宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

パラレルワールドへの入り口 ~ バシャール×本田健

2010年12月01日 | バシャール
   
不本意ながら、「バシャール×本田健」について書いている途中で、ブログの更新がストップしてしまいました(泣)。どうもすみません m(-_-)m。
  
そんなに長く中断していたつもりはないのに、気がついたら結構な日々が過ぎていた。これというのも、時の流れが加速しているせいだろう(笑)。2010年も、あとわずか。人類の意識進化にとって重大な分岐点となる2012年は、すぐそこまで来ている。

バシャールによれば、「地球人類の変化は、2012年に突如として起きるものではなく、もっと時間がかかる」という。この考え方も、今ではすっかり定着した感がある。というより、バシャール(および、チャネラーのダリル・アンカ氏)こそが、この考え方を定着させた精神世界のオピニオン・リーダーのひとりだ。 

もうひとつの特徴としては、「地球は2012年を境として、パラレルワールドに突入する」というもの。これこそが、バシャールのアセンション観における、最大の特徴といえるだろう。要は、「ポジティブな人の地球と、ネガティブな人の地球。われらが地球は、この2つに分かれる」ということらしい。いや、2つどころではない。もっと多くの、パラレルな地球が分岐していく。2012年は、その引き返せない分岐点。ここから、人々は無数の「地球」に分かれていってしまう。とはいうものの、さしあたっては大きく2つに分かれる。

ひとつは、これまでの地球と同じように、ハテしなく生き残り合戦が続いていく闘争の世界としての地球。もう一つは、愛と思いやりにあふれる、平和な理想郷としての地球だ。実際には、こんな風に単純に二極分化するわけではなく、この2つの間に、無数のバージョンの地球が生まれる。
  
今までの地球は、強固な「物理的現実」として、われわれ地球居住者の前に立ちはだかっていた。それは、ある意味で皆の共有財産。地球に居住する者たちが全員で、この殺伐としたサバイバル・ゲームの惑星という、たった一つの現実を共有していたのだ。でも、これからは違うという。地球は、今までほど強固な「現実」ではなくなる。それは、いわば「仮想現実」のように、各人の意識を反映したオーダーメイド(?)の世界になるという。
 
つまり、同じ「地球」という惑星に住んでいても、それぞれが違う世界を体験しているということになる。地球は、皆で一緒の物理的な現実を体験する場から、それぞれに異なる意識的な現実(?)を体験する場に変わる。まさしく、「同床異夢」を絵に描いたような世界。これは、驚天動地の変化だ。
 
2012年こそが、その分岐点。この年を境に、世界はプリズムのように分かれてしまう。 
 
  ←プリズム(画像はwikipedia 「虹」より)
 
もっとも、よく言われるような「善人と悪人がフルイにかけられる」というのとは、ちょっと違う。バシャールによれば、人はそれぞれの意識が持つ、「周波数」に応じた世界へと自然に振り分けられていくという。本人が気づくまでもなく、それぞれの波長に合った世界へと、勝手に引き寄せられていってしまうというのだ。周波数のカギになるのは、「ワクワク」(exciting)だ。
  
「現実は変えられる。必ず良い現実を創れる」というような信念を持ち、ワクワクしている人は、ポジティブな世界へと移行する。逆に、「現実は変えられない。これからは、ますます厳しくなる」というような信念を持っている人は、ネガティブな世界へと移行する。
  
う~ん、「ワクワクしなさい」とは20年前から言われていたが、それがそこまで重要なことだったとは!?・・・バシャールによれば、そうらしい。

・・・てことは、楽しくワクワク生きている人は、より楽しい世界に進む。一方、イヤな会社で嫌いな仕事をして、辞めようかどうしようか、いつも迷っているような人には、さらに悩める人生が待っているということなのか?・・・「そんな殺生な!」という感じだ。でも、バシャールによれば、そうらしい。というのも、本田健氏の
 
>本田健氏 : つまり、それはワクワクして幸せな人は、ポジティブな未来のパラレル地球へ行って、嫌いなことをやってウジウジしている人は、そうでないほうに行くということなんですか。
 
という質問に対して、バシャールは

>バシャール : そうです。

と、実にアッサリ断言している(笑)。
  

(続く)
 

運命は変えられる ~ バシャール×本田健

2010年10月27日 | バシャール
   
運命は、変えられる。それが、バシャールと本田健氏の対談本、第2章のテーマ。

バシャールによると、地球に生まれる人には、それぞれ運命がある。ただし、どんな人生を送るのか、すべてが事前に決まっているわけではない。たいていの人は、「この人生では、こんなことを探究してみよう」といった、選択テーマのようなものを設定しているという。

人生で何を探究するかは、人それぞれだろう。テーマは、ひとつとは限らない。「この人生では、国際派ビジネスマンになって、世界に打って出てみよう」という人もいれば、「幼稚園の先生になって、子供たちのお世話をしてみよう」という人もいる。あちこち旅行している人や、徹底的にギャンブルに打ち込んでいる人もいる。「ひとつ、この人生では、思う存分に酒を飲んでみよう。自分がどれだけ飲めるのか、限界に挑戦するのだ」というようなテーマを掲げている人もいるだろう。
 
もちろん、事前に決めたとおりには進まないケースもよくある。それが人生というものだ・・・。
  
テーマは、人それぞれだ。だが、バシャールによれば、いま地球に生まれてきている人々には、全員に共通するテーマがあるという。それは、実にハッキリしている。そのテーマとは、「変容やスピリチュアリティ、意識の拡大」だ。暗いものを明るいものに、ネガティブなものをポジティブなものに、変容させていく。それが、いまの地球人類に共通するテーマ。

バシャールいわく、そのための探究ルートは、ひとつではない。いわく、

>たとえばある人は、絵を描くことによって非常に情熱的に、そしてワクワクしながら、それを探究しようと思うかもしれません。また別の人は本を書いて、さらに別の人はヒーリングを通して、そのテーマを探究しようと情熱を感じ、ワクワクするかもしれません。またほかの人は教えることによって、あるいは別の人は歌うことによって、あるいはスカイダイビング、綱渡り、皿回し・・・、いろいろな方法で探究することができるのです。

たしかに、いろいろな方法で探究できるのは事実だろう。でも、筆者の見たところでは、やはりそこに「精神世界」への関心が伴っていないと、意識の変容を探究するのは難しいように思う。どんなに仕事や勉強・スポーツその他でがんばっていたり、健全な日常生活を着実に送っていたとしても、「私は精神世界になど関心がありません」と公言しているようでは、「残念な人」で終わってしまう恐れがある(笑)。カンジンなところを避けて通っている以上、他の道を通って意識進化するのは格段に難しい。もちろん、あえて回り道を通って意識進化するのも自由だし、意識進化を放棄するのも自由なわけだが・・・。
 
それはともかく、バシャールによれば、人生の脚本にはいろんなタイプがある。「10歳のときにこうして、13歳のときにこうなって・・・」という具合に、かなり細かく決まっている人もいれば、「物質レベルの現実に生きることが、どんな感じなのか、しばらく体験してみたい」というくらいの、大まかなシナリオもあるらしい。
  
事前に細かく設定されたシナリオどおりに人生が進むのを喜びとする人もいれば、そうでない人もいる。人にはそれぞれ、好みがあるのだ。テーマを変更するのも、自由。だから、「私の人生は、事前に計画したとおりに進んでいるのでしょうか?」とか、「私が果たすべきだった使命は、何なのでしょうか?」といった具合に、気にする必要はない。
 
そもそも、昔と違って行動範囲が広く、関わる人の数もケタ違いに多い、変化に富んだ現代人の人生を、「計画」でしばるのは難しくなってきていると思われる。バシャールによれば、事前に計画したとおりに人生が進んでいると、かえってパニックになる人もいるという。そういう人は、計画そのものに問題があったのかもしれない。計画には、見直しが付きものだ・・・。

運命、つまり人生の計画にしばられなくなった人が、これからの人生を変えていく原動力は何なのか。それは、「シンクロニシティ」だという。


ポジティブな人が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
  
    

情熱のおもむくままに生きる ~ バシャール×本田健

2010年10月01日 | バシャール
   
「自分の情熱、ワクワクにしたがって生きよ」と、バシャールは説く。現実にはなかなか難しい。でも、難しいと思うのは、「ネガティブな観念が自分にしかけているトリック」なのだという。
 
つまり、やってみればできる、ということらしい。ほかならぬ、本田健氏がよい見本。情熱、ワクワクにしたがって著述と講演に専念し、大成功している。バシャールとの出会いが、そのキッカケだったという。ほかにも、成功者はたくさんいる。彼らにできたことは、他の人々にもできるはずだ。バシャールいわく、「みなさんは、創造主によって無条件にサポートされています」というのが、宇宙的な真実。
 
まあ、ワクワクといっても、大きなことから小さなことまで、いろいろある。たとえば、筆者が精神世界ブログを巡回してアセンション情報を漁ったりするのも、情熱とワクワクにしたがって行動している一例だろう(笑)。犬の散歩が好きな人なら、犬が大喜びで走り回っているのを見て、一緒にワクワクすればいいだけだ。
  
せっせと日常業務をこなしている人や、簿記の計算を必死で練習している人なども、当人がイヤイヤやっているとは限らない。情熱のおもむくままに行動した結果、そうなっている人は少なくない。
 
バシャールによれば、それぞれの瞬間において、自分が一番ワクワクする選択をする・・・ということが大事なようだ。それは、いきなりライフワークや、大きなプロジェクトに取り組むというようなことではない。いわく、

>なぜなら、どんな小さな一歩であれ、自分の情熱、ワクワクから行動を起こすと、それがより多くのワクワクや情熱につながる糸となり、さらに、その糸がどんどん太くなって、情熱が成長し拡大していくからです。

どちらにしても、「ボクは、ワクワクする人生を送ってないんじゃないかな?」というような具合に、人生に疑問を持つのが、精神衛生には最もよくない。ポジティブで前向きな人は、シンプルな人が多い。逆に、ネガティブな人には、フクザツで考え深い人が多いのである。
 
でも、ネガティブな人がクヨクヨと思い悩むのも、意味がないわけではない。すぐれた文学や哲学は、そこから生まれてくることが多い。太宰治の文学などは、「ボクは人間失格だ~!」みたいな調子で悩んでばかりなのだが、桜桃忌には太宰をしのぶ文学ファンがいつも大勢、集まっている。これなどは、ネガティブなパワーが、ポジティブに活用された、ひとつの例といえるかもしれない。
 
それでもポジティブな人生を送りたければ、思い切って人生を方向転換するのもいいだろう。バシャールと本田健氏は、「明日から会社を辞めて、海外に行ってしまう人」の例について話している。
 
バシャールによれば、「この会社で働き続けなければ、生活が破綻して大変なことになってしまう」というような強い信念を持っている人が、急にそういうことをすると、その信念が現実化して、本当に大変な人生になってしまうこともあるらしい。だが、「会社を辞めて海外に行っても、自分はやっていける」と本当に信じていれば、それが実現する。いわく、

>だからこそ、自分の古い観念システムを無視してはいけないのです。自分が古い観念を手放す前に、行動してはいけないのです。

なるほど。情熱にしたがって行動する前に、まずは古い観念を手放すことから始めなければならなかったのか。失敗するのは、まだ古い観念にしばられているのが原因。行動する前に、それを手放しておくことが重要だったのだ。「オレは、早まったか・・・!?」と後悔、ホゾをかんでいる人も多いことだろう・・・(泣)。
   
 
ポジティブな人々が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
     

ワクワクにしたがって生きる ~ バシャール × 本田健

2010年09月20日 | バシャール
 
バシャールによると、ポジティブな観念と、ネガティブな観念の違いはシンプルなものだ。
 
要するに、ポジティブな人は、「現実を変えることができる」と考えており、ネガティブな人は、「現実は変えることができない」、もしくは「現実を変えるのは難しい」と考えている。このため、ポジティブな人には単純な人が多く、ネガティブな人にはフクザツなタイプが多い。
 
そもそも、現実を創り出しているのは、われわれの観念だという。ということは、われわれの考え方しだいで、現実を変えられるはず。でも、まわりの現実を見渡してみれば、ろくなことが起きていない。本当に、こんな現実をわれわれが創り出しているのでしょうか?

バシャールによれば、答は「イエス」ということになる。こんな現実を創り出している張本人は、われわれ人類。だとすれば、人類がこの現実を変えられないはずはない。
  
とはいうものの、大多数の人々にとって、日々の現実は重い(笑)。一部の成功者は別にして、ほとんどの人は、「思ったことや願ったことが、ちっとも実現しなかった」という体験を重ねて生きていくことになる。「そういうのは、どうなんだろう?」というのが、素朴な疑問なんじゃなかろうか。
  
でも、バシャールによると、そういうのが錯覚のもとなんだそうだ。これは、ネガティブな観念が人々にかけているトリック。われわれを取り巻いている現実は、幻想なのだ。ネガティブな観念は、幻想を強化しようとして、あの手この手でトリックをかけてくる。ダマされてはいけない・・・ということになるらしい。
  
本田健氏は、かつて会計の仕事をしていたのだが、16年前にバシャール(ダリル・アンカ氏)と出会って、「ワクワクすることをやりなさい」と言われ、本の執筆と講演活動に転身したのだという。そして、大成功した。「ユダヤ人大富豪の教え」は、300万部の大ベストセラー。バシャールのおかげで、毎日ワクワクしている。ありがとう!!・・・実にいい話だ。

でも、そんな華麗なる転身は、誰にでもできることではない。大半の人にとっては、ワクワクすることをやりたいのはヤマヤマなのだが、残念ながら、現実にはできない。「ワクワクにしたがって生きる」というのは、たしかに魅力的な生き方だ。でも、そんな道を踏み出せば、たちまち経済的に追い込まれ、崖っぷちを綱渡りするような人生が待っている。ワクワクしたばっかりに、たちまち身の破滅だ・・・(泣)。
 
でも、バシャールによれば、これまたネガティブな観念が人々にかけているトリック。「私たちの言っていることが本当に理解できていれば、ワクワクにしたがって行動するのは簡単です」と断言する。 
 
ワクワクにしたがって行動すれば、モヤモヤしたワダカマリも消えて、意識はクリーンになる。それが、意識の進化につながるという。
 
これを見て、旧約聖書の「出エジプト記」を思い出した。エジプトで奴隷になり、コキ使われていたユダヤ人たちを連れ出して、蜜と乳の流れる地を目指し、大預言者モーゼは旅立った。しかし、道中は険しく、苦難の連続。ついに、ユダヤ人たちは「エジプトに帰りたい」と言い出した。こんな苦労をするくらいなら、エジプトで奴隷をやってたほうがマシだった・・・というわけだ。そんなユダヤ人たちを、なだめすかしつつ、遥か遠いカナンの地へと苦難の道中を歩み続けた、偉大なるモーゼ。
 
以前、会社を辞めるべきかどうか迷っているサラリーマンに、この「エジプトに帰りたい」の話をしたことがある。「目からウロコが落ちるような、良いお話ですな」と、いたく感心された。だが、その後、会社を辞めてフリーになった元サラリーマン氏は、さんざん苦労しているようだ。
 
それでも、やっぱり、ワクワクする道を進んだほうが良いのだろうか。うーん、ここは思案のしどころだ。こればっかりは、やってみなければ分からない・・・。結論としては、やってみるしかないのである(笑)。
 
 
ポジティブな人々が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
    

未来はえらべる ~ バシャール × 本田健 

2010年09月14日 | バシャール
 
「バシャール」をチャネリングするダリル・アンカ氏は、現在、単独でのチャネリング活動をほとんどやっていないが、対談にはときどき登場する。今回は、「未来はえらべる」という本で、本田健氏と対談した。
 
今までのバシャール対談本は、相手がスピリチュアル関係者であることが多かったのだが、本田健氏は、「ユダヤ人大富豪の教え」で知られる人。おカネの問題が専門分野だ。そのため、この本でも、おカネや経済に関する話が多い。今までにないほど、現実的な感覚を備えた質問者の登場だ。「精神世界の鉄人」にも、「数あるバシャール本の中でも、この本は最高です」と書いてあった。はたして、「おカネがいらなくなる世界」の実現は可能なのでしょうか・・・?(笑)
  
もっとも、「実現が可能なのかどうか」ではなく、「実現する」と心から確信することが大事なのかもしれない。バシャールいわく、

>たとえば、あることを信じていると、それは物質次元でも実現します。すると、実現したことによって、さらにその観念が強化されます。もし観念に、このような性質がなければ、それを実際に物質レベルで体験することは不可能です。

バシャールは、この物質世界の現実を、「実体のあるものではなく、幻想なのです」と断言する。幻想の世界なのだが、観念によって、それが「現実である」と信じられるように出来ているらしい。「それにしては、妙に手ごたえがあって、リアルだな?」というところだろう。

それにしても、思ったことが実現するなんて、ホントかよ?・・・とも思える。試しに、グラスに入った赤き美酒と、脂がしたたる炙った肉、たおやかな美女を強く心に念じてみたが、それらは出現しなかった。そういう経験を持つ人も、少なくないはずだ。

でも、それはあくまでも表面意識の問題。われわれは、意識の奥底の、魂の部分で、それぞれの現実という「幻想」を作っているのだという。魂は、それを幻想だと知っている。でも、われわれは、それを知らない。

>本田氏 : では、ボクたちの観念が、現実をつくっているのですね。

>バシャール : はい、そうです。みなさんの「現実をつくっている観念には、ポジティブなものとネガティブなものがあります。

やっぱり、そうだったのか。われわれの観念が、こんな現実を作っていたのだ。トホホ・・・。

でも、観念に「ポジティブとネガティブがある」ってのは、どういうこと?・・・「バシャールによれば、「ポジティブな観念」と「ネガティブな観念」の違いは、とても単純明快だ。

>ふたつの観念の、もっとも大きな違いをお教えしましょう。

>ポジティブな観念は、「現実は幻想かもしれない。それなら、もしかしたら変えられるかもしれない」という可能性に気づかせてくれます。

>一方、ネガティブな観念は、「自分が物質レベルで体験していることは、確固とした現実なので、変えることはできない。もし変えるとしても、とても難しい」と信じ込ませます。
 
 
アセンション情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
    

2012年に向けて、情熱・ワクワクを生きる ~ バシャール

2009年08月13日 | バシャール
      
チャネラーのダリル・アンカ氏と、坂本政道氏の間で行われた「バシャール × 坂本政道」の対談。その終わりの方で、坂本氏は、「2012年に向けて、今後われわれはどう生きていくのがいいのでしょうか」と質問している。
 
それに対して、バシャールは、「この答は、すでに非常に明確にお伝えしたと思います」という。その答とは、「可能なかぎり毎瞬毎瞬、あなたの情熱、ワクワクする気持ちに従って行動する」ということ。
 
「あなたがワクワクすることをしなさい」というのが、80年代から続く、バシャール最大のメッセージだ。結局のところ、これこそが2012年以降に必要とされるポジティブな生き方であり、ひいては振動数を高め、覚醒につながるということらしい。

情熱やワクワクは、非常に高い波動であり、振動のエネルギー。これを単に感じるだけでなく、行動に移すことが重要だという。それによって、「エネルギーが流れ込む → 体を通る → 物質的な実現化の中へと入っていく」というプロセスが始まる。

・・・してみると、やはり、「思ったことが実現しない」というのは、「情熱やワクワクを行動に移していない」ということなのか!?

もしも、情熱を感じるだけで行動に移さないでいると、体の中に流れ込んだ情熱のエネルギ-は、ぐるぐると堂々巡りをするだけで、どこにも行けないことになる。そうなると、一種の自家中毒みたいな、副作用が出てくることになりかねない。

情熱を行動に移すことによって、エネルギーの流れは初めて良くなる。
 
「行動に移す」と言っても、もちろん、いきなり「一生の大プロジェクトに着手する」とか、そんな大きなことではない。もっと小さくて、日常的な事柄で十分。「とりあえず、部屋を掃除する」とか・・・(笑)。

だが、「情熱」と言っても、人それぞれだ。中には、ネガティブな方向で情熱を燃やしている人もいるだろう。
 
たとえば、毎晩午前2時に白装束で神社に行き、憎っくき仇敵のワラ人形に向かって、一心不乱に五寸クギを打ち込む。これだって、情熱を行動に移していることに変わりはない。そういう場合はどうなんだろう?

でも、バシャールによると、それについては心配いらないらしい。今はネガティブな信念に基づいていても、情熱を行動に移すプロセスを通じて、そのうち変わるから・・・ということのようだ。

いわく、「情熱を行動に移すことが、ネガティブな信念をポジティブに変えていくことにつながる」。

さすがは、バシャール。例によって、下々の地球人のネガティブな発想には少しも関心を示さず、あっさりと一刀両断してしまった(笑)。
 
バシャールは、ネガティブな信念の一例として、「自分には十分なお金がない、という怖れ」を挙げている。そういう怖れをベースにした信念を持っていると、ものごとはよくない方向に進むようだ。

一方、同じお金に関してでも、「ワクワクする気持ちに従っていれば、現実は自分を豊かにサポートしてくれる」と理解していれば、ポジティブな方向に物事は進み始めるという。

つまり、「自分には不足しているものがある」、「これがなければダメなんだ!」というのが、怖れをベースにしたネガティブな信念。

一方、「エネルギーの自然な表現なのだ」という捉え方をするのがポジティブな信念、ということになる。

不景気な世の中だが、少しずつ明るい兆しが見えてきている昨今。今こそ、情熱とワクワクの行動原理の出番だ!?


ポジティブな人が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
 

バシャール、ピラミッドを語る

2009年08月12日 | バシャール
   
そもそも、坂本政道氏が今回の対談「バシャール×坂本政道」を希望した最大の動機は、「ピラミッドの原理を解明したい」というところにあった。このため、ピラミッドについては、かなりのページ数を割いて詳細に語られている。
 
バシャールによると、ピラミッドは形が重要だが、意外にも、大きさはそれほど問題ではないという。何人かの人のパワー増幅や、意識の覚醒のために使いたいのなら、「普通の家くらいの大きさで十分」ということだ。
 
大きさはともかく、重要なのはピラミッドの形。ピラミッドは、底辺が四角形で先が尖った「四角錐」なのだが、底辺と高さの比率は決まっている。いわく、
 
底辺 : 高さ =  地球の直径 : (地球の半径+月の半径)
 
という、神聖なる(?)比率を守らなければならない。この形だと、四角錐の斜面の角度は約51度くらいになる。実際に、エジプト・ギザの大ピラミッドの傾斜角は、そのくらいになっているらしい。

また、アンテナとしての機能を果たすためには、表面の構造が重要だ。かつて、エジプトのピラミッドは表面を化粧石で覆われ、てっぺんには冠石(キャップストーン)が置かれていたという。今でこそデコボコ・ザラザラなピラミッドの表面だが、太古の昔にはツルツル・ピカピカだったことになる。南国の太陽を反射して、まばゆい光を放っていたことだろう。
 
バシャールは、現代の技術を使って、表面を「フラクタル・アンテナ」の構造にすることを勧めている。具体的には、ピラミッドの表面に、大小さまざまな三角形の伝導体を並べて、「シェルピンスキーのガスケット」と呼ばれるフラクタル構造(画像参照)になるように覆う。これが、アンテナ機能を強化する上で大事なことらしい。坂本政道氏は、この対談の後、このようなピラミッドをすでに試作したという。


 
さらに、ピラミッドの中には小部屋が作られる。ここにパワーが集って増幅されるのだから、まさに心臓部だ。バシャールによると、この位置が肝心なところで、「ピラミッドの上から3分の2、下から3分の1の高さに、小部屋の天井が来る」でなければならないらしい。「小部屋の中心ではなく、天井」と強調している。
  
残る「共鳴構造」とかの細かい話は抜きにして、要点は、どうやらその辺りにあるようだ。「あとは、実験あるのみ」だそうな(笑)。
 
ピラミッドは、意識エネルギーを、物質的な電磁エネルギーへと変換する機能を果たすという。もしも実現したならば、無から有を生み出す、究極のフリーエネルギーの登場だ。地球上のエネルギー不足は、いっぺんに解決する。

また、ピラミッドは意識の覚醒に役立つ。ピラミッドの中の小部屋で瞑想すれば、高い効果が得られるという。
 
本当かどうかは知らないが、なんだかワクワクしてきた。ピラミッド・パワーで、われわれも高次元の意識存在に変身だ!?
   
 
意識覚醒の小部屋 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
 

バシャール、地球人類の起源を語る

2009年08月12日 | バシャール
    
「バシャール×坂本政道」では、地球人類の起源についても、かなりのページ数が割かれている。
  
バシャールによると、現在の人類は、何十万年も昔、UFOに乗って地球にやってきた「アヌンナキ」と呼ばれる異星人たちによって創られた。
 
といっても、土くれで人形を作り、そこに気を入れた・・・というわけではない。当時の地球にいた、猿人の遺伝子を操作して、進化させたものが原型だという。
 
ゼカリア・シッチンの言う「アヌンナキ伝説」は真実だと、バシャールも太鼓判を押していることになる。
 
バシャールによれば、アヌンナキに遺伝子改良されてできた人類は、「アトランティス」や「ムー」と呼ばれる、当時の地球に存在したが、今は海の底となっている大陸で、最初の文明を築いたという。

なぜ、これらの超古代文明の地が、いまは海底に沈んでいるのか。バシャールによると、「1万2千年前の、巨大隕石衝突をキッカケとした気候変動で氷河期が終わり、地表の氷が解けて海面が大幅に上昇したため」ということになる。
 
おもしろいことに、最初期の人類は、血液が青みを帯びていたため、皮膚も青かったという。なんだか、「スタートレック」や「宇宙戦艦ヤマト」に出てくる、青色系宇宙人みたいだ(笑)。これは、当時の人類が今ほど酸素を消費しない構造だったため、赤血球が少なかったからであるらしい。

一方、この、人類を遺伝子改良して進化させた異星人「アヌンナキ」は、どこからやってきたのだろうか。
 
バシャールによると、もともと、オリオン座のある星に拠点を持っていた彼らは、さまざまな星を経由して、地球に渡ってきたのだという。アヌンナキの一部のグループは、プレアデスに渡って定住し、現在では、プレアデス人となっている。
 
地球とプレアデスの関係の深さは、多くのチャネラーやワンダラーによって指摘されてきている。そのつながりの源泉が、こんなところにあったとは・・・!?
 
もちろん、今となっては真偽を確かめようのないことだし、信じなくても実害はないのだが(笑)、バシャールが語る壮大な銀河世界と、人類の起源に思いを馳せるのも良いだろう・・・。
 
 
宇宙からの移住者が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
 

「バシャール × 坂本政道」 パラレル・アース

2009年08月07日 | バシャール
   
バシャールによれば、2012年以降、地球上では覚醒した人々が幾何級数的に増える。人類の集合意識が激変するのを反映して、地球環境も大きく変わることになる。その結果、「ポジティブな地球」がこの世に出現する。

だが、世の中にはいろんな人がいる。必ずしも、誰もがポジティブ側に行きたいわけではない。ネガティブ側に残る人々も、当然のことながら出てくる。

従来のアセンション論においては、通常、そういう人々は「アセンションした地球にいられなくなり、別の惑星に転生する」と考えられていた。これを見て、「なんだか、排他的な考え方だな」と感じる人もいたのは事実だ。

だが、バシャールによれば、ネガティブな人々にも安心のプランが用意されている。なんと、「ネガティブな地球」という別バージョンに行けるらしいのだ。
 
第4密度へと移行する地球は、パラレルワールドと化す。宇宙は、われわれの宇宙だけではない。「無数の並行宇宙の中に、別々のバージョンの地球がある」という世界になる。理論的には無数なのだが、さしあたっては、「ポジティブな地球」と「ネガティブな地球」という、2つのバージョンに大きく分かれる。2012年が、その引き返せない分岐点となるらしいのだ。

バシャールによると、部分的にはすでにそうなっているという。先日のアメリカ大統領選挙でも、パラレルワールドの中には、われわれがいる「オバマが勝った地球」のほかに、「マケインが勝った地球」も、マイナーながら出現した。 (これに関して、「バシャール×坂本政道」のまえがきで喜多見龍一氏が「私は、マケインが勝った地球には住みたくないが」と書いている・・・。)

別のバージョンの地球は、われわれの目には見えないし、その存在に気づくことはない。でも、そこには、別のバージョンのわれわれが住んでいるというから不思議な話だ。誰も地球からいなくなるわけではないので、どちらの地球の住人にとっても、不自然なことは特にない。気づかぬうちに、いつのまにかパラレル・アースが分岐していく。

ネガティブな地球に移行する人も、知らず知らずのうちに、世界がますますネガティブになっていくだけ。あえて厳しい環境に身を置いて、刺激的な人生体験を続けることができる。
 
いままでの第3密度の地球は、堅固な物理的現実そのものだったのだが、第4密度の地球は、多彩な一種の「仮想現実」の世界に近づくと言えるだろう。われわれの思考や信念は、今よりもずっと、現実世界に反映されやすくなる。
 
バシャールが語る「パラレル・アース」は、われわれの目には奇妙に映るのだが、もしも、「各自の思考や信念が、日々の現実に反映されやすい」という新しい世界が実現されるのなら、「パラレル・アース」こそが、それに合った合理的なシステムと言える。

テレビに例えれば、チャンネルがひとつしかないのでは、全員でガマンして同じ番組を見続ける他はない。「もう俺は、こんな番組を見たくない。そろそろチャンネルを変えてくれよ」と不平不満を言っても、「ワガママ言うな」と一喝されるのがオチだ。「チャンネルが増えたので、視聴者の好みに応じて、いろんな番組が見れるようになりました」というシステムにしなければ、各自の気の持ちよう次第でクルッと現実が変わるような、オーダーメイドの世界にはならない。
 
「思考は現実化する」という言葉は、いまの地球環境におけるガチガチに堅い現実の中では「ホントかよ?」と思わせる面もあるのだが、それをシミジミと実感できる、柔らかい現実の世界になるだろう。

まあ、ひらたく言えば、「あの世に、グッと近づく」ということか・・・。合掌。
 

パラレルアースの住人が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ

「バシャール × 坂本政道」 人類覚醒後の地球

2009年08月06日 | バシャール
  
バシャールによれば、ポジティブな人々は、情熱やワクワクにしたがって生きる。ネガティブな人々は、怖れや怒り、憎しみ、強欲・・・にしたがって生きる。

「世界とは、こういうものなのだ」、「人生とは、こういうものなのだ」という、人それぞれの考え方や思い込み・・・その他の全体を、「信念体系」(ビリーフ・システム)と呼ぶ。この「信念体系」には、世界を創り出す創造力がある。というより、世界そのものが、「信念体系」を鏡のように映し出している。各人の信念体系は、人それぞれの世界を創り出している。今の地球環境は、それらが合わさって出来上がったものだ。
 
残念ながら、今の地球は、ネガティブな信念体系が優勢な環境だ。それは、地球人類の多くが、ネガティブな信念体系を選択しているということを意味する。とはいっても、人にそうさせるような傾向が、現在の地球環境にあるのも確かだ。
   
それはなぜかというと、地球環境は、物質的現実の密度のせいで、「自分が自分の現実を創造しているのだ」ということを忘れやすいからだという。
  
「思いは実現する」、「思考は現実化する」・・・というのは、誰もが聞いたことのある言葉だろう。たいていの人が、直観的に真実だと思い、それを否定しない。

だが現実の世界では、なかなか、そうもいかないのが事実だ。思いの実現、思考の現実化・・・の前には、なぜか「物質的な現実」という強固な壁が立ちはだかり、行く手をハバまれることが多い。ほとんどの人は、そういう苦い経験を重ねて生きてきている。地球とは、そういうところなのだ。こうして、「自分の現実を創造しているのは、自分ではない」という信念を植え付けられていくことになる。長く生きるにつれて、考え方がネガティブになる一方だ・・・。
 
でも、バシャールによると、今は意識的にみずからの意識の中を探究する人々が増えてきているので、自分が誰なのかを忘れにくくなってきてはいるらしい。そして、そのプロセスは、集合意識のパワーで加速度的に進行していく。

2012年に14万4000人の人が覚醒(約18万回/秒以上で振動すること)すると、1年後の2013年には30万人、さらに1年後には90万人・・・という具合に、覚醒した人が幾何級数的に増えていくという。その結果、地球はポジティブな環境に変わる。
 
やがて、地球は「第4密度」に移行する。 「第3密度」と呼ばれる現在の状況に比べて、かなり非物質の世界に近くなる。われわれの肉体も、非物質に近づく。第4密度の人々にとっては、そうでもないのだが、第3密度の人が彼らを見れば、その体は光り輝いて見えるという。

もっとも、現在のわれわれも、大昔の地球人類が見れば、それなりに光り輝いて見えるらしい。300年前や1000年前の人類の方が、今よりも振動数が低かったのだ。
 
第4密度の世界では、今のわれわれを取り巻く重たい物質的な現実から、かなり軽くて楽しい世界に変わる。第4密度とは、シンクロニシティの生活であり、ワクワクの生活、創造性、そして喜びの生活。ただし、まだ物質的な要素はかなり残る。まったくの非物質へと移行するのは、「第5密度」の世界まで待たなければならない。

バシャールによれば、それはすぐに実現するわけではない。ただし、100年から300年以内には、第4密度の世界が実現する。2032年から2050年のあいだには、その兆しが見えてくると言う。
 

ポジティブな人々が集う → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ