惹かれるもの

こだわって、好きなもの、惹かれるもの探し

-82-  今年はいま一つ!     猿ヶ京→水上線

2006-10-31 | 田舎の暮らし
    姉山の家で食事をしたあと、紅葉見たさにドライブしました。

       
       猿ヶ京から水上へ抜ける道が数年前に出来て近くなりました。
       水上との境の峠です。仏岩が見えます。法衣を纏ったお坊さんの
       様に見えるのでこの名が。


       
       今年の紅葉はあまりパッとしません。期待はずれです。


       
       このトンネルを抜けると水上です。この様子ですとトンネルを抜け
       ても紅葉は期待出来ないでしょう。

       昨年の町村合併で、我が新治村、月夜野町、水上町が合併し
       「みなかみ町」となりました。

 
       
       道端からチョッと中に入るとあちこちにりんどうが!こちらも例年
       より色が悪い様です。



       
       一面のススキが原です。



       



       猿ヶ京小学校の思い出
       
       帰り道、猿ヶ京小学校に立ち寄りました。建ってから未だ何年も
       経たない校舎です。
       村の木を切り出して作りました。町村合併で廃校も近いようです。
       
       土曜日を利用して、子供と父兄、お爺ちゃんやお婆ちゃんとの
       触れ合い教室があるようです。
       ある時絵手紙教室を開くと言うので紅の絵手紙教室の仲間が
       お手伝いに。紅はご遠慮し、画仙紙葉書を1箱差し上げましたら
       6年生から嬉しいお礼の手紙が届きました。
       一人一人にお返事出来ないので、全紙(畳1畳分ぐらい)の年賀状
       に「21世紀は君達、貴女達の時代です。大きく羽ばたいて下さい」
       と言うような事を描いてあげました。
       丁度21世紀を迎えた年でした。子供達も大喜びしたようで何年も
       学校に貼ってあったそうです。
       村の広報誌にも大きく取り上げられました。
       そんな訳で、紅にも少なからずご縁の有った小学校です。

       これより前の事でしたが、村から講演の依頼がありました。勿、
       ご辞退しましたが結局引き受ける羽目に!演題自由の1時間、
       結構きついです。
       「新治賛歌」と題しお話したような気がします。
       この村の小学生、中学生、すれ違った人誰にでも気持ちよい挨拶
       をしてくれます。これに痛く感激していた紅でしたので、こんな
       演題にしたような気がします。
       「知らない人には気をつけなさい」になってしまった昨今、
       心痛みます。
  
                                          
    
       今朝この画面を開けましたらフォントが大きく化け、
       めちゃめちゃの画面になっていました。
       急遽修復しましたがいつ何時又化けるやも知れません。
       お見苦しい段、お許し下さい。
       過去のものも化けています。
       修正しておりませんのでお許しを。
       皆さん、こんな経験お持ちですか?
       どうしたらいいでしょう?
       


-81-   秋深き山の家の庭

2006-10-30 | 田舎の暮らし
       庭も淋しくなりました。

       
       4時半です。あっという間に日が沈んでしまいます。部屋からの眺めです。


       
       天まで届けとばかりになってしまった柿の木、小鳥さんどうぞ召し上がれ。下にも沢山落ちてます。


       
       庭のお花もなくなりました。


       
       天南星(マムシグサ)の実が赤く色づきました。


       
       シキンカラマツも沢山の種をつけてくれました。
       私が植物博士と呼ぶ横浜のO氏が「シキンカラマツがあるんですか?」と言っておられたから
       採取しておいて差し上げよう。
 
       
       夏にはこんな可愛い花を咲かせてくれます。花を咲かせるまでに2~3年はかかりそうです。


               
               庭の花手折って、あるがままに、(土間の柱にワイルドな蔓細工の籠で)


       
       咲いてるように、自然のままが紅流です。   2002.10.28 紅がほっこり過ごした日      
                 

-80-   岩魚を食べに       姉山の家

2006-10-29 | 日記・その他
       山の中の一軒家、姉山の家に久しぶりに岩魚を食べに。

       
       山の家から10分も林道を走ると1軒の農家がある。途中猿の群れに出会った。
       数十匹の大群です!
 
       
       
       元養蚕農家、近くに数件の農家があったようですが今はみな山を下り、一軒だけになってしまったそう。

       
       
       暫く来ない内に、焼き方が変わってしまった!強火の遠火で立てて焼いていたのに!        
       ね、おじちゃん! TV等の旅番組で何回も紹介されお客さんが多くなってしまったからかしらね。

       
       
       さすが大きな農家のお座敷、広い事、広い事!

       
       
       十数年前、山の食堂「姉山の家」を開業して以来のお馴染みさんの紅は、何時も家族の間、
       囲炉裏端です。きのこの煮物、お焼き、漬物など紅の好物をサービスに出してくれます。
       もうみんな食べちゃいました。

       
       うわ~、恥ずかし~~~い!紅が昔おじちゃんに送ったものが額に入れて飾ってある~~!


       
       姉山の家から紅の山の家のほうを臨む。
       中央の赤い屋根の右側後方、木々に隠れている。



       金曜日の夜東京を発ち、半月ぶりに山の家に来ました。今回は冬支度と大掃除でしたが、
       応援に来てくれた妹夫婦を案内して日曜日にお昼に姉山の家で一休みです。
       大掃除、布団干しと済ませましたので、これから水上方面に紅葉見物にでも。
       ここからの眺めですと、紅葉は今一つのようです。
                                

-79-  徒然なるままに、自然体で

2006-10-27 | 日記・その他
     前日の「ほっこり」では色々なお言葉を頂き有難うございました。
     少し生活のリズムを崩してしまった事が立ち止まる原因になったようです。
     PC三昧の日々で、手紙を書く事も疎かになっていました。
     絵手紙を書いていた頃、1年に1,000枚は書いていました。
     寝たきりのお年寄りや独居老人、はたまた老人ホームに入っている方に書き送っていました。
     楽しみで待っていてくれる事を思うと描く力も沸いてきました。
     紅が出来るささやかなボランティアです。
     気がついたら、ここ数ヶ月、ほんの僅かしか出来ていない。それなのに時間が無い。
     余りにもPCに向かう時間が多すぎました。眼を労わらなくてはならない私が!

                        

     これは私の好きな童画作家・岡野原八千代の布絵です。ポストに手紙を入れる可愛らしい少女。
     何時も部屋にかけて眺めています。沢山の人々の思いを食べている赤いポストです。
     又、紅の思いも届けて貰おう。絵手紙描けなくなってからは写真に一言添えてのカード、
     紅葉の絵葉書作って早速出そう!
     つまらないブログと悩んだが、紅は紅でしかない。自然体で気楽に気楽に!
     立ち止まるきっかけを作ってくれたブロガーさんがこんな事言ってくれました。 

     
     物事に優劣は無く、勝ち負けも無い。ただ其処にあるのみ。
    求めるべきは外にあるのではなく心の内にある。


    紅のあるがままで、これからも続けていこうと思います。
     「みんなちがって、みんないい」大好きな金子みすずの言葉です。



              今日は又、嬉しいお届け物がありました。
              差出人はあの、渡辺俊明先生の奥様から。
              「無農薬の新米が出来ました」の添え書きと共に。
              若しかしてご自宅の前の田んぼで?
              先日お伺いした時に稲架にかけてあった?
              天日干し!これは珍しい!貴重品!
              ご馳走さまです。天国の先生にも御礼申し上げます。
     

                
                                        

-78-  ほっこりと     ふと立ち止まり思うこと

2006-10-26 | 日記・その他
      たまにはほっこりしてみませんか? に思う

       
       私の好きなブログで「たまにはほっこりしてみませんか?」と言う言葉を見つけ、ドキッとした。

       
       ブログ立ち上げて早4ヶ月、何も解からずただ無我夢中で走ってきた。

       
       そして、東西南北たくさんの知己を得た。
       バーチャルな世界とは言え、初めよそよそしく、
       そして今は旧知の友の様に。

       ほっこりの言葉に我に返って立ち止まる。
       走って、走って、息切れしていないだろうか?
       それまでとの生活パターンが変わってしまったのではないだろうか?   
       何かが犠牲になっていないだろうか?
       何かを犠牲にしてまで気持ちを打ち込む内容のブログだろうか?        
       何のポリシーも無い、何でもありのつまらない内容!
       
 

             
       この辺で一度立ち止まり、ほっこりお茶でも飲んでみよう。
       そして、リニューアルの事など考えてみよう。
       
       故郷の川に魅せられて毎日追いかけている人
       自然を愛する人
       下町情緒を伝えてくれる人
       ご当地を美しい写真と研ぎ澄まされた文章で魅了させてくれる人
       私が植物博士と呼ぶ毎日植物を追いかける人
       山を愛する人 
       写真の加工に精を出す人
       世話焼きオバサンと自らを称し面白おかしく日記を書く人etc.

       みんな確固としたポリシーを持ってご立派!
       紅の「惹かれるもの」紅の好きな物へのこだわり、
       果たしてお伝え出来ているんだろうか?
       ただ毎日あたふたと、その結果がつまらないものでは!
       「ほっこりしてみませんか?」の言葉にふと我に帰りました。
 

             
          
        新庄君へ

            
         今日は日ハムが優勝を決めた日、そして君の最後のユニフォーム姿の日、

              


              
           よくやったネ! 泣きたいだけお泣き!日本中が君に拍手送っているよ。 

             
            有難う!新庄。 実にユニークな振る舞いで日本中を沸かせてくれたね。
            さあ、これからどんな活躍してくれるか楽しみ!
            日本中のファンの拍手は、君の新しい旅立ちへの拍手でもあるんですよ!


            この日ばかりは新庄に惜しみない拍手を送った、Gファンの紅でした。
                  ↑写真はTV朝日、テレビ画面より
                             


             

                           

-77-     奥武蔵 竹寺      (昨年11月3日)

2006-10-25 | 料理
      季節のお料理味わいたくて

      
      奥武蔵の竹寺へ行きました。(昨年の事です)

      
      竹寺の名のごとく、器は全て竹で出来ています。

      

      
      
 

      


      


      
      一器に一口、一枝添えて、 ああ、日本に生まれて良かったと。

      竹寺ですから、筍料理で知られています。 筍の季節、予約一杯で中々取れません。
      精進料理ですから季節をはずしてもと、紅葉の時期に訪れました。       
      「季節感の無い食卓ほど味気ないものは無い」とは故、辻嘉一さんの言葉です。
      秋を十分味わって、ご満悦の紅でした。
      筍の季節に、そう、きっと器も青竹でしょう、行ってみたいな~~~!

 

      
      
      竹寺の近くに「子の権現」があります。ここは足腰の神様として信仰されている所だそうです。
      1年前の紅は10分歩いては休み、10分歩いてはもうだめだ、の状態、足の痺れで困ってました。
      ここで小さなわらじを2足買って1足は権現様へ、1足は自分が持つと良いと言われてます。
      困った時の神頼み、それではわらじを買ってと思いましたら
      あ!車の中にバッグを置いて来てしまった!!! お財布が無い!!!
      結局一畳もあろうかと思われる大きな金のわらじに触れてお願いするだけでした。
      その願い事叶ってか、今では1時間でも2時間でも歩けるようになりました。
      他力本願ではありません。努力してま~~す。しかし足の痺れは治らないようです。
   

      



ー76-     BAY QUARTER YOKOHAMA

2006-10-24 | 日記・その他
      
      
      潮風を感じながら、ショッピングやお食事、船の上のよう!


      
      横浜東口にこの夏8月24日にオープンしたBAY QUARTER YOKOHAMA

      
      東口のSデパートから直結です。

      
      まるで船の上でショッピングしたりお食事しているような雰囲気を味わえます。

      
      みなとみらいにある大きな観覧車、 この日小学校の仲間と海を眺めながらの会食です。

      
      横浜駅西口にあるTデパートの最上階 ガーデンレストラン街

      
      と或る和食の店  若者で賑わうベイ・クウォーターを出て、落ち着いた所で飲み直しですって。

      少し前の事ですが、小学校の仲間7人でTちゃんの快気祝いをしました。
      Tちゃんはクラスきっての腕白坊主で人気者でした。そして今も変わらぬ人気者です。
      スキンヘッドの怖そうな風貌、知らない人ならその道のお兄ちゃんと間違えそうです。
      中学出てから定年までTガスを勤め上げた本当はマジメなおじさんです。
      その彼が春の秩父長瀞グループ旅行の時、ひどい腰痛に見舞われました。
      旅先で整形外科に連れて行ったほど!どんなにか痛かっただろうに頑張り屋のTちゃん
      杖をつきながらも最後まで皆に付き合いました。
      「俺がいないとダメだろう!」がTちゃんの何時もの言い分。
      何故なら彼が勤め上げたTガスの保養施設が何時も我々の宿、
      箱根や軽井沢、春の秩父もお世話になってるんです!ホテル並みの施設で懐石料理や
      フレンチも、何と2食付6,500円で宿泊です!これも皆彼が真面目に勤め上げたお陰です。
      この日はそんなTちゃんの椎間板ヘルニア手術で快復したお祝いの食事会でした。
      来月は箱根2泊旅行、小学校のクラス会です。勿論Tちゃんにお世話になります。
   


      
                




 
            

-75-  高校のクラス会

2006-10-23 | 日記・その他
     3年ぶりのクラス会です。何年経ってもあの頃に戻れるから不思議です!

   

 22日、高校のクラス会が新宿のホテルでありました。出席者は19名、卒業以来初めての方の顔も!
 殆どの方がリタイアーして悠々自適の生活をエンジョイされているようです。
 元商社マン、銀行員、大学教授 etc と様々ですが、何と言っても変り種は現役オペラ歌手。
 芸大出身でかのパバロッティーとは同じ先生に師事した兄弟弟子なんだそうな!
 ホセ・カレーラスとは同じコンクールに出場して、彼にグランプリを持って行かれたと爽やかに。
   
 ○○○高校は前身が中学でバリバリの受験校、皆さん一流大学目指して猛勉強でした。紅のような落ち
 こぼれもありますが!女子はクラスの5分の1しかおりませんでしたから、今回4名の出席は快挙です。
 現役は大学教授2名とリタイアー後にパソコン塾をしている方等何名か居りましたが、皆さん趣味のゴルフ
 や陶芸、歴史研究に没頭する方、書道の先生、体操教室を主宰している方、教会でお子さん相手に聖書の
 お話される方等様々で、夜の更けるのも忘れて愉しい話に花が咲きました。
 懐かしいあの頃に戻れちゃうから不思議です!
   
 恩師は90歳を超えていまだご健在、色紙に寄せ書きしてみんなの元気な写真を添えお届けします。
 悲しいかな、お二人のクラスメイトを昨年亡くしました。
 元気で出席できる事、幸せなことですね。

 さて、紅は何処にいるでしょう?簡単です。確率4分の1ですから。皆さんご自由に想像を!
 何時ものGパンに野球帽、スニーカーの紅とは様子が違います。
            

-74-  新穂に包まれたお酒が届きました!

2006-10-22 | 日記・その他
       香りプンプンの稲穂に包まれたお酒、友達からのプレゼント!
 
       


                

      もう新酒が届けられました!まだ青い稲穂に包まれたお酒、稲穂の香りプンプンさせて!
      
      今日は高校のクラス会。出かける直前に親しい友人からプレゼントをお届けしたいとの電話、
      受け取りは仕方なく家人に任せて出かけてしまいました。
      3年ぶりの旧友との再会で盛り上がって深夜の帰宅、届いてました、すごい物が!
      その名も「いなほ」 勿体無くてすぐには開けられません。暫くはお飾りにしましょう。
      帽子デザイナーの彼女は元仕事仲間、ご主人は報道カメラマンの紅のボーイフレンド、
      紅がお二人のキューピット役?でめでたくゴールイン、そんな訳で長~いお付き合いです。
      お二人のセンスが光ります。有難う!さて、どんな肴で何時パーティーをしましょうか?
      来月の初め、このご夫妻と村上に鮭の遡上を見に出かけます。
          

       訂正とお詫び
       今の時期に新酒ができるはずがありませんね!!!
       和三郎様からのご指摘と送り主NOZAさんからのコメントを頂き有難うございました。
       青い稲穂を見ただけで新酒と勘違いいたしました!
       クラス会でお酒が入って上気していた紅、お許しを







   
       

-73-    唐傭女

2006-10-21 | マイコレクション
          はるか唐の時代から、貴女は何を見つめてきたのでしょう

                

                
                
                                                  

                
 
      傭とは人の形のことです。中国で殉死者の代わりに副葬品として作られた、人間や動物を
      かたどった木製、土製、金属製の人形です。
      戦国時代から隋唐の時代に流行し、明、清の時代まで続きました。
      考古学、風俗史、美術史上貴重なものです。(広辞苑より)

      8年ほど前でしょうか、私はシルクロードの旅に出た時かねがね本物を見たかったのですが、
      西安や敦煌の博物館で見てすっかり虜になりました。これをモチーフに絵を描きたかったの
      です。砂漠の中を西へ西へと玄襄三蔵法師の歩んだ道を進みますと今のウイグル自治区
      西域です。この辺りに来ますと博物館に陳列されている傭も顔つき、衣装とも西洋の流れが
      入り、シルクロード交易の影響が伺われて面白いです。
      子供だましのお土産はいくらもありますが、鑑賞に堪えるようなものを探すのは大変でした。
      幸い私たちの旅行はパック旅行ながら参加者3名、現地のスルーガイドと運転手、行った先々
      の専門ガイドと6人です。更にラッキーな事に、敦煌でのガイドは敦煌博物館の学芸員さん、
      平山郁夫先生のガイドを務める方でした。
      個人旅行並みの自由な行動で紅の望みを叶え気に入った唐傭女のレプリカを手に入れること
      が出来ました。もう一つ、平山先生の恋人といわれる敦煌莫高屈の仏像壁画の模写、
      これも見事な物を学芸員氏のお陰で手に入れることが出来ました。
      中国のお土産ほどいい加減な物をつかまされる事はありません!ご用心!ご用心です。

                                                      
 

      追記 バックの書をタラヨウの葉に書いたら、素敵と思うのですがいかがかしら。実は紅の姉の書です。