宇宙のこっくり亭

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もうすぐ、戦争の無い世界になる

2022年10月13日 | こっくり亭日記
ロシアがウクライナに攻め込んで、半年以上が過ぎた。開戦当初はロシアの圧勝と見る向きが多かったが、英米の支援もあって大苦戦している。クリミア半島にいるロシア軍は、本国との補給を断たれて孤立した。いよいよ、ロシアの敗退も見えてきた。  

ロシア兵の死傷者は10万人近いと推定されている。大変な犠牲者だ。日本だったら1人でも大騒ぎなのに。国情が大きく異なるとはいえ、あの国だって少子高齢化している。1人っ子が多い。いくらロシア人がガマン強くて愛国心に富んでいるとはいえ、そんな若者がバタバタと死んでいくショックは計り知れない。これほどの犠牲に、いつまで耐えられるのか?

悪いがロシアには、ここで負けてもらったほうが良い。これは以前からの持論なのだが、世界が平和になるためには、ロシアと中国が潰れるのが一番だ。この2国こそは、世界の脅威。戦争を起こす側の国だからだ。

かつては、日本とドイツがその立場にいた。だが、第二次世界大戦で打倒されてしまった。いまや、この2国には、戦争を起こしそうなムードが皆無。まったくの平和国家と化した。 

フランスだってそうだ。昔の太陽王ルイ14世からナポレオン・ボナパルトまで、フランスはものすごい軍事大国で、しょっちゅう周囲の国々に攻め込む怖い国だった。そんなフランスも、怖い国じゃなくなって久しい。どの国も、そうやってひとつひとつ潰されてきたのだ。まるで、モグラ叩きそのもの。

早い話が、ロシアと中国もそうなってしまえば良い。この2国さえ負けて潰れてくれれば、今の世界を見渡すに、もうそんなに怖い国は残っていない。

いや、1つだけあった。もっと、ずっと強くて怖い国が。他でもない「アメリカ合衆国」だ。数年前からアメリカでは「中国の脅威」が叫ばれるようになり、メチャクチャな勢いで軍備増強している。「中国を百回くらい滅ぼすつもりなのか?」というほどのクレージーな勢いだ。バイデン大統領も、「目前の脅威はロシア、長期的には中国が最大の脅威」と断言した。

でも、アメリカというのは、もともとそういう国なのだ。あそこは、「巨大な敵」を常に必要としている。イギリス、スペイン、ドイツ、日本、ロシア、中国・・・と、敵は何度も入れ替わってきたが、常に敵がいることに変わりはない。いまは、中国が主要な敵だ。

なんで敵国が入れ替わってきたかというと、アメリカが前の敵国をひとつひとつ潰してきたからだ。でも、前の敵国を潰しても、またすぐに次の敵国が現れるから大丈夫。現れるというより、「アメリカ自身が次の敵を育てた」というのが実態に近い。

でも、それだって、いつまでも続くものではない。どんなネタでも、いつかは尽きるときが来る。いまの世界地図を見渡して、どうだろう。ロシアと中国が元気なくなったら、もう強くて怖い国になれそうな国は見当たらない。こればっかりは、なろうと思ってなれるもんじゃないからだ。インド人やアフリカ人のようなノンビリした南の国の人たちじゃ、とても無理。

今までは、世界を敵に回して戦うカタキ役が負けて退場しても、また次の敵が登場して、代役を務めてくれた。プロレスと同じだ。先日、アントニオ猪木が世を去ったが、いくら猪木だって、ブッチャーとかアンドレ・ザ・ジャイアントその他の敵役がいなければ、活躍しようにもできなかっただろう。アメリカも、そういう国なのだ。

だが、いくらアメリカだって、敵がいなくなってしまったら軍備増強を続けられない。「何のためにやってるのか?」という目的意識が失われる。「軍需産業に回ってきたカネを、俺たちに回せ」と言い出す声が大きくなって国内がモメ始めると、あの国は意外と脆い。

まあ、そんなこんなで、戦争そのものの終わりは着実に近づいている。もちろん、ロシアはともかく、中国がそう簡単に潰れるとも思えない。あそこは、まだ登場したばかりの新しい敵。もうしばらくはカタキ役を続けてくれることだろう。それでも、中国だって、いつかは敗れ去るときが来る。

真の平和を実現するには、「敵がいなくなる」というのが一番。日本の国内は、とっくにそうなっている。

戦国時代の日本では、甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信が宿命のライバルで、何度も戦火を交えていた。でも今、山梨県と新潟県が戦争するなど考えられるだろうか。その可能性は、1ミリたりとも無い。織田信長と豊臣秀吉が、各地の敵をひとつひとつ潰して天下統一し、江戸幕府がさらに敵を潰した。明治政府が廃藩置県して、西郷隆盛の反乱を鎮圧してトドメを刺した。今や、日本の国内に内戦の危険は完全消滅して久しい。

いずれ、世界中が日本みたいになる。その日は、すぐに来るとは言えないが、意外と遠くないと見る。一応、「2039年頃」と予想しておくが、どうだろう?(笑)
  

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2 コメント

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ロシアのせいで世界の行く末に暗澹たる気持ちになる昨今ですが (ぎふ)
2022-10-15 22:12:21
「もうすぐ、戦争の無い世界になる」というポジティブな見立には勇気づけられます
あと17年?是非自分の目でそのような世界を見てみたいものです
それにしてもアメリカの特異性は何なんでしょうかね?
移民の活力を国家のパワーに繋げるエコサイクルはいつまで続くんでしょうか・・
Unknown (konsaruseijin)
2022-10-16 23:28:35
まったく、戦争が大好きな国々には困ったものです・・・

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