宗教、麻薬、戦争、殺人・・・。地上は、ネガティブな要素にあふれている。
何が、こういったものを生み出しているのだろうか。
クリシュナムルティによれば、それらを生み出しているのは、「恐怖」だ。
人は恐怖から逃れるために、宗教や麻薬にすがる。恐怖にかられて、戦争や殺人を起こす。
恐怖こそ、あらゆるネガティブなものの源泉。
では、何が恐怖を引き起こしているのか。
いわく、
>Kはその年のザーネン集会での彼の講話の一つを、彼のいわゆる非常にマジメな事柄 ~心理的恐怖からの全面的自由はありうるだろうか?~ にあてた。
「もし人が恐怖から自由になりたいのなら」、彼は指摘した。
「人は時間から自由にならねばなりません。もし時間がなかったら、人は何の恐怖も抱かないでしょう。それがお分かりでしょうか? もしも明日がなく、今だけしかなかったら、思考の運動としての恐怖は終わるのです」。
恐怖は安定願望から起こる。
「もしも完全な心理的安定があれば、恐怖はありません」。
(メアリー・ルティエンス著 大野純一訳 『クリシュナムルティの生と死』より)
人間たるもの、一寸先は闇だ。
明日は、どうなるか分からない。だから、怖くなる。
たいていの場合、それは漠然とした不安。
もしも、「今」しかなかったら・・・怖れるものなど、何もないだろう。
恐怖から解放されたかったら、未来との連続性を断ち切るしかない。
明日は、明日の風が吹く・・・。
何が、こういったものを生み出しているのだろうか。
クリシュナムルティによれば、それらを生み出しているのは、「恐怖」だ。
人は恐怖から逃れるために、宗教や麻薬にすがる。恐怖にかられて、戦争や殺人を起こす。
恐怖こそ、あらゆるネガティブなものの源泉。
では、何が恐怖を引き起こしているのか。
いわく、
>Kはその年のザーネン集会での彼の講話の一つを、彼のいわゆる非常にマジメな事柄 ~心理的恐怖からの全面的自由はありうるだろうか?~ にあてた。
「もし人が恐怖から自由になりたいのなら」、彼は指摘した。
「人は時間から自由にならねばなりません。もし時間がなかったら、人は何の恐怖も抱かないでしょう。それがお分かりでしょうか? もしも明日がなく、今だけしかなかったら、思考の運動としての恐怖は終わるのです」。
恐怖は安定願望から起こる。
「もしも完全な心理的安定があれば、恐怖はありません」。
(メアリー・ルティエンス著 大野純一訳 『クリシュナムルティの生と死』より)
人間たるもの、一寸先は闇だ。
明日は、どうなるか分からない。だから、怖くなる。
たいていの場合、それは漠然とした不安。
もしも、「今」しかなかったら・・・怖れるものなど、何もないだろう。
恐怖から解放されたかったら、未来との連続性を断ち切るしかない。
明日は、明日の風が吹く・・・。
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