宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

月面で「地球の出」を撮影

2007年11月14日 | こっくり亭日記


JAXA発表(動画あり)  
 
日本が誇る月探査衛星「かぐや」が、月面からの鮮明な画像を続々と送ってきている。今回は「地球の出」、「地球の入り」の画像だ。画像は、月の周囲を回るかぐやのテレビカメラが、ぽっかりと浮かぶ地球を捉えたところ。
 
もっとも、これは上空を飛ぶ探査機ならではの映像であって、通常、月面においては、地球は常に一定の場所にあるように見えるため、地球が地平線に沈むことはないのだという。月は、常に同じ面を地球に向けて公転しているからである。この話を聞いて、スウェデンボルグの「霊界日記」に出てくる「霊太陽」の話を思い出した・・・。  
 
月面の鮮明な映像には、生々しいクレーターが写っている。まだ、太陽系が混沌としていた40億年前、無数の隕石がボコボコ激突した跡が、いまだに残っているということだ。直径が数キロに及ぶのは当たり前で、数十キロ・数百キロ級の巨大クレーターもあるそうな。写真で見ると小さく見えるのだが、実は関東平野がすっぽり収まるほどの大きさ・・・。
 
月そのものが、なんとなく小さいようなイメージがあるのだが、実際には巨大である。表面積は3800万平方キロ近いというから、日本の国土のざっと100倍くらいだ。
  

村上和雄氏の講演~遺伝子ON!の生き方

2007年11月12日 | こっくり亭日記

 

かの有名な科学者・村上和雄氏の講演を聴いた。この方は、科学的業績もさることながら、「遺伝子ONの生き方」で有名だ。
 
DNAは、人体をプログラムしている。人体の構造は、全部これで決まっている。これだけ複雑な人体をプログラムしているのだから、さぞかし膨大な情報量なのだろうと思うのだが、実際には、DNAの情報のうち、使われているのはホンの数%に過ぎないという。 
 
つまり、残りの90数%のDNA情報は、何のためにあるのか分からない、無意味な情報だということだ。そこで、使われていないDNAの遺伝情報を「スイッチオン」にすることにより、突然変異(?)を起こそう、という発想が出てくる。
 
たとえば、歌がヘタな人は、「歌唱DNA」をオンにすれば、歌がうまくなる。バカな人は、「利口DNA」をオンにすれば、利口な人になる。性格が暗い人は、「陽気DNA」をオンにすれば、陽気な人になる・・・ということらしい。
 
つまり、「性格が暗い」という遺伝情報も、「性格が明るい」という遺伝情報も、もともとDNAにはすべて書き込まれている。どちらが「スイッチオン」になっているか、という問題に過ぎないということだ。
 
今まで、エハン・デラヴィ氏らが「DNAを変化させて、人体が変わる」という説を唱えているのを聞いて、正直、「DNAに化学変化を起こすのか??・・・いくらなんでも、そんなバカな」と思っていた。
 
しかし、この説に従うならば、DNAに化学変化を起こさなくても、不要な遺伝子をオフにして、必要な遺伝子をオンにすれば、人体を変えることは可能ということになる。どうやら、アセンションの鍵を握るのは「遺伝子オンの生き方」のようだ。 


「不死身の軍隊」を研究中~動物がお手本

2007年11月12日 | こっくり亭日記

↑アザラシをモデルにして、寒さに強い人間を作れるか??

WIRED VISION 「最強の生物」をめざすDARPAの野望、『体内鎧』構想
 
米国防総省の高度科学研究機関、国防高等研究計画庁(DARPA>は、「死なない兵隊」の研究中だ。お手本は、動物なのだそうだ。記事によると、DARPAは数年前から、兵士の能力向上を推し進めている。その計画のプログラムマネージャーMichael Callahan氏は、その名も『体内鎧』(Inner Armor)という、新プロジェクトを発足させたという。
 
それというのも、動物界は超越的な能力の宝庫だからだ。

ヒマラヤ山脈の上空をひとっ飛びの鳥もいれば、深海の底にへばりついて生きる魚もいる。金星なみに高温多湿な環境でも、火星なみに低温乾燥な環境でも、微生物は生き延びる。
 
これらの機能を人体に取り入れることさえできれば、地底や海底、他惑星に適応することも夢ではない??
 
しかし、さし当たっては、兵隊にとってお手本なのが「アシカ」だ。アシカは、生物学的には犬の仲間で、我々人類と同じ哺乳類だ。にもかかわらず、魚と同じように、何時間も海の中にもぐっていられる。それというのも、アシカは酸素を効率よく使える上に、強い「潜水反射」、つまり心拍を遅くして血流を身体の中心に向ける能力を持っているという。  
 
究極の目標は、「毒を食らっても死なない」、「病気にならない」兵隊を作ることだ。人間なら、すぐに病気になってしまうような環境でも、平気で生き延びる生物がいる。このサバイバル力を、人間にも・・・というわけだ。
   
これが実現した暁には、米軍はますます無敵になるだろう・・・??
 

なんと、400歳!! 最長寿の貝

2007年11月05日 | こっくり亭日記
 

バンゴー大学HP  400 year old Clam Found. 
  
英国の「バンゴー大学」が、史上最長寿の二枚貝を発見した。なんと、400歳!!
 
アイスランド北部の海(ほとんど北極だ・・・寒そう)に住む、「アイスランド・クラム」だ。

ギネスブックに登録されている「最長寿の動物」の世界記録は、アメリカに住む同種の二枚貝で「寿命220年」というから、大幅な更新と言える。 

400年前といえば、「エリザベス女王が退位した頃」に当たるそうな。シェイクスピアが名作を書いていた頃でもある。ジョルダーノ・ブルーノは、「太陽が宇宙の中心だ」と主張して、異端で火あぶりになった。日本では、ちょうど豊臣家が滅亡して、徳川幕府の時代が始まろうかという時期だ。なんとも、歴史の長い生命・・・。
  
もっとも、この海域でも漁業は行われており、この種の二枚貝も捕獲されているそうな。「500歳の貝がクラムチャウダーになって食べられていても、不思議はない」らしい。
 
「どうして寿命が分かるのか?」というのが素朴な疑問なわけだが、これは、実に単純。「貝殻の年輪を数えた」ということだ。
 
寒い北極の海には、もっと高年齢な生物がいる可能性もあるらしい。これらの生物を研究することにより、「不老長寿の原理」が発見されることも期待されている。おそらく、カギを握っているのは「寒さ」だ。人類も、氷の海で冷やせば、もっと寿命を延ばせる??