チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

日本人の典型

2011年12月13日 09時43分20秒 | 日記
わが野田総理を見ていると
丁寧
腰が低い
反対をしない
いつも笑みを浮かべている
言葉が優しい
何を言いたいのか分からない
自己主張が無い
慇懃無礼
興奮しない
波風立てない

日本人ってこの野田総理のような人多くありませんか

演説が旨いと評判らしいが
心が無く人の言葉を借りて丁寧に話す

どうぞどうぞ
おっしゃるとおり
実は私もそう思っていたんです

自己主張は絶対出来ない民族なのかもしれないと
彼を見ていると思う
自立なんてとんでもなく
いつも誰かの目を気にし
他人の目で自分が生きている

こんな日本人になったのは明治時代からだと
チャコちゃん先生は思う
つまり明治維新から官僚が力を持つようになり
「御上の言うとおり」にしておけば難無く生活できる
そういう考え方が染み付いた

野田総理を「安心だ」という人も居る
主張がないから安心なのだけどーー
あの姿が日本人なのですよ

一方橋下大阪市長は「独裁者」という名を冠に戴いている
改革を次々に行うし
それは大阪市民にとって良かれと思うことを
其れを信じて実行している

つつがなく平和に暮らすことは
みんなが自立した生活をしなければいけないと思うが
亀のように首を縮めて生きるのが平和とは思えないが
でも日本人の多くがそういう生活をしている
だから穏やかに映る

野田総理が長く続くことを良しとしている人も多い
そうしたら
私達の生活はどうなるのだろうか

自分の生活は自分の責任の中でしっかりやろう
そして仲間と大きく輪を作って
自然と調和していこう
そういう人たちも多く生まれている

そのような人にはもう政治家など関係ない
一人ひとりが体の細胞のように働き
自分の役目は胃だ腸だ心臓だ血液だと定めて
その機能生かす生活をはじめている

わずかだがそういう日本人も居る
その日本人が多くなったとき日本は世界の指南国になると思う

指南というのは磁石を見たら分かるように
針は南を指し、北の玉座を決めている
其処から指南という言葉が生まれた

玉座を指し示すには南を正確に知らなければならない
日本が指南国になる日も近いと感じる
そのときは腹話術人形の総理はいらない






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