My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

簡易ファンクション・ジェネレータを購入。安いけど使える!

2015-11-23 20:58:04 | オーディオ

オーディオ機器の特性確認のために、簡単なファンクション・ジェネレータ(信号発生器)を買いました。

キットもありますが、組み立てるのが面倒なので、完成品をアマゾンから購入しました。 

完成品でも5,800円です。ACアダプターも付属しています。

この価格で、正弦波(サイン波)、方形波(矩形波、パルス)、三角波(ノコギリ波)が2MHzまで出力できます。

仕事で使うのではなくて、趣味で使うには充分でしょう。

使い方は至って簡単でした。

出力の取り出しは、6個並んだ端子の右側2端子です。今、リード線が繋いである所です。

電源のON/OFF(Power Switch)は、右上のスライドスイッチです。

『Select』ボタンで「*」を移動させて、その項目を調整します。

例えば、上の写真で、「*」が周波数設定の所にあるので、この状態で矢印ボタン「<」「>」をクリックし数字の桁移動し、大きなボリューム「ADJ」を回すと、数字が変わるので必要な数値に合わせます。

『Select』ボタンで「*」を下側のFUNC:に持ってきて、『OK』ボタンを押すと、波形の種類が変更できます。

出力電圧の調整は、右側のボリューム「AMPL」で行います。

その右側の青い半固定ボリュームは、DCのオフセットです。ACで出力されるので上下均等になる様に調整します。

もう少し詳しい説明書は、Webからダウンロードできます。(英文)

周波数カウンター機能も付いているようです。私はまだ試してみていません。

http://www.gotronik.pl/img/UDB100xUsersManual.doc.pdf

 

まず手始めに、私のヘッドホンアンプの周波数特性等を確認してみました。無負荷です。

その結果は以下です。

<正弦波>

50Hz                      1kHz

   

20KHz                     50KHz

   

200KHz(おまけです)

波形を見る限り、レベルの変化もありませんし、波形の崩れもありません。

続いて、

<方形波>

50Hz                      1KHz

   

20KHz                     50KHz

   

こちらも問題無さそうです。立ち上がりのオーバーシュートがありますが、これは信号源に元々あったものです。

この位は愛嬌で、それを承知で使えば問題無いでしょう。低価格だけに贅沢は言えません。

普通に買えば、5万円オーバーですからね。1/10の価格でこの機能と、これだけ使えれば充分でしょう。

アマゾンでは注文の翌日に届きました。さすがですね。


今後、これを使って、真空管プリアンプの周波数特性、矩形波応答等を確認したいと思います。

 


サインスマート DDS 波形信号発生器 モジュール UDB1002S 2MHz
←画像をクリックでAmzonへ移動が出来ます。
サインスマート(SainSmart)

 

 


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1 コメント

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プローブの調整 (ED)
2015-11-27 22:15:20
なかなか良さそうなジェネレーターですね。

DDSなので正確そうだし、2MHzまで出力できるのもアンプの安定度を測るのに役立ちそうです。

ところで、矩形波のオーバーシュートですが、プローブの校正が必要なはずです。

シンクロのプローブ本体かBNCコネクタあたりにトリマーがありませんか。

小型のマイナスドライバーで回してオーバーシュートを調整する穴があるはずですが、探してみてください。

デジタルシンクロは使ったことがないので、最近のものは調整不要なのかもしれませんが?
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