東京藝術大学大学美術館で行われている『金比羅宮書院の美 応挙・若冲・岸岱』を観た。
「金比羅宮」というのは、「四国の讃岐にある有名な神社」だそうな。京都・大阪に近いので、京都の大画家が屏風絵や壁画などを描いている。大変な充実ぶりだ。
メインは円山応挙なのだろうが、コンサル星人は伊藤若冲の絵にハマった。奥書院・上段の間の「花丸図」は、部屋全体、壁と天井を若冲が描いた花の絵で覆われている。
狭い部屋のすべてが花・花・花・・・で埋め尽くされた、特殊な異空間。中途半端な妖しさではない。異次元にトリップしたい人にはオススメだ。
この絵、若冲の作品だという確証はないそうなのだが、誰も若冲の真筆であることを疑っていないという。 そりゃそうだろう。花びらや葉っぱを一枚一枚、克明に描写。虫食い穴まで書き込まずにいられない「超・絵画オタク」など、世界的に見ても、若冲以外に考えられない・・・・・。
↑珍しいペルシャヒョウの三つ子(生後2ヶ月)
CBS Evening News
Zoo Shows Rare Persian Leopard Triplets
ハンガリーのブダペスト動物園で、ペルシャヒョウの三つ子が公開された。
記事によると、ペルシャヒョウは、イラク・アフガニスタン・アルメニアといった西アジア諸国(政治的に難しい国ばかりだ・・・)に分布し、絶滅寸前で2000頭足らずしかいないんだそうな。だが、世界的に有名なブダペスト動物園では、なんと6月に三つ子が生まれた。どうやら絶滅はまぬがれそうなので、まことに喜ばしい。
ペルシャといえば、ネコの名産地だ。ヒョウもネコ科なので、相通じるものがあると見える。真っ白で愛らしい姿なのだが、なぜか怒っている。ほとんどの写真では、激怒しているようにしか見えない。
しかし、やはり白ヒョウは美しい・・・。「色の白いは七難隠す」という格言どおりだ。
先月に「打ち上げ延期」が発表されて以来、心配されていた日本の月面探査機「かぐや」の打ち上げが、9月13日に決定した。
これほど大規模な月面探査は、「アポロ計画以来」と言われている。なにせ、本体に加えて子機2つも別々の軌道を周回し、超音波で地下の状態までも調べ尽くす、という徹底ぶりだ。
今回の調査で、月に関することは、なにもかも分かってしまうだろう。名画「2001年宇宙の旅」では、月でトンデモないものが発見されたものだった。はたして今回、宇宙人の月面基地や地下基地(?)は発見されるだろうか??
そんな中、8月28日は皆既月食だ。
月食は午後6時から始まり、午後9時に終わるという。観測に最適な時間帯である。
>太陽光のうち、波長が長い赤い光が、月食中の月を照らし出すので、月は鈍い赤銅色に輝く。真っ黒な月ではない、天界のファンタジックな演出だ。
というから、楽しみだ・・・。