My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

コアキシャル同軸ケーブルを調達。~デジタル信号伝送に関して~

2019-01-24 14:02:50 | DAC

デジタル信号伝送用として、超安価で同軸ケーブルを手に入れる事ができました。

先日、久々にHOに寄ったところ、ケーブルのジャンク・ボックスのなかに、コアキシャル同軸ケーブルを見つけました。

何本か見つけたのですが、購入したのはビクター製とソニー製です。

年代物ですが、作りは結構良さそうです。 金メッキプラグです。

当時はインピーダンス調整(75Ω)などもやって、真面目に作っていたのだろうと信じてます。

 

60円/1本あたり。これは安い!

ソニーの物には75Ωと印字が有ります。下の写真の上側のケーブル。下のものはビクター製です。

デジタル再生機器とDACを繋ぐのに使いたいと思います。

 

参考までに、ケーブルを含むデジタル伝送路について私見です。 

一般的なオーディオ用コアキシャル・インターフェースのインピーダンスは、75Ωで規定されています。

まともな機器であれば入出力端子も75Ωで設計されているので、当然ケーブルも75Ωで整合を取る必要があります。

伝送路の途中でインピーダンスが変化点があると、そこで輻射や反射が起きます。

この事は、川の流れ、水路で考えると分かり易いと思います。

水路の途中で、急に幅が狭くなったり、障害物があると、水流が変化し水が跳ね返ったりします。

それと同じ事で、信号伝送路の場合は、ケーブル~プラグ、プラグ(オス~メス)、プラグ~基板などの接点が変化点になります。ここをきちんとインピーダンス整合を取る必要があります。

インピーダンス整合が取れていないと反射が起きノイズとなります。

そのノイズはデジタル信号品質自体に悪影響を及ぼすだけでなく、コモン・モード・ノイズとして、上流から下流のシステム系全体に重畳します。

デジタル・ケーブルの場合、材質云々の前に、まず、ここの設計がきちんと出来ているかが重要なポイントとなります。

ケーブルも含めデジタル信号系の伝送路設計は重要なのです。

こんな安価なケーブルでも、75Ωが謳ってあれば良いかと思います。

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