイクを走らせていたら見えた政府専用機の大きな尾翼、どうやらランナップエリアでエンジンのチェックを行っているようです。どうやら格納庫の中では見れなそうです^^;

【160608】政府専用機羽田空港エンジンランナップ

でも政府専用機がエンジンランナップを行っている姿はとても貴重。金網越しに感動しながら眺めていました。


JALの格納庫見学はWebから行えます。6ヶ月前からの予約ですが、すぐに埋まってしまう模様。
しかし直近の平日であれば日付を選ばなければ結構簡単に予約することができます。
受付は集合時間30分前から。受付で身分証明書を提示し、JAL SKY MUSEUMへ!
航空教室開始時間まで自由に見学できます!


子宮頸がん予防啓発プロジェクトのHellosmileキティちゃん!
以前、沖縄から帰りの飛行機でこのHellosmile JETに乗り、このキティちゃんと記念撮影させてもらいました。
まさかこんなところで再会するとは!


ズラリと並ぶJALの制服!奥は旧JASの制服も展示されています!


SKY MUSEUM内はJALの歴史を中心に、搭乗券や当時の時刻表、記念品などが展示されています。


2004年、当時の日本航空と日本エアシステムは経営統合し、日本エアシステムは事実上の吸収となりました。
そんな日本エアシステムのオリジナルグッズもたくさん展示されています!


日本航空や日本エアシステムが過去に使用してきた航空機をモデルプレーンで一挙展示!


DC-9-81(いわゆるMD-81でしょうか)のコックピット!アナログ計器が並ぶ時代を感じさせるコックピットです。


JALは欧米国際線を中心に『吉野家』や『ケンタッキーフライドチキン』『モスバーガー』『たいめいけん』などの日本でお馴染みの味を空で提供しています。太平洋上空で食べる吉野家…さぞかし美味しいことでしょう!

  
TDA東亜国内航空 初代制服(右側)
1971年5月~1971年9月
マリーゴールド色のワンピースに白の鞄と靴のコントラストが映える、明るい印象の制服。当時流行したミニスカート丈を採用し、動きやすいつくりになっている。1971年5月の日本国内航空と東亜航空の合併後、新制服が決まる同年9月末まで着用。

TDA東亜国内航空 2代目制服(左側)

1971年10月~1975年
あざやかなオレンジ色で、衿なしのスーツと立て衿のブラウス、流行のミニスカートをあわせたツーピースの制服。初代同様ミニスカートが話題を呼び、冬には同色のオーバーコートも着用。

   
TDA東亜国内航空 3代目制服(左側)
1975年~1988年
真っ青な青を象徴するセルリアン・ブルーを基調に、TDAのカラーであるレッド&グリーンをスカーフとエプロンにまとめ、3つのカラーの美しい調和のあるデザイン。

日本エアシステム 4代目制服(中央)

1988年~1997年
TDAからJASへ社名変更し国際線進出を記念して制服を刷新。親しみやすく優しい女性のイメージを大切にし、信頼感と安心感が伝わるようパープル系濃紺のスーツとした。帽子中央に大きな帽章をあしらい、スカーフとエプロンは飛行機をあしらった絵画風のデザイン。

日本エアシステム 5代目制服(右側)

1997年~2004年
レインボーセブンと呼ばれたボーイング777の導入を機にリニューアル。ジャンパースカートとジャケットのアンサンブル、冬服は紺、夏服は爽やかな空をイメージしたライトブルーで、丸首のTブラウスを組み合わせて新しい印象を演出。スカーフとエプロンは赤・青・緑の3色でペーズリー柄。


  
日本航空 初代(1号)制服(右側)
1951年8月~1952年9月
1951年8月、会社設立と同時にスチュワーデスが誕生した。初代の夏服としてトロピカルという英国製のとても薄い生地を使用した上着は、衿付きの3つぼたん。白いブラウス木綿の開襟シャツ。帽子は、天井のないターバン帽であった。ひざ下15センチのタイトスカートのため、タラップを昇り降りするのが大変だった。

日本航空 2代目制服(左側)
1954年2月~1960年8月
1954年2月2日、発の国際線として東京=サンフランシスコ線の開設を記念してスチュワーデスの制服を改定。夏服と冬服は生地だけを変えて、色やデザインは同じものになった。服地はネイビーブルーのポーラー地で、衿なしの上着に銀色の3つボタン。スカートはタイトスカート。帽子の銀のワッペンはピンと起立させ、銀色の胸章を付けた。


   
日本航空 3代目制服
1960年8月~1967年3月
1960年8月、日本で最初のジェット旅客機ダグラスDC-8の就航を機に制服を改定。ロイヤルブルーの上着に大きな金の4つボタンが特徴。当初の帽子は牛乳配達員の帽子に似た山型で、上から見るとハート型になっていたが、1962年より筒型に変更された。

日本航空 4代目制服
1967年3月~1970年6月
1967年の世界一周線開設を機にスチュワーデスの制服を改定。日本航空のサービスと日本女性のよさを活かしたデザインで、全世界にアピールした。スカイブルーの丸みを強調したスーツに丸首のブラウス、右胸には真珠をあしらった鶴丸ブローチをつけた。帽子はお椀型で、正面にも白い鶴丸の帽章が付いた。

日本航空 5代目制服
1970年7月~1977年9月
ボーイング747型ジャンボジェット機就航を機に改定。夏(半袖)、冬(長袖)ともカンパニーカラーの紺と赤を基調にしたシンプルなデザインのミニ丈ワンピース。服地は、夏服は化繊、冬服はウールジャージー。靴とバッグは紺のエナメル。帽子・バックル・靴は、日の丸からヒントを得たデザインとなった。前ボタンタイプから後ろジッパータイプとなり初めてスカーフが導入された。


   
日本航空 6代目制服(左側)
1977年10月~1987年12月
ワンピースは紺色の無地で6個の金ボタンの半袖、シャツカラー。スカートはノーマル丈になり、素材はウールとポリエステルの混紡。夏物・冬物の区別はなく、ボディシャツは赤・白、紺・白、無地の3種類で好みの組み合わせができた。
帽子はワンピースと同じ素材で丸型つば付き。

日本航空 7代目制服(中央)
1988年1月~1996年9月
1987年11月、日本航空は完全民営化。翌1988年1月からは、一般公募によるデザインで決定した制服の着用を開始した。ジャケットはミリタリー調のダブルのブルゾンタイプでウエストが絞られている。
ストライプ入りブラウスにリボンタイプのスカーフ。帽子は幅広で縁あり、お椀型で鶴丸がはばたくデザインの帽章付き。

日本航空 8代目制服(右側)
1996年10月~2004年3月
『お客さまにより親しみを感じていただけること』『個人のセンスを活かしながらも統一した美しさがあること』『気品に満ちていること』がコンセプト。濃紺のシングルスーツに4個の金ボタンと4個の外ポケット。帽子は廃止される。客室乗務員の呼び名も、スチュワーデスからフライト・アテンダントに変更。


 
日本航空 9代目制服
2004年4月~2013年5月
『信頼感と洗練』をコンセプトにデザイン。上着はシングルスーツに3個の金ボタンで襟あり。当時の都市型の嗜好にマッチしている色としてチャコールブルーを採用。スカーフは3種類でピンク・ブルー・グリーンで明るさと優しさを表現。

日本航空 10代目制服
2013年6月~
『美しいデザイン』、『吟味された機動性』、そして『おもてなしの心』を体現した新制服。鶴丸をモチーフにJALグループ航空会社(JAL、JEX、J-AIR、JAC、JTA、RAC)すべて同一のデザインの制服とした。各社の特色は、色違いのスカーフで表現。ノーブルな濃紺を基調としたジャケットとワンピースを採用し、鮮やかな赤色をアクセントとして随所に配色している。


航空教室が終わり、格納庫へ!こちらはM1格納庫。元々は日本エアシステムが使用していた格納庫です。こちらでは主に重整備を行っているとのことです。
この日は737-800、JA301Jが入っていました。整備と一緒にSKY NEXT化を行っているようです。
機体上部では衛星アンテナをつけているようです。


こちらはM2格納庫。最大5機を格納できる巨大ハンガーです!


DC-8の垂直尾翼!機体番号はJA8001、日本のジェット旅客機の初号機となった『ふじ号』の垂直尾翼です!


777-200のお尻、APUの排気口が見えます。ストローを噛んだような形が特徴的です。


格納庫下へ降りてきました。格納庫滑走路を向いて右半分に737が2機、777が2機の計4機が入っています。普段4機格納する際にはもっと余裕をもって駐機するようですが、この日は政府専用機の為に大きくスペースを開けており、ぎゅうぎゅう詰めな変則的な格納となっていました。


先ほど垂直尾翼が保管されていた『ふじ号』、実は日本の航空遺産として頭部をカットして保管されているのです。羽田空港のどこかにあるというのは聞いていたのですが、JALの格納庫にあったのですね。初めてみました。


内部は今では絶対にできないような障子窓の純和風キャビンになっているとのこと。いつか博物館などに展示されて公開されたらいいですね。


この日、政府専用機が格納庫内に入っていることを期待していいきましたが、残念ながらM1ハンガーの前でお昼寝していました。JALの格納庫から政府専用機の写真を撮ることはOKですが、WebでのUpはNGと言われていたので、お見せ出来ないのが残念です。


お昼ごはんはタモリ倶楽部でも紹介された『ブルーコーナー』へ。日替わりランチが800円と、とてもリーズナブルなお値段で食べることができます。


この日、JALの格納庫見学は2回予約していました。さぁ…今回は政府専用機は格納庫内にいるのか!?


M1ハンガーの中では767-300がエンジンチェック。


そうそう、この777-200、整備さんがつくったそうです。ラジコンになっていてちゃんと飛ぶそうですよ!


政府専用機は…相変わらず外でお昼寝をしていました…残念!
737-800はエンジンブレードを取り外され、歯抜けな状態になっています。


政府専用機の高さに合わせられたタラップ。さらに『政府専用機につき作業関係者以外の立ち入りを禁止する 防衛省』の立看板が。




うーん、この日は空振りでした…しかし…!


某日、格納庫内に政府専用機が入っている日に行くことができました!この767の奥に政府専用機がいます。お見せできないのが残念ですが、大好きなジャンボ機、あこがれの政府専用機、僅かな時間でしたが目の前で見れて大満足でした!


これは国際線ターミナルから撮ったJAL格納庫。こんな感じで政府専用機が見れました!


格納庫前ではランウェイ34Lに着陸する飛行機もよく見えました。これもJALの機体しかお見せできないのが残念です^^;




機体の健康を守る、影の主役、整備士さん!カッコいい!






これは格納庫見学が終了し、外のフェンス越しに撮影した政府専用機。


ゆっくり格納庫内に入れられていきます。


次に政府専用機に出会えるのは8月の千歳基地航空祭でしょうか。青空の下、見れればいいですね!

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