宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

解脱した人は生まれ変わらない

2008年01月22日 | 釈迦 ~ 輪廻転生からの卒業
  
中部経典 第一二〇経 「希望による転生」〈意行経>からの抜粋
 
 
世尊「比丘(ビク・・・修行僧)たちよ、『希望による転生』について説いてあげよう。では聞きなさい。よく耳を傾けなさい。よいか」
 
 
(人間界への転生)

世尊は次のようにいわれた。

「比丘たちよ、いま比丘が信心(信)をそなえ、戒行(戒)をそなえ、学識(学)をそなえ、気前のよさ(捨)をそなえ、智慧(慧)をそなえているとする。

かれが『ああ、わたしの身体が壊れたあと、裕福なカッテイヤの仲間に生まれかわりたいものだ』と思う。『・・・裕福なバラモンの仲間に・・・裕福な平民の仲間に・・・生まれかわりたいものだ』と思う。
 
彼は、そう思い立ち、その思いを確かにし、その思いをふくらませる。かれが、その希望と生き方をこのように進め、このように強めると、そこに生まれかわるのに効果がある。


(六欲天への転生)

「比丘たちよ、いま比丘が信心(信)をそなえ、・・・智慧(慧)をそなえているとする。

かれが『ああ、わたしの身体が壊れたあと、四天王の仲間に生まれかわりたいものだ』と思う。『・・・三十三天の仲間に・・・夜摩天(やまてんの仲間に・・・兜率天(とそつてん)の仲間に・・・楽変化天(らくへんげてん)の仲間に・・・他化自在天(たけじざいてん)の仲間に・・・生まれかわりたいものだ』と思う。

彼は、そう思い立ち、その思いを確かにし、その思いをふくらませる。かれが、その希望と生き方をこのように進め、このように強めると、そこに生まれかわるのに効果がある。


(以下、「色界初禅天への転生」、「色界第二禅天への転生」、「色界第三禅天への転生」、「色界第四禅天への転生」、「無色界への転生」と、同じように延々と続き、最後に)
 
 
(解脱の完成)

「さらにまた、比丘たちよ、いま比丘が信心(信)をそなえ、・・・智慧(慧)をそなえているとする。

かれは『ああ、わたしは煩悩を(滅し)尽くして、煩悩のない心の解脱と、智慧による解脱を、現世でみずからはっきりと知り、じかに見、そこに達してとどまる。比丘たちよ、この比丘はどこにも生まれかわりはせず、いずこにも生まれかわりはしない。」

世尊はこう言われた。比丘たちは、感激して世尊の言葉を讃えた。


(仏典からの抜粋、終わり)



この世で、良い身分に生まれ変わる。あの世で、天界に生まれ変わる。あの世で、神様・仏様が住む、高い天界に生まれ変わる・・・。

まことに、結構なことだ。

でも、上には上がある。最高の天界に生まれ変わるよりも、さらにその上が。

それは、「どこにも生まれ変わらず、いずこにも生まれ変わらない」ということ。

輪廻転生の終焉。それは、これほどまでの喜び。

ありがたや。合掌・・・・・。
   

恐竜のミイラを発見

2008年01月06日 | こっくり亭日記

 


恐竜のミイラが発見された
 
大昔の地層から出土しているのは、化石だけではない。たまたま、土砂崩れかなにかで生き埋めになった死体が、ミイラ化して残っていることもある。
 
中でも、最近の「恐竜のミイラ発見」のニュースは、マニアを感動させた。
 
今まで、恐竜ってのは、(だいたい分かってはいたけど)しょせん、誰も実物を見た人はいなかった。骨格を見ながら、あれこれ想像するしかなかったのである。
 
毛皮があったのではないか、極彩色だったのではないか、動きが鈍重だったのではないか・・・等々、想像が広がる一方だった。 
 
今回、発見された恐竜のミイラは、ワニやトカゲのようなウロコに全身を覆われていた。後ろ脚は想像以上に筋肉隆々で、相当に足が速かったであろうことが推測されている。身長は「12メートル」だそうな。  
 
恐竜って、こういうものだったのね。
 
ああ、感動・・・ 

 
恐竜の謎が解けた今、気になるのは、やはり「宇宙からの使者」たちだろう。
 
「実は、宇宙人のミイラがすでに発見されており、アメリカ政府が厳重に保管している」といったウワサもよく耳にするのだが、こちらの方は追跡調査ができないようだ。
 
「宇宙人の存在を、地球人に知られては困る」と考えている勢力は、健在のようである。