惹かれるもの

こだわって、好きなもの、惹かれるもの探し

-262-  竹富島の民家

2007-05-31 | 旅行
  
  赤い瓦屋根の並ぶ島       5月15日撮影

  昨日はパナリ島の日帰りの旅でした。
  今朝、石垣島から船に乗り憧れの竹富島へやって来ました。石垣から10分の所です。
  そう、これが沖縄独特の赤い瓦屋根です! 紅が撮りたかった赤い瓦屋根です!


  




  
  火の見櫓のような展望台からの眺めです。
  お仲間は怖くて上がれ無いという。平気、平気ョ!


  




  




  




  




  
  民宿になっているようです。レンタルサイクルで島巡りにお出かけのよう。  



  
  大きな前垂れ(家の目隠し)のある典型的な民家です。



  
  丁度、瓦屋根の葺き替え工事をしている所にぶつかりました。


  とても思い入れがあって、今回の旅行のメインのはずでした。
  今夜はこの島に宿をとり、ゆっくりのプランを立てていました。
  ところが狭い島、同じ様な家並みを一巡りするともう退屈です。
  私の力では何処を撮っても同じ様になってしまうし・・・、
  それに、民家の保存地区、何処もあまりにも整然と手入れが行き届いており、
  もっと生活の匂いを期待していた紅には何か物足りないものを感じました。
  外側から眺めるだけでなく、島の人との触れ合いを期待していたのでした。   
  所詮無理ですね。ここは観光客の人気の島、いちいち話し込む事など出来ないのでしょう。
  表の顔だけでなく、もっと裏側も見たかったのですが・・・。
  でもまだまだ楽しみは残っています。次回をお楽しみにネ。
            

-261- 豊漁のモズク   パナリ島にて

2007-05-30 | 旅行
  モズク漁                     5月15日

  帰りの船を待つ港で、大漁のモズクを下ろす漁船に出会いました。

  




  




  




  
  水揚げされたばかりのモズクを摘み上げ頂きました。海の塩味が利いて美味しい!!!
  一口の積りが何回も手が出てしまって! ご馳走さまでした。




  
  大豊漁だそうです! どの位の水揚げになるのでしょうか?



              
              満足そうに笑みを浮かべて眺める漁師のおじさんです。お疲れさま~~! 


  大量のモズクを積んだ車は奥さんの運転で走り去って行きました。
  おじさん、今夜は美味しいお酒が飲めるでしょうね!
  
  でもその前に、すぐにこのモズクを塩漬けにするのだそうです。
  そうして置かないと、すぐ腐敗してしまうんですって。
  塩漬けにしたものを加工業者に出荷するんですね。

  程なく私達の乗る船が着いて乗船。
  パナリ島、そして一日中お付き合いいただいた西泊さんともお別れです。 
  桟橋で姿が見えなくなるまで手を振っていて下さいました。
  温かい人情に迎えられ、送られたパナリ島の一日が終りました。
  素敵な思い出を有難う! 又来ますね。
               

-260- 島人

2007-05-29 | 旅行
  
  昨日は飛び入り番外編が入りました。
  今日から又元に戻って数日続きます。お付き合い下さいね。
  
  

  今回のパナリ島旅行でお世話になった西泊さんです。

  ハイビスカスやブーゲンビリアの咲く庭で、ゆっくりお話できました。
  島で生まれ、島で育った『パナリ島観光』の社長さんです。
  島の事なら何でもお任せ、どんな事でもご存知です。


  




              




              




  




  




              
               真っ黒に日焼けして、実に温かないい笑顔です!
              さあ、島唄を一つ、お願いしましょうか。
              楽しい一日をありがとうございました。

              パナリ島観光  http://www2.tontonme.ne.jp/users/panari/






  特別付録-1  パナリ焼き

  琉球王朝栄華の頃、この土地ではパナリ焼きなる焼物があったそうです。
  土器のかけらが発掘されているようで、研究者の間で話題になっているとのこと。
  最近某大学教授が来られ、この土地で試作されたパナリ焼きの壷、
  再現までには遠い道のりのようだと話しておられました。
  琉球王朝への献上品として作られていたそうです。
  西泊さん宅にて撮影

              




  特別付録ー2  船

  近くの家の艇庫で面白い船を見かけました。
  何時かTVで賑やかに競争している沖縄のお祭りの様子を見たような気がします。
  上の文字は上地島を意味するのでしょうか?
  この船が海に出ているところを見たいものです。
  

     


  今日も大変長くなってしまいました。
  飽きられてしまいそうですね。
  紅の得てきたもの、少しでもお知らせしたくて・・・。
  もう少しご辛抱下さいね。
                

    

-259- 午後の散歩    気分を変えて番外編

2007-05-28 | 日記・その他
 

  パナリ島で水没させてしまった愛用のカメラ、昨日メンテが済んで手元に届きました。
  一時も早く試し撮りしたくて近くの庭園美術館に出かけてきました。
  未だ、パナリ島連載中ですが、気分を変えて今日写したものをUP致しました。
  皆さんも飽き飽きなさっているでしょう?
  久しぶりに緊張感を味わいました。



  庭園美術館の庭にて

  




  




  




  




  




  




  




  




              




   

 
  急に思い立って4時過ぎに出かけました。家から数分の所です。
  美術館では『大正ロマン展』と言うとても興味ある展覧会が開かれているのですが
  今日は時間が無いのでお預け、庭園のお散歩です。
 
  既に帰る人ばかり、のんびりと贅沢な時間を味わってきました。
  私のお気に入りのとてもおしゃれな空間です。

  沢山の薔薇をマクロで撮りました。
  あと数日、沖縄旅行レポートをUPしてから登場させますね。
           

-258- 昼食を頂いてから

2007-05-27 | 旅行
  ご近所さんへ昼食に

  常時営業している食堂なんてありませんから、観光客があった時だけ食事を作ってくれるのでしょう。
  パナリ島観光さんと助け合いなんですね。
  沖縄のお母さんが作ってくれたと言うような郷土料理を頂きました。


              
              こんな道を通って、ご近所へ。




  
  先客のグループがありました。紅達は木陰のパラソルの中で。



  
  ゴーヤチャンプルー、モズク酢、赤米のご飯、美味しかったです。
  アオサのスープは飲めませんでした。ザラザラとしたアオサの舌触り、スープの味が馴染めませんでした。

  注目はゴーヤチャンプルーの入ったお皿、これは本土ではお目にかかれない色と柄ですね。


 

  こんな家を眺めながらぶらぶら散策。

  
  ここでお勉強です。
  家を取り巻く石塀、その中に石を積み上げた壁があります。前垂れと言うそうです。
  どの家にも玄関がありません。板戸1枚の開け放たれた作りです。この前垂れは目隠しの役目を果たします。
  この前垂れの右手を廻って家に入るのは長老、年長者、左手から入るのは若輩、子供とのしきたりがあるそうです。
  竹富島で、はっきり解る民家の画像をUP致しますネ。




  
  島にあった唯一の小学校。30数年前に廃校になっているそうです。
  案内頂いてる「パナリ島観光」の社長さん、最後の卒業生ですって。






  クヌイパナ遠見台
 
  島一番の高台、急な17段の石積み階段を上ると遠く西表島や隣の下地島が望める遠見台です。  
  景勝地で民謡「クイヌパナ節」にも歌われている竹富町指定文化財だそうです。


               
              急な階段を下りるnoza さん



  




  
  クイヌパナのすぐ横にある恋路が浜。なにやら伝説がありそうな名前ですね。



                      
                      島人ではありません。紅が足跡を残した記念です。 


  昼食は↓の北の浜へ行く前に摂りました。そうでなければあんなに歩けませんね。
  旅行好きの私が今日まで沖縄を訪ねた事がなかったのは『食べ物』が気になっていたからです。
  どうも口に合わないのではないかと・・・。
  若い頃1年間琉球暮らしをした事のある主人から話を聞いていた事もあって・・・。
  近年東京でも『沖縄料理と泡盛』のお店に行くようになって、大分先入観が変わりました。
  『食べず嫌い』もあったようです。
  アメリカの毎日の『ステーキ』づけよりよっぽど良いです!
  お土産に『海ブドウ』と『モズク』を買って帰りました。
            

  ご心配お掛けしましたカメラ、本日2台とも退院いたしました。一件落着でホッとしています。

-257- パナリ島・北の浜

2007-05-26 | 旅行
 
  一本道、行けども行けども続きます。あ~~、しんど。

              


  
  途中、色々な植物に出会いながら、ただひたすら炎天下の一本道を・・・。

              




              
              大きな蜂の巣、みーつけた。 大丈夫、空き家ですよ。



  
  ブーゲンビリアって赤い所はお花じゃないんですって。白い小さなお花なんですね。



  




              
              未だ続くのかな~~~、




  右手に曲がって少し下ると、見えてきました! 北の浜です。

  
  向こうに見えるのは下地島、島ごと私有地で牧場があるそうです。



  
  砂浜と言うキャンバスにこんなに自由に緑の絵を描けるなんて!!!



  
  みんな、思い思いに貝殻を拾い集めていました。


  炎天下の中、何処までも何処までも一本道を歩きました。
  「線路は続くよ どこまでも~~」といった感じの2本のレールが敷かれたような道です。
  両側は鬱蒼としたジャングルのよう、熱帯植物が生い茂っています。
  視界が開けて青い海と砂のキャンバスです!
  何と言っても、この伸び伸びと描かれた緑の絵が素敵!
  あ~~、この砂浜のキャンバスに、紅も思いっきり絵を描いて見たいな~~~!

  昔、パットブーンの『砂に書いたラブレター』なんていうのがあリました。
  南の国のこの砂浜には、どんな灼熱のラブレターを書きましょうか・・・。
      (こう って読んで下さい)

-256- 赤い瓦の廃墟とガジュマル

2007-05-25 | 旅行
 

  昨日お話した様な訳でカメラがありません。がっくり力の抜けた紅です。
  『仕方ない、これ使えよ』と差し出されたのが彼のカメラ、D2X。
  お~~、神様~~! 
  と言うわけでこれからは借り物の初めて使う重いカメラ、
  それこそシャッター押しただけです。


  廃墟

  




  




  



  島一番のガジュマル

  
  これ、一本の木からぶら下がった枝根です。



   


  北の浜へ行く途中、大きな廃墟が目に付きました。
  大きな筈、観光開発に乗り出したY社が建てたものだそうですが失敗に終わり廃拠となっているのだそうです。
  こんな自然いっぱいの伝説の島、神様の島、大手ディベロッパーに荒らされてたまるものですか!!!
  宿も無く、お店も無く、ビールも無い島、だから良いんです。
  あ~~、ビールが飲みたいと言ったら『パナリ島観光』のN氏が自宅冷蔵庫から出してくれました!
  自分の飲む分だから、売り物でないからお金要りませんよ、ですって! 温かい温かい島人です!
         

-255- パナリ島の海

2007-05-24 | 旅行
  
  船着場から程近い『パナリ島観光』さんの家に向かいました。   5月14日

  
  冷たいものを頂き、水着に着替えて さあ、エメラルドの海へGo!




  




  
  珊瑚や貝の積まれた石塀を見ながら



  
  自然がそのままに残るジャングルのような所を通り抜け 目の前に現われたのは!



  エメラルドグリーンの海です!

  
  


  Oh~~! 私達だけのプライベートビーチ!

  




  




              
              引率してくれた『パナリ島観光』の息子さん、私達の監視員です。 ご苦労様。


 
  アッ、珊瑚礁が! 熱帯魚が!!

  
  アッ、エンゼルフィッシュみたいのもいる!



  
  緑色の珊瑚みっけ!



  



  ジャーン! その時です!!!

        


  面白くて、面白くて、夢中で水面にカメラを向けていました。
  初めて見る珊瑚礁の海と熱帯魚、動きが速いので捉える事ができませんでしたが沢山いるんですよ。
  夢中で追っていたその時、足場が悪くて足を取られました!
  首にかけたカメラ、とっさに右手で上げましたが、左手を着いてしまって・・・!
  カメラは水に浸かるは(フードだけかと思っていたのですが・・・)左手足を珊瑚で傷つけるは!
  海から上がるのも大変、裸足には痛い痛い海です。
  水着を着てましたので、もろに手足にかすり傷、血が滲んでましたがたいした事はなさそうでした。
  
  さあ、それからが大変です。カメラ、シャッターが切れません!
  絶体絶命です。この先どうしよう! 未だ来たばかりです。
  写真を撮りに来たんです!

  ここからが先日お話したような『お目玉ちょうだい』です。
  やってしまったものはしょうがない。これから先の事考えて「石垣島に戻り取り敢えずコンデジを買おう」が
  紅の頭をよぎります。それが又逆鱗に触れるのです!「反省の色が無い!」と。
  カメラを壊した事よりも、今、写真が撮れない事の方が紅には問題なのです!
  ここでUPした写真が最後となりました。悲しい悲しいお話でしょ。
  さて明日はどうなっているでしょうか? 更新出来るかナ?
            

       

-254-  パナリ島(新城島)プロローグ 5月14日

2007-05-23 | 旅行
  憧れのパナリ島上陸

  初めての沖縄、八重山諸島のパナリ島からスタートです。

  
  赤い瓦の石垣港・新離島桟橋から船に乗り



  
  ビュンビュン飛ばして向かうはパナリ島。



  
  気持ちイイナ~~~! この青空。



  
  35分でもう到着。おじさんご苦労さま~~!



  
  パナリ島上陸第一歩!



  
  眼前に広がるこの景色! あ~~!海の色が違う!!!


  サンゴ礁の海に囲まれた人魚伝説の島、パナリ島。
  正式名称は新城(あらぐすく)島といい、上地島と下地島という小さな島から出来ています。
  潮の満ち引きで白い砂浜が浮かび上がったり隠れたりする幻の島。
  真っ白な砂の波打ち際から、サンゴ礁や沖の海へと続くエメラルドグリーン色の海のキャンバスは
  言葉に表せないほど。  (パナリ島観光パンフレットより引用)

  上地島  周囲6,2km
  下地島  周囲4,8km(私有地 牧場)
  人口   8人
  交通   石垣港より定期便で35分

  最近「パナリ島観光」と言う会社が出来て直行便の定期便が可能になったばかりとの事です。
  島に自宅がありご主人と息子さんで営んでいるとても家庭的な感じのところです。
  この便で島に降りたのは我々一行6名、今日一日のんびり島で遊びます。
  先ずは出迎えて下さった息子さんの案内で、家で荷解きです。
  そうそう、ご主人は石垣まで私達を迎えにきて下さったんですよ。
  
  サテこれからどんな一日が始まるのでしょう。明日のお楽しみ。
      

  


    

       特別付録  『三社祭りだワン』
    
        
           『景気づけに一杯やったら、どうも眠くなっていけネェや!』 comment by noza

        先日19日・20日は浅草の三社祭りでした。
       一緒に旅行したnoza さんからこんな写真が送られてきました。
       一人で見るには勿体無いのでお見せしちゃいま~~す。


        
    
   

  

-253-  5月の庭に咲いた花

2007-05-22 | 植物(山荘に咲く花)
  GW特集最終回はお花です。
  随分日にちが経ってしまいました。早く八重山へ飛びたいので2回分の同時UPです。
  チューリップの方のコメント欄は閉じさせていただきますね。
  サーっとご覧下さい。何時も長くなってしまいゴメンなさい。

 

  山荘の庭に今年も沢山の山野草が咲きました。

              
              一面に自生するニリンソウ、邪魔なのですが可愛くて抜けません。



              
              ショウジョウバカマ 
              たった一本になってしまいました。が今年は沢山あるお宅から頂ける事になっています。
 


              
              イカリソウ 白も咲いています。



  
  エンレイソウ  この花は近くの山に入ればいくらでも見られます。



              
              シラネアオイ 我が家のお宝ですが心無い人に狙われています。



  
  ツクバネソウ  我が家ではシラネアオイやエンレイソウの下に咲いている小さな花です。



  
  サンカヨウ



  
  クマガイソウ 我が家の庭と相性がいいようです。3本が数年のうちに今年は28本になり見事です。




              
          ハシリドコロ 猛毒です。これを食べると苦しくて走り回る所からこの名前がついたと言われています。



              
              ラショウモンカズラ  


  未だまだ載せきれない花たちが沢山あります。タツナミソウ、スミレの仲間、エビネの仲間、
  チゴユリ、ホウチャクソウ、ユキザサ、そして木に咲く花たちです。
  春の花はだんだん姿を消し夏の花に移ります。
  ホタルブクロ、フシグロセンノウ、ヤマユリ、キキョウや色々なショウマたちです。
  お宝のシキンカラマツも咲きます。
  何回も書きましたが、ヤマシャクヤクを盗まれてしまいお見せ出来ないのが残念です。

  いよいよ明日から沖縄・八重山です。
  でも余り期待出来ませんよ!!! 何しろカメラが無いのですから!   
  借り物の手に負えないD2Xです。 上手く撮れる筈がありません。
  ただシャッター押しただけ、今のうちから言い訳で~~す。