きものを着た時のお辞儀は腰をかがめてニコッと挨拶するのだそうだ
もう一つは両手を帯揚げのところで交差させ頭を下げる
という
ちょっとちょっと
日本にはお辞儀が三種ある
「真・行・草」だ
このお辞儀真は90度腰から折って頭を下げる
行は45度
草は会釈緒と頭を下げる
それぞれに用途がある
神へのお辞儀(皇室の方がなさっている)尊敬する人への最敬礼、お詫びのお辞儀もこれだ
行は普通のお辞儀で、初めましてとか、どうぞよろしくとか
草はではねとかまたね、すれ違ったときとか
昨日30代40代前半の方たちとお茶していたら
「わーしりませんでしたあー」
と明るく言われて、実演して見せることになってしまった
両手を胸元に合わせてのお辞儀は韓国
腰をかがめてのお辞儀は芸者さんたちだって頭重いもの、それでもお座敷では真行草が守られている
握手とか、タッチとかの挨拶はごく親しい友達用
目上の人にはこちらから手を出してもいけないという決まりが西洋にもある
日本の文化を残そうという人が増えたのは喜ばしいが
美しい礼儀作法も残すことが必要かとつくづく思った次第
きものを着たら自然に身につく作法でもある
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