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チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物の価値

2018年09月10日 16時57分52秒 | 日記
前にカタカムナの文字を配置した帯を作り
チャコちゃん先生自分で締めようと思ったのに
たまたま出来上がりを見た「比佐子つれづれ」の仲間の一人が
「私ほしい」
といって持っていってしまった

その彼女Tさんは当事「初期の乳癌」にかかっていて
「手術したら着物は着られないのよね」
と寂しそうに話していたので
情にもろいチャコちゃん先生は
即座に譲った

そしたらなんと!
にわかに信じられないだろうが
その帯を頻繁に締めていたらなんと癌が消えただけでなく
Tさんの運勢そのものも素晴らしく良くなり
あれよあれよという間に分限者になった

その帯を宝のように思い
擦り切れてもなお半幅にしたりまた袋物にしたりと
大事に使ってくれていた

前置きが長くなったが
そういう言葉のいえ文字の波動というのがこの世にあることを
私達の先祖はよく知っていて着物や長襦袢の柄や帯、帯揚げなどの小物に至るまで
季節の旬の波動を取り入れることをしている

今日はそのような波動を身体がどう受け入れているのかを
心理学的に知りたくて「言葉の波動と精神性」を研究しているM先生に取材をさせていただいた

先生の話は
赤ちゃんと言葉の波動から始まった
赤ちゃんは生まれる前から「母」との波動会話をしている
そして生まれ落ちて
片時も「母」を自分のところから離したくない

お母さんがトイレに行って姿を消しても
赤ちゃんから見ると自分は捨てられたと思う
ましてや人に預けるなんてとんでもなく
それが自分の父親ですら赤ちゃんにとっては別の人
お母さんではない

・24時間愛して
・そばを離れないで
・自分とだけお話して

それができないとき
「お母さんはこれから眠るので身体は側を離れるけど心はあなたに向いてるのよ」
「お母さんはちょっとお客さまとお話してきますねでも心はあなたのそばにいるわ」
「お父さんとお話していても心はあなたとお話しているのよ」

こう言って聞かす
言葉が喋れなくても必ず話しかける
それが言葉の波動であり心の波動でもある

これが守られたお母さんに育てられた赤ちゃんは
物心がつくと他人を愛せるように成る

もし欠乏していると大きくなればなるほど他に愛を求めてさまよってしまう

日本人が子供の成長に合わせて着物の柄を考案し
子供を主役にしてその時期の柄を描いた着物を着せたのは
・こんなに愛されている
・こんなにも認められている
・こんなに大事にされている
・こんなに褒められている

こうしておとなになった人間は
常に穏やかで豊かな人生を送るようになっている
ということであった
なんだかドスンと腑に落ちた先生の話
コメント
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