惹かれるもの

こだわって、好きなもの、惹かれるもの探し

-157-  習作   埴輪

2007-01-24 | マイコレクション
  好んで絵のモチーフにした埴輪、今度はレンズを通して            

             
 




            
            帽子をかぶる少年
            今にも泣き出しそうな顔をして



     以前は良く埴輪や傭をモチーフに絵を描いていました。趣味の域を脱しない油絵や絵手紙です。
    絵筆を持てなくなった今、部屋の片隅に置かれたこれ等の像が、写真撮ってと言わんばかりに
    語りかけているように見えてきました。
    絵画で言えば極々ありふれた写実の作品、面白みがありません。
    少しづつ自分なりの目が出来てくると、この場にUPするのが恥ずかしくなります。
    今までよくも恥をさらしてきたなぁ~~と。
                    

            

-151-  習作  唐傭女

2007-01-18 | マイコレクション
  はるか唐の時代に思いを馳せて

               



               



               


  今日は一日中仕事、又してもカメラを持って外に出られず身の回りのものを撮る事に。
  シルクロードを旅した時に出会った沢山の唐傭女、
  博物館には釘付けされてしまうような逸品がずらりと並んでいました。
  以前にもマイコレクションとして取り上げましたが、
  これは美術館監修の比較的良く出来たレプリカです。
  西域、ウイグル自治区の方へ参りますと
  その顔、衣裳も西洋の血と風が混ざっていて興味深いです。
          

-73-    唐傭女

2006-10-21 | マイコレクション
          はるか唐の時代から、貴女は何を見つめてきたのでしょう

                

                
                
                                                  

                
 
      傭とは人の形のことです。中国で殉死者の代わりに副葬品として作られた、人間や動物を
      かたどった木製、土製、金属製の人形です。
      戦国時代から隋唐の時代に流行し、明、清の時代まで続きました。
      考古学、風俗史、美術史上貴重なものです。(広辞苑より)

      8年ほど前でしょうか、私はシルクロードの旅に出た時かねがね本物を見たかったのですが、
      西安や敦煌の博物館で見てすっかり虜になりました。これをモチーフに絵を描きたかったの
      です。砂漠の中を西へ西へと玄襄三蔵法師の歩んだ道を進みますと今のウイグル自治区
      西域です。この辺りに来ますと博物館に陳列されている傭も顔つき、衣装とも西洋の流れが
      入り、シルクロード交易の影響が伺われて面白いです。
      子供だましのお土産はいくらもありますが、鑑賞に堪えるようなものを探すのは大変でした。
      幸い私たちの旅行はパック旅行ながら参加者3名、現地のスルーガイドと運転手、行った先々
      の専門ガイドと6人です。更にラッキーな事に、敦煌でのガイドは敦煌博物館の学芸員さん、
      平山郁夫先生のガイドを務める方でした。
      個人旅行並みの自由な行動で紅の望みを叶え気に入った唐傭女のレプリカを手に入れること
      が出来ました。もう一つ、平山先生の恋人といわれる敦煌莫高屈の仏像壁画の模写、
      これも見事な物を学芸員氏のお陰で手に入れることが出来ました。
      中国のお土産ほどいい加減な物をつかまされる事はありません!ご用心!ご用心です。

                                                      
 

      追記 バックの書をタラヨウの葉に書いたら、素敵と思うのですがいかがかしら。実は紅の姉の書です。
                


                
             

埴輪 小鳥を抱く少女

2006-07-20 | マイコレクション
何時のころから集め始めて何体もたまりました。
私の友人に埴輪ばかりを描いている絵描きさんが居りまして、私が埴輪に興味を持つようになったのは彼女の影響が大なんです。あどけなく、素朴な埴輪に遠く昔に思いをはせたりしながら癒されています。
初めは専ら私の絵手紙のモデルさんを務めてくれましたが、眼を患い絵筆が持てなくなってからは、飾り物になりました。
阪神・淡路大震災以後、何度も訪れる地震によって、可哀想に大分痛めつけられてしまいました。額の傷や腕の補修跡、皆その時のものです。以来焼き物のコレクションは止めにしました。