My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

DSDの音について ~DAC ES9018で試聴~

2013-09-28 11:31:14 | DAC ES9018

XMOS+ES9018を導入後、DSDの音を約1週間聴いてきたので、その感想を書きます。

残念ながら、私はまだDSD音源を持ち合わせていないので、あくまでもfoobar2000にプラグインを入れて、PCM音源をDSD音源にリアルタイム変換した時の音の感想です。

しかも、PCの能力の関係から、2.8MHzでの音です。


今まで、馴れしたんで聴いてきたPCMとの音質の違いを列記すると以下です。あくまでも主観です。

  ①豊かでまろやか、濃厚である。滑らかで自然(ナチュラル)な感じ。聴き疲れしない。

  ②トゲトゲしたデジタルっぽさが無い。

  ③平面ではなく、立体的、塊り(球体)で聴こえる。

  ④情報量が多い。こんな音まで入っていたのかと言う感じ。今まで隠れていた音まで聴こえる。微小音の顕在化。

  ⑤CD(PCM)のアップサンプリング(例えば192KHz/24bit)とはまた違う感じ方。

  ⑥音の粒子が細かく。例えるなら、シャワーからモイスチャー・ミストになった様に部屋全体、身体に降り注ぐ。

  ⑦耳で聴いているというよりは、身体、肌で空気を感じる。

  ⑧音楽・楽曲の印象が凄く耳、身体、脳裏に残る。聴いた後の余韻。

あげれば切がない。ちょっと誇大かもしれませんが、これが私が初めて体感したDSDの印象です。

5.6MHzにすれば、さらに何かを感じるかも知れません。そしてDSD音源にすれば、さらに。


DSDを聴いた後、PCMに戻ると、「なんと薄っぺらくて、つまらない音」と感じてしまいます。

最近は聴いたこと無いですが、昔の記憶のビニール・レコードに戻った様な感じです。

DSDの登場で、PCMの時代はそろそろ終焉を迎えるのかと感じさせます。

Webで色々と調べると、PCMには拭えない欠点があり、それは、

 ①人間の可聴範囲で音をカットしていること。44.1KHz/2ch

 ②ジッターの影響により、自然界には存在しない音が含まれること。原音パルスの前に高調パルスが発生?。

などが書いてあります。

(残念ながら、波形付きで詳しく解説されていたページを見失ってしまった。) ⇒ご存知の方は教えて下さい。


今回、このDSDの音を聴いて、私のCDプレーヤーが初めて負けたと感じた。


PS.、ちょっと懸念が、、

私は真空管プリとパワーを使っているが、音源にかなり高周波まで含まれるということは、球にそれなりの負荷が掛かっているのでは?と思う。 球たち、大丈夫か? 寿命が短くなったりしないか心配。

 


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