気に入って使い続けてきたJBL製スピーカーL26のウーハー(125A)のエッジにとうとう寿命が来たようです。
2015年2月に販売店からレストア済み品を購入したので、あれから丸9年。(購入時の投稿がこちら)
ウレタンエッジなので、流石に加水分解して寿命でしょう。と言うか良く持った方でしょう。
ウレタンは、使用環境にもよりますが、大体5年~10年で駄目になる様です。
では、何故そんな寿命の短い材料を使うのか。
それは、これ以上軽量で柔らかく弾性の有る材質は無いから、だそうです。
寿命に気が付いたきっかけは、「最近少し低音に締まりが無く歪みっぽい。低音が以前より膨らんでいると感じた」からです。
スピーカーって、経年と共にこんな感じ。
新品>音が固い>馴染んで来て良い感じ>最高潮>ボケてくる>寿命
これ、時間比率で言うと、感覚的に「1-2-6-1」かな?
サランネットを外し、ユニットを降ろしてみると、こんな感じでエッジが部分的にひび割れてました。
さらに手で押してみると、ボロボロと落ちてきました。
こんな状態で駆動していたのかと思うと、「ゾクッ」としました。
気が付かずにそのまま鳴らし続けると、ボイスコイルを痛めてしまします。最悪は断線。
まあ、その前に鳴らしている時に「バリバリ」と音がするので、いくら鈍感な耳でも気が付きますけどね。
ということで、エッジ交換用材料(エッジ+接着剤)を手配しましたので、交換作業に入ります。
まずは、古いエッジの削ぎ落しからです。
結構手間がかかりそうです。。。
以前、BOSE901のエッジ交換した経験が役に立つかな?
この時は左右で18本の交換だったので、大変だった。
その時の記事はこちら。