「さあ、久々にインターネットでアセンション情報でも漁ってみようか」(笑)と思ったところ、やっぱり、「どんなにアセンション情報を漁ったところで、お前を満足させるような答が出ることはないぞ。そんなことより、結局のところ、お前自身が覚醒するかどうか。それがすべてだと言っていい」という考えが、しきりに意識の表面へと浮かび上がってきた。
もちろん、そんなことは、とっくに分かっている。だが、覚醒するのは難しいのだ。なんたって、釈尊やクリシュナムルティのような、人類の歴史上でも限られた覚者の中の一人になろうというのだから、目指すもののレベルが高すぎる。あまりにも実現困難だから、「ここはひとつ、『地球のアセンション』の流れに乗って、ボクもついでに意識進化したいものだな」と考えているというのが実情だ。
でも、結局のところ、地球のアセンションといっても、ひとりひとりの人間が、意識を覚醒させるかどうかにかかっている。いくらハードルが高いとはいえ、「覚醒」から逃げるわけにはいかない。もちろん、60億人だか70億人だかしらないが、無数の地球人全員が覚醒することなど、ありえない。そもそも、大部分の地球人は、「われわれが目指しているものは、意識の覚醒なのだ」ということすら、分かっていないというのが実情だ。彼らの大半は、日常生活に埋没しきっている。それは仕方がない。地球人の日常生活の現実は、あまりにも厳しいのだから・・・。
地球人類の「意識の覚醒」は、ごく一部の探求者にかかっている。だからといって、精神世界の探求者が「選ばれた民」だというわけではない。単に、この分野において先陣を切るだけだ。世間の一般人たちも、後からついてくる(多分・・・)。大勢のワンダラー(宇宙人の魂を持った、地球への転生者)が集められているのも、そのためだ。結局のところ、意識が進化した社会からやってきた転生者たちの、経験とカンに頼らざるを得ない。それが、今の地球の実情と言えるだろう。
それにしても、「意識が覚醒したら、一体どんな人になるの?」というのが、素朴な疑問というものだろう。
実のところ、それは分かっていない。「覚醒した後のことは、覚醒してみなければ分からない」というのが実情だ。それはそうだろう。ぐっすりと眠って、夢の中の世界に没頭している最中に、目覚めたときの状態を考えられないのと一緒。目を覚まして、しばらくしてから、だんだん頭がスッキリしてくる。次第に、「夢の中では、自分は警察に追いかけられる凶悪犯罪者なのだと思い込み、必死で逃げていたのだが、実はそうではなかった。本当の自分は、OO市在住のXXという、平凡な小市民にすぎなかったのだ」といったように、「夢の中の自分」が実在しない存在だったことに気づき、「本当の自分」を徐々に思い出す・・・。
それと同じように、意識を覚醒した後のことは、覚醒してから考えればいい。まずは、「自分は、夢マボロシの世界に埋没している」ということに気づくことが先決だ。
それにしたって、意識の覚醒が難しすぎる。なんといっても、それを実現できた人が、今までの地球人類にはあまりにも少ないのだ。実現したのは、人類の精神史に名を残すほどの偉大なる覚者くらいのもの。これを地球人類のごく一部とはいえ、それなりに大勢で実行するというのは、絶望的に困難なように思える。ましてや、それを自分自身が実行するというのは・・・。
しかし、またしても、「お前がやらないで、ほかの誰がやるというのだ?」という考えが、しきりと心の中に浮かんでくる。しかも、「心配するな。昔と違って、今はグッと覚醒しやすい環境になってるから」だという。
やっぱり、そうなのか? 「宇宙から、地球人類をまとめて覚醒させるべく、膨大な生命エネルギーが地球に流れ込んでいる」という話は、本当だったのだろうか・・・?
またしても、「それは、解釈の問題だ。それを、そのまま事実だと思ってもいいし、何かを象徴する表現だと思ってもいい。どちらにしても、結果は同じなのだから」という考えが浮かんだ。
なんだか、「プリズム・オブ・リラ」の前書きに似ている。どうやら、「潜在意識からのメッセージ」というより、単に「リラ」の一節をふと思い出しただけのようだ。でも、そういうのが、潜在意識からのメッセージだったりするんだよな・・・(笑)。
それはともかく、そうだ。これは、「プリズム・オブ・リラ」の前書きと同じなのだ。「これを、そのまま事実だと受け取るのも自由。何かを象徴するストーリーだと受け取るのも自由。どちらにしても、同じことだ。両方とも、当たらずとも遠からず・・・」。
つまり、真実はひとつ。それは、「地球人類が、(それなりに)まとめて覚醒に向かっている」ということ。覚醒した人類は、急激に意識エネルギーを増大させる。エネルギーが増大した地球を、「宇宙からエネルギーが降り注いだ」というように見るのも、ひとつの解釈と言えるだろう。もちろん、本当に宇宙からエネルギーが降り注いでいるとしても、それはまことに結構なことだ。結局のところ、意味していることは変わらない。
どうやら、われわれが、釈尊やクリシュナムルティの時代より、格段に「意識の覚醒」をやりやすくなっているというのは本当らしい。それだけは、間違いなさそうだ。情報を漁るまでもなく、直感的認識により、それが真実だと知った。「知った」というより、思い出した・・・!!
それはともかく、ここはアセンション情報を漁るのに最適 →
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