My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

JBL L26とMcIntosh MC275

2015-03-15 11:37:39 | スピーカー

帰国してから、引っ越しの箱に入れたままだったマッキントシュのパワーアンプMC275をやっと箱から引っ張り出して設置することができた。

何せ重量が35Kgもあるので、この歳になると持ち上げるのが辛く腰が心配になる。なので、 取り出すとなると余程の思い切りと気合が居る。

このたび、JBLのスピーカーも購入した事がキッカケになり、やっとの思いで箱から取り出した。

予想通り、取り出し設置作業には一苦労したが、約8ヶ月ぶりのご対面となった。

その前に、やって置かなければならない事があり、その作業も合わせて実施。

VRを介さず、プリから入力直結にしていたので、それを元に戻さないと、もし間違って、フルパワーで出力したときには、スピーカーが吹っ飛んでしまう危険と隣人もビックリするだろう。

ということで、入力を元通りのVR経由に修復。折角なのでクロスワイヤーを使った。

さらに、もし誤って何かをぶつけて、大切な球を割ったらいけないので、念のため純正のカバーをかけて置いた。

 

設置後のシステム全体の様子。

 

電源投入後、音出しチェック。

やはり、McIntoshの音は良い。洗練されている。そして、JBL L26との相性もバッチリだ。

このJBL L26は、トランジェントが良いので、MC275のパワーがあり、押し出し感のある力強さと相まって、音のレスポンスが非常に良く、音が前へ前へ出てきます。音源によっては、どこから音が出ているのだろうと、スピーカーの存在を忘れる様な鳴り方をします。かと言って定位が悪いわけではなく、音の定位も良いです。聴いていてスカッとします。

低域から高域までレスポンスが良いこともさる事ながら、私が特に欲しいギターの音とかボーカルなどの中域の音を艶やかに生々しく奏でてくれます。私の好きなクラプトンのストラトの音や女性ジャズボーカルの音もバッチリです。

軽量コーン125AとツィーターLE25のお陰ではないかと思います。

以前の使っていた能率の悪いトールボーイタイプのスピーカーの様なスピーカーを無理に駆動している様に感じるモタツキなどありません。

JBLの他のスピーカーを聴いたことがあまり無いのですが、私としては、取り敢えず、このスピーカーを選んで良かったと満足しています。 


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6 コメント

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Unknown (o.kumazaki)
2015-03-17 08:46:48
マッキンのアンプ良いですね。なかなか手に入れられません。カップリングだけ真似しています。GE社6550にはなぜかマッキンの刻印がしてあります。スピーカーとも相性が良いようですね。
ADCについてはまったく知識がなく未体験ですがアナログやCDダイレクト再生と違いが出るのでしょうか。
ADCに関するブログを読ませていただきますとかなり難しそうですね。私はオンキョウのSU-33GXVでデジタル化する程度です。
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Re. (ブログ主)
2015-03-17 23:23:33
私もデジタルはあまり得意な分野ではありませんが、時代の流れで、あれやこれや試しています。
しかし、いくらやっても、なかなかアナログのレベルには到達しませんね。
なので、最近はアナログを主にしています。
所詮、デジタルは、「誰でもどこでも手軽に持ち運べて、扱いやすい便利なもの」という発想のもとで始まっていますので、家庭で本来の音質を追及するオーディオ・マニアには好まれないでしょうね。
そもそも、自然界の音、デジタル楽器を除く楽器には、デジタルの様な非連続な音は存在しないですからね。そこに無理があるかも知れません。アナログは連続的で、言ってみれば、究極のハイレゾですから。なので、最近またアナログレコードが見直されているのでしょう。
デジタル・オーディオは、さらにもうワン・ステップ上に行く必要があると思います。
そのためには、記録音源・配信音源を何とかしないといけないですね。ハイレゾが出てきましたが、もう一工夫欲しいものです。
TVメディアはHi-Vision→4k2k→8k4kと目覚ましいものがあります。TVの場合、今さらブラウン管に戻りたいという人は居ないでしょう。
オーディオの記録メディアも、やっとBlu-ray Audioが出始めましたが、期待したいものです。
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Unknown (o.kumazaki)
2015-03-18 00:02:20
コメントへの回答ありがとうございました。ADC再生に追いつけずにいましたが少し安心しました。10年くらい前アップ・サンプリングという処理が紹介されてCDをリッピングしてDVDに焼いて聴きましたが大きな変化は見られず止めてしまった経験があります。どうも同じようなことですね。
オーディオ華やかな頃ダイレクト・カットが流行し、いくつかのLPが出ましたが、システムが良くても演奏と録音技術が伴わず発展しなかったように思います。やはり60年代のブルー・ノート録音やArt Pepperの「meet The Rhythm Section」などに代表される録音は優れているように思えてしまいます。 
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Re. (ブログ主)
2015-03-18 23:26:57
偶然にも、このコメントを目にした今、丁度ジェントル・ソウツ/リー・リトナーのダイレクト・ディスクを久々に聴いていました。
おっしゃる様に、さほど良くないですね。発売された当時は、凄く音が良いと思っていたのですが、今聴くとそうでもないですね。宣伝効果でフラシボだったのでしょうか?

このコメントを書きながら、今度は、US版マト1のキャプテン・ジャーニー/リー・リトナーを聴いていますが、こちらのほうがエネルギーがあり生き生きとしていて余程良いです。

これは、まず録音はミキシングエンジニアやマスタリングエンジニアの技量によるところが大きいと思います。
ポップ、ジャズ系では、私はアル・シュミットが好きです。この人はエンジニアでありながらグラミー賞を何度も貰っています。ダイアナ・クラール、TOTO、スティリー・ダンなど多くのミュージシャンを手掛けています。
そして、あとはレコード盤を製作する過程の機器ですね。
レコーディング・エンジニアは、一応そこまで見越してマスタリングするらしいですが、さすがに製作国が違えば機械も違うので再生した音も違ってきます。
なので、例えばUKで録音されたものは、UK版が一番ですね。
次にUS版。こんなこと言ってはなんですが、日本版は、少しダイナミックレンジが低い様な気がします。
そのため、オリジナル版(UK版)は中古市場でも高値です。
私の場合、本当に好きなアルバムだけはUKかUS版を買うようにしています。見つからないときは、取り敢えず日本版を買っておいて、オリジナル版に出会えるのを待ちます。この出会いを待つもの、また楽しいです。

UK版、US版、日本版、オランダ版など製作国が違う同じタイトルを聴いてみると、その音質の違いがはっきりとわかります。
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同感です (o.kumazaki)
2015-03-21 09:44:44
私も国内LPを入手していて、後にオリジナルを聴いて驚愕したことがありました。国内プレスは音がなまって高域が出ていませんでした。
ダイレクト・カットではこのブログで書きましたM&Kレコードの「フォーデューク」が素晴らしかったです。
http://blog.goo.ne.jp/o-kumazaki/e/0e7eaf06a634e1d8e642ea5b4b52d316

すみませんUK盤の知見が無いのですがまた教えていただければと思います。
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UK盤 (ブログ主)
2015-03-21 23:52:15
本日、UK盤を何枚かゲットしました。
ブラインド・フェイス、ピンク・フロイド。
どちらも本国仕様とあって、音が厚いです。それでいて、作者のニュアンスまで伝わってくるような気がします。表現力が違う様な。こんな音楽だったのかと思う場面もあります。
US盤ともまた違いますね。
しかし、今まで長い期間CDばかり聞いていましたが、最近レコードを聴くようになって、特にオリジナル盤を聴くと、CDとは全く違った音楽に聴こえるのが不思議ですね。
詳細は、時間があれば、ブログにアップしようと思います。
今月のStero編「一冊まるごとアナログ再生本 レコードで行こう!」も読んでて参考になりますよ。
アナログ派がいろいろと書かれてます。
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