チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ニューヨーク五番街

2011年11月01日 14時01分49秒 | 日記
ついにニューヨークの五番街に
世界最大規模の(1400坪)の店を10月14日オープン
アメリカ経済は日に日に傾いているので
きっとこの店は成功する

開店日2000人の客がオープンを待ち構えて
並んでいたそうな

この町を訪れた人はお分かりのように
超高級ブランドの店が建ち並ぶ
バブル期この街のビルを日本人が買ってニューヨークッ子を
あの敗戦国の日本人がここまでになったと驚かせたが

このユニクロは大衆があたりまえのように待っていた
という感じであったとニューヨークに住む友人が教えてくれた
「きっとおお流行りするかもね」
ユニクロはアメリカのデザイナーを良く使っているので
アメリカ人にはなじみのあるスタイルなのかもしれない

初めてケネデイー空港に着いた時
今から40年近く前だ
こんな広い領土を持つ国とよくぞ戦争をしたものだな
というヘンな感想もった

その頃まだ日本ではブランドの市民権がそれほどではなったので
五番街に行ったときはうろたえた
こんなに贅沢な暮らしをこの国の人たちはしているのかと

アメリカ人と結婚をした同級生の家にホームステイを20日間も
していたが
賞味は10日間くらいであとは一人でぽこぽこ少旅行

ニューヨークのエリートサラリーマンはすごいよ
朝6時には彼女の夫はいない
そして夜は10過ぎのご帰還

「チャコもっと泊まってよこのとおりだモノ寂しい」
金はたくさんあっても心は隙間
しかし週末は絶対の家族サービスだ
べったりと家にいて料理を作ったり、子供と遊んだり
奥方の機嫌をとったりと忙しい
「でもコレはこれで鬱陶しい」
「贅沢いいなさんな」
「でも愛してる愛してるってべたべたするでしょう?」

確かに日本の女性はめんどくさがるねーー
「あなたがアメリカ男性を選択したんだからガマンなさい」

ある夜五番街の高級レストランにその夫妻が連れて行ってくださった
櫻の頃だったから白地にしだれ櫻を手描きした訪問着を着て赴いた
そのレストランに入るや否や
客の男達が席を立って拍手をする
「誰に?」と振り返ると
「YoU!」
嬉しかった!友人夫妻も鼻が高かったみたい

あちらこちらからシャパン攻めだった
この一瞬アメリカが好き!とーーー





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