チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

空海とおしゃべりをした

2011年11月17日 11時02分49秒 | 日記
チャコちゃん先生には時々空海が現れる
皆さんが尊敬している弘法大師ではなく
ヤンチャな空海

昨日は卵を持ってきて
「ハイ」
とよこす
「殻を破れということ?」
「そうじゃあ」

セキドの母君がご自分で手作りした「奈良漬」
が送られてきたので
「そうだ空海サン奈良漬は空海さんの発明?」
「違うよそれはならした漬物という意味で、たまたま
飛鳥から奈良に時代が変わったので奈良と言う名になった」

「奈良の地は瓜や胡瓜の類が良く採れて
さらに水が良く酒も旨いし、酒かすもたくさんできるので
保存食で作ったもんだ」

「ふーーんじゃあ沢庵はやはり沢庵和尚の作品?」

「沢庵は蓄えるということで出来た漬物でお米の糠の
再利用じゃあね、沢庵和尚が漬けるのが上手かったんだよ」

チャコちゃん先生のところに現れる空海サンは
なんでも質問に答えてくれてざっくばらん

「いろは歌は空海サンが作ったんでしょ?」
「あれはオレが整理しただけ吉備のさんが八百万の神々の名を
言霊にして作ったのを整理したんだ」
と謙遜

「八百万の神様が目指しているものは調和?」
「そうだよ共生つまりWAだね」
「和を尊ぶということ?」
「うんそうだ」

「相手を倒すのではなくて相手の言い分を聞く」
そういう姿勢が八百万の神の姿だそうだ
善も悪も無くただひたすら調和

「天皇家はひたすら八百万の神様に祈っているわけ?」
「そのとおり日本は祭祀民族であるからね」
「もうすぐ新嘗祭があるけど今天は忙しい?」
「準備にばたばたしてるね」

「今生天皇様ご病気だけどおできになるのかしら?」
「心配することは無いそのために八百万の神様がいらっしゃる」

「空海サンは仏教なのに神様の話するの矛盾していない?」
「八百万の精神を話しているんだよ」
「八百万は自分の中にある?」
「そこにいたるといいなあ」

「ねえねえ空海サン今の首相をどう思う?」
「政は民があってのこと、民を中心に考えないとね」
「民のことなど考えているようには見えないけど」
「どう化けられるかだね」
「----」

チャコちゃん先生の長い夢





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