宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

「幼少の頃に感じた違和感」

2017年11月22日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
 
「ワンダラー」、つまり、「自分は、宇宙からの転生者であり、地球の短期滞在者である」と主張する人は、世界には結構いる。そういう人たちには、大なり小なり、「幼少の頃に感じた違和感」がベースになっている。

これに関しては、自分もそうだから、よく分かる。小学生の頃の筆者は、今のような、そこそこバランスの取れた現実的な人間ではなかった。もっとコテコテに濃い、純粋なスピリチュアル思想で生きていた。むしろ、普通の現実的な考え方があんまり無かった。

学校や近所の人たちと考え方が合わなかったのは当然としても、家族とはさらに考え方に深い溝があった。別にケンカになったわけでもなく普通に生活してたが、彼らの世界観や人生観は、驚くほど自分とは異なっていた。

家族や親戚との深いギャップは、それが遺伝とか環境によるものでないことを示している。だから、「幼少の頃に感じた違和感」なのである。

「なぜ、自分と他人とは、これほど世界観や人生観が異なっているのか?」というのをジックリ考えた結果、やはり、「自分はどこか異世界から来た者なのだ」という結論になった。

中学生の頃も、「地球人類は、滅亡するか、大進化するかの2つに1つしかない」という考えに取りつかれ、予言書や未来予測本を読み漁っていた。三度の飯のことより、「地球はどうなるのか」というのが気になっていた。周囲で、「良い悪いは別にして、かなりユニークな人」という評判になっていたのは言うまでもない(笑)。

高校から大学にかけて、あの「第三次宗教ブーム」が起きてきた。オウム真理教、幸福の科学、法の華三法行・・・その他の登場だ。宗教に限らず、バシャールのチャネリングや、チベット帰りの中沢新一もブームになった。哲学も盛り上がってきて、半田広宣氏が大好きなドゥルーズ・ガタリがブームになったのもこの頃だった。まったく、バブルのアダ花か、それとも新時代の到来か・・・(?)。

このあたりから、「私は真理に目覚めました。この教えを広めることが、今生の使命だったのです」というような人が増えてきて、さらに違和感を覚えることになる。

おそらく、新興宗教の人たちの中にもワンダラーはいたであろう。精神世界の探求への情熱、もしくは地球を救済したいという使命感が、彼らをそういう方向に向かわせたのだろう。でも自分には、ちょっと違和感があった。

それでも、根っからの研究熱心のため、上に挙げた「第三次宗教ブーム」の諸氏の著作はよく読んでいた。信者よりも教義をよく知っていたくらいだ。

それはともかく、世間の一般人も、新興宗教の人たちも、自分とは違いすぎた。何か、根本的に異質なものを感じた。

中には、「自分は『宇宙からの転生者』であると主張するのは、自分は特別なのだという優越意識、もしくは劣等意識の表れなのではないか?」と指摘する人もいた。それも、もっともな意見だろう。哲学マニアの友人からそう言われた。本ブログを始めるより、ずっと前のこと。

これに対しては反論がある。ひとつには、「宇宙からの転生者は、意外と多い」ということ。ワンダラーは、世界には結構いる。日本やアメリカのような精神世界が盛んな地域にはとくに多く転生していると考えられるため、おそらく、「クラスに1人」というくらいの割合でいるだろう。それよりも、もっと多いかもしれない。だから、そんなに特別なものではない。

それにしたって、「自分は特別なのだ」という意識がないとは言えない。いや、あると言うべきだろう。「自分は、なんだか他の人たちとは違うな」という感覚があるのは確かだ。逆に、他の人たちからも、「普通の人とは、何かが違う」とよく言われる。

だからといって、世間の一般人に比べて良いとも悪いとも、別に思っていない。単に、「違う」というだけ。
 
もっとも、オイカイワタチに出てくるような、「地球人類を救済したい」という情熱に燃える、崇高な使命を持ったワンダラー。そこまでの自覚は、さすがにない・・・(笑)。
 

シリウス人

2014年06月19日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々

  
冬の日暮れどきに、最初にぽつんと光り始める星は、シリウス。

地球の夜空で、一番明るい星といったら、シリウスだ。ほかの星たちと比べても、飛びぬけて光輝いている。
 
もともと大きくて高温な上に、地球や太陽系にとっては、「お隣さん」と言えるほど近い距離にある。だから、ますます明るく見える。
 
古来から、東洋でも西洋でも、畏敬と崇拝の対象になってきた。

上の画像がシリウスだけど、斜めに4本の光線が出ているうち、左下の光線のそばに、小さな点がある。
 
これこそ、かの有名な「シリウスB」。巨大な恒星の「シリウスA」と一緒に回転している、小さな伴星だ。これを見るためには、高性能な望遠鏡が必要になる。肉眼で見えることは、決してない。
 
地球くらいの大きさしかないのに、太陽ほどの重さがある。つまり、トンデモなく密度が高い。
 
もしも、シリウスBから、ひとかけらのカタマリを瞬間移動させて、テーブルの上に置いたとしたら、あまりの重さでテーブルは潰れ、カタマリはそのまま地下の奥深くまでズブズブとメリ込んでいってしまう・・・(たしか、『うる星やつら』というマンガに、そういうシーンがあった)。

「アフリカのドゴン族が崇拝していた」という話でも有名。アフリカの原始人の村で暮らすドゴン族は、肉眼では見えないシリウスBのことを、なぜか知っていた。「小さいのに、トテツもなく重い」ということまで知っていたという・・・。 
 
シリウスAとシリウスBは、お互いに引力をおよぼしながら、ダンスするように一緒に回っている。
 
「シリウス人には、ポジティブなシリウス人と、ネガティブなシリウス人がいる」とは、よく言われるところだけど、この「シリウスB」こそが、ネガティブ・サイドの象徴。

この説によると、シリウスAと、シリウスBの周囲には、それぞれに霊的な磁場のようなものがあり、前者はポジティブなシリウス人、後者はネガティブなシリウス人の拠点になっているという。
 
ネガティブなシリウス人は、しばしば、「地球を支配する黒幕」とも言われる。そこまで行かなくても、かなり困った連中だとされている。

太古の宇宙戦争、「オリオン大戦」をひき起こしたのも、ネガティブなシリウス人に原因があるという話だ。
 
もちろん、シリウス人と言ったら、普通は、「ポジティブなシリウス人」を指す。ネガティブなほうの人たちは、もともと数が少ない上に、日陰モノだから、まず会うことがない・・・。
 
愛と調和の星、プレアデスからやって来たプレアデス人が、典型的な「癒しキャラ」なのに対して、シリウス人は、シャキシャキした江戸っ子みたいな人たちだという定評がある。
 
精神世界ブログでも、文章を書きまくるようなタイプは、まず、プレアデス系。

それに対して、シリウス系は、言葉で説明するのが回りくどく感じられるため、絵とか音声などで、直観的にパッと分かるようにする傾向があるという。

それでいくと、コンサル星人(こっくり)は、自動的に「プレアデス系」に確定だ。はたして、どうなのか・・・(笑)。

よく言われるのは、「シリウス人は、水とか海に、深い縁がある」ということ。

スピ系の人には、イルカやクジラが大好きで、身の回りがイルカ・グッズにあふれてるような人がときどきいる。そういう人は、シリウス系である可能性が高いという。

その延長上かもしれないけど、シリウス人のイメージとしては、「青い肌」ってのも、よく出てくる。3D映画の「アバター」みたいな感じ。
 
 



シリウスも、冬の夜空で見つけるのは簡単だ。

プレアデスと同じく、シリウスを見るときも、オリオン座が目印になる。オリオン座ほど分かりやすい星座は、他にない。冬の夜空を見上げれば、普通は、三ツ星が真っ先に目に入るからだ。

オリオン座の左下、三ツ星を左斜め下まで一直線に伸ばした先に、ひときわ明るく光る星が、シリウス。

なんたって、シリウスほど明るい星は他にないのだから、実にあっさりと見つかる。天気がイマイチで、他の星がひとつも見えないときでも、シリウスだけはボンヤリ光って見える・・・というくらい。

シリウスとプレアデスは、オリオン座をはさんで、両サイドにある。3つとも、冬の星座の代表格。

それはつまり、地球から見て、この3つは同じ方角にあるということ。それだけ、銀河系の中でも、お互いに近い場所にある。

この3つの星系が、地球に大きな影響をおよぼしてきたとされるのも、決して偶然ではない。われわれは、広大な宇宙空間から見れば、すぐ近くにいる宇宙ファミリーなのだ・・・。
  

(続く)
 

プレアデス人

2014年06月19日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々

 
  
いろんな宇宙人がいる中で、一番人気なのは、プレアデス人だろう。シリウス人と並ぶ両横綱だけど、その中でも別格だ。
 
その理由としては、プレアデスと地球との関係が強く、プレアデス人が地球人の進化に深く関与してきたということ。遺伝子操作によって、DNAが共通するとも、よく言われる。
  
もうひとつには、プレアデス人の特徴として、しばしば語られる「美しさ」だろう。
  
プレアデス人は、金髪碧眼の美男美女として現れることが多い。北欧系の外見であることから、「ノルディック」とも呼ばれる。その点、ゼータ・レチクル人やレプティリアンとは、えらく扱いが異なる。
  
ただし、彼らは、もともと地球人と同じような物質界の肉体存在ではないと考えられるため、どんな外見で立ち現れようが、単なる「表現」の問題とも思えるのだが・・・。
  
「プレアデス人=白人」というイメージが定着したのは、かの有名なスイス人のコンタクティ、ビリー・マイヤーが書いた「プレアデス/プレヤール人とのコンタクト記録」のおかげだろう。ビリー・マイヤーの影響は広くて深く、現在に至るまでのプレアデスの人気も、この人によるものが大きい。
  
プレアデス人の影響は、主に西洋文明のベースになっていると言われる。でも、誰もが「プレアデス人=白人」と思っているわけではなく、「プレアデスの文化を最も継承しているのは、日本だ」という人も少なくない。
 
プレアデス人の「サーシャ」をチャネリングすることで知られるリサ・ロイヤルも、しばしば、プレアデスと日本との強いつながりを語っている。
 
そのリサ・ロイヤルの「プリズム・オブ・リラ」によれば、プレアデス人は、全員がテレパシーでつながった意識状態にあった。この上なく平和な、美しい調和を実現した社会だったけど、あまりにもワンネス化したため、没個性的になってしまった。
 
プレアデスと、日本や東洋との結びつきが語られる背景には、このような全体主義・集団主義の精神がある。
 
日本人は、「沈黙は金」とか「あうんの呼吸」と言って、言葉を超えた、テレパシー的なコミュニケーションを好むところがある。昔の東北地方の人は、とくに無口だった。寒いせいでもあるけど・・・。
   
それを思うと、確かに、日本人にはプレアデスっぽいところがある。
  
そんな、ポジティブ・サイドを代表する惑星だけど、なにごとも行き過ぎると弊害がつきもので、プレアデスの場合、その弊害は「全体主義」となって表れた。「個性のない、金太郎アメのような集団」になっちゃった・・・というわけだ。「平和なのはいいけど、さすがに、これじゃつまんねえ」とばかりに、個性を求めるプレアデス人は、別の惑星に移住したのだという。
 
その代わり、なんといっても平和なのが、プレアデスの取りえ。プレアデスこそは、「愛と美」の世界だ。アーティストや俳優などに、プレアデス系が多いと言われている。

「愛の狩人」と呼ばれるような人や、「根っからの芸術家」と言われるようなタイプの人は、プレアデス系である可能性がある。
 


 
 
プレアデス星団には、いくつかの若い星(6千万年~1億年くらい)が集まっている。
 
ひとつひとつは目立つほどの星じゃないんだけど、いくつも集まっているから、夜空に明るく輝く。東洋でも西洋でも、昔から有名で、日本では「昴」(すばる)と呼ばれてきた。
 
「プレアデス星」という名前の、ひとつの星があるわけではない。だから、「プレアデス星人」という言い方は、正しくない。ここは、ちょっと要注意。
  
ビリー・マイヤーがコンタクトしたプレアデス人の場合、「私はプレアデス星系の、エラ星から来ました」と言っていた。そういう言い方が、本当は正しい。
   
もともと、「プレアデス人」というのは、そういう意味だった。
 
つまり、「あなたは、どこから来たのですか?」ときかれて、夜空に輝くプレアデスを指差した・・・というくらいの話。
 
これは「シリウス人」その他も同様で、「○○人」と言ったって、必ずしも、その星の上に住んでいるということを意味するわけではない。「地球の夜空でいえば、シリウスが見える辺りから来ました」というくらいに受け取るのが、本当は正しい。
 
  
それはともかく、冬の夜空で、プレアデス星団を見つけるのは簡単だ。

もともと湿度が高い上に、街の明かりがまぶしい日本の都会では、天気がよくても、星などそんなに見えるものではない。それでも、オリオン座なら、すぐに見つけられる。それは、なんたって、三ツ星がやたら目立つおかげ。

オリオン座さえ分かれば、プレアデスを見つけるのも難しくない。オリオンの右肩を伸ばしたところに、有名な赤い星・アルデバランがあり、そこからまた少し伸ばした先に、プレアデスがある。


画像出典

「いくつもの星の集団」だと分かっていても、よほど星空のキレイな環境じゃない限り、普通は、ひとつの塊に見える。ただし、普通の星とは違って、三角形か、「?」マークみたいな形に見える。
 
冬は寒くて嫌いだけど、オリオンとプレアデスを見るのは、楽しみ。
 
筆者も、プレアデスが大好きだ。
 
 
(続く)
  

ワンダラーの「出身地」

2014年06月17日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
 

ワンダラーの「出身地」としては、プレアデス、シリウス、ベガ、アークトゥルス、オリオン・・・といった、地球に近い星団や星座が、よく挙げられる。
   
なぜ、これらの星から地球に来るのか。それは、「プリズム・オブ・リラ」の話をしたとき、筆者がつくった表を見れば、よく分かる。
  
   
☆地球からの距離の一覧表
 
シリウス          8.6光年
こと座ベガ         25光年 
レチクル座ゼータ      35光年
アルクトゥルス       37光年
プレアデス         400光年
オリオン座ベテルギウス   640光年 
 
銀河系コア         2万5千光年
 
アンドロメダ星雲      250万光年
  
 
銀河系の直径は、「10万光年」とされている。銀河系の中心(銀河系コア)と、太陽系は、2万5千光年ほど離れている。
 
10光年や20光年ということは、光速で移動しても10年や20年もかかるわけで、人間にとってはトテツもなく遠いところだけど、広大な銀河系の中では、「となり近所」と言えるほど近い。
 
たとえてみれば、地球の位置を「東京駅」だとして、シリウスのある辺りを「新宿」だとする。

この例えで、アークトゥルスがどのくらい離れているかというと、だいたい「横浜」くらいに相当する。歩くと大変だけど、自転車なら、たいしたことはない。
  
プレアデス星団はそれより少し遠くて、名古屋あたり。オリオン座は、大阪くらいの距離にある。どちらにしても、電車で日帰りできる範囲内だ。
 
それに比べて、銀河系の中心は、飛行機に乗っても丸1日かかる地球の裏側の、ブラジルやアルゼンチンあたりまで離れているという計算になる。さらに、その向こう側の星たちともなると、それこそ地球を何周もするほど遠い。
  
これほどまでに、だだっ広いのが銀河系。そんな銀河系の中で、地球や太陽系と、シリウスやプレアデスなどの「こと座ファミリー」が集まっているところは、ほんの小さな一角でしかない。
  
早い話が、シリウスやプレアデスと、地球との関係が深い最大の理由は、単純に、「近いから」と言えるだろう(笑)。
  
 
とはいうものの、これらの星たちは、地球と同じような物質世界に、肉体の人間や動物が住むようなところではない可能性が高い。

たとえば、高熱でまばゆい光を放つプレアデス星団にあるのは、若い星ばかり。星として誕生してから、まだ数千万年しか経っていない。地球で生命が発生して、人間に進化するまでに何十億年もかかったことを考えれば、とても時間が足りない。たとえ、地球と似たような環境の惑星があったとしても、そこにいる生命は、まだ人間に進化できていないと考えられる。

この点については、あのヘミシンクの坂本政道氏も、理学部出身の人だけに、かつては、「シリウスやプレアデスに、人間が住んでいるはずはない」と考えていたという。その疑問は、「これらの星にいる宇宙人は、地球の人間と同じような物質界の存在ではないのだ」と気づくことにより、あっさりと解決された。

シリウス人やプレアデス人は、非物質界の存在なのか、もしくは、物質界から非物質界への移行段階にある存在で、地球人がいる物質界の次元とは、ちょっと異なるところにいる。
   
このため、直接に接触するのは難しい。
 
地球環境も、いままではガチガチの物質界だったけど、これからは、徐々に非物質化が進んでいくと言われている。そうならないと、地球人と宇宙人との、本格交流はできかねる。
 
それこそが、地球のアセンションの、本質的な意義なのだ・・・。
 
 
シリウスやプレアデス・オリオンなどの宇宙人は、地球の創世にも、深く関与したと言われている。

そのあたりの経緯については、「プリズム・オブ・リラ」をはじめとして、実にさまざまなストーリーが語られてきた。
 
銀河系の、この一角においては、壮大な宇宙戦争が何億年も戦われてきたのだという人もいる。

まあ、宇宙戦争はともかくとしても、いろんな面で地球に影響があったのは、まず間違いないだろう。

ただし、もともと異次元の存在だけに、直接コンタクトは難しい。だから、間接的なアプローチが中心になってきた。
 
  
(続く)
 

あなたのET度テスト

2013年10月07日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
    
最近は、ワンダラー、スターシード、スターピープル・・・つまり、「体は地球人なのに、魂は宇宙人」という人々、ETソウルのことが、かなり知れ渡ってきた。
 
このブログでは、ずっと前から、このテーマを取り上げてきた。「宇宙人の魂を持つ人々」の著者、スコット・マンデルカー博士とも、喫茶店で話をして、ブログを見せたことがある。ラー文書に関する記事など、とても感心された。
 
「時間だけは平等だ」と、よく言われる。確かに、どんな人でも、365日・24時間は同じだ。この人生における時間は平等だ。

でも、それは、この人生に限っての話。人は生まれ変わっているので、過去の転生までも含めた「地球でのトータルな人生経験」となると、大きな個人差がある。

ただし、「魂としての人生経験が乏しい」と言っても、それは地球だけの話。地球に生まれる前に、どこか別のところで意識進化しているから、意識は十分に発達している。地球人としての、体がついてこないだけ・・・。
  
多くの人は、そうではない。誰もが、まったくの白紙状態で生まれてくるわけではなく、この地球という環境に最初から適応している土着の魂は、決して少なくない。それは、おおぜいの他人を観察していれば、よく分かる。

地球での人生が、あまりにツライとき。地球という世界そのものに、違和感が強いとき。そんな人なら、「ボクは、地球人の意識じゃないんじゃないかな?」と、一度は疑ってみる価値がある。
 
生きるのが苦しい理由として、古来から、いろんな説明がなされてきた。

「先祖供養が足りなくて、ご先祖さまが迷っているからです」とか、「前世で、悪業を積んだからです」とか、「あなたは今、神様に試されているのです」・・・とか。

確かに、いろんな理由は考えられるんだけど、本ブログの場合は、こう考えている。

「地球という環境で生きることに、慣れていないから」。
 
もちろん、なんとかしようと努力はしてきた。地球という環境に適応しようと、どんなときも、いつも一生懸命だ。「なんで、いつも妙に必死なの?」とよく言われる。

でも、そのわりには、地球での人生そのものに、たいした意義を見出していない。「短期滞在者」という言葉がピッタリだ。


「そういえば、かの有名な“あなたのET度テスト”の話をしたことがないな」と思ったので、いまさらだけどUPしておきます。

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あなたのET度テスト (スコット・マンデルカー『宇宙人の魂を持つ人々』より)


Q1,ET、UFO、未知の世界についてよく考えたり、空想したりしていた。
 
Q2,人間の身体、空の色、木や自然、人間の建築や大人たちなど、自分の周りの普通のことが、どことなく奇妙な感じがした。

Q3,自分の両親が実の親ではないように感じ、どこかに兄弟姉妹がいるように感じたり、どこか遠くに故郷があるように感じたりした。

Q4,空を飛ぶ不思議な夢を見たり、目に見えない精霊などの友達をもったり、(霊的に)特別な誘導や保護をうけたりした。
 
Q5,夜空を恋しく見上げ、ときどき、こんなことをいった。”お家に連れて行って、、、どうして、私はここにいるの?””どうして、私はこんなに一人ぼっちなの?”
 
Q6,ほとんどいつも、あなたは親切で優しく、平和的で攻撃的ではない。

Q7,世界中の残酷な行為や人間の悪に、心を痛め、悲しみに包まれ、困惑する。

Q8,金銭や財産や出世は、本当にそんなに重要なものではないように感じる。

Q9,時々、人間といるより、植物や動物といるほうが、心地よく感じる。

Q10,大抵、感じやすく思いやりがあり寛大で、あなたの周りの人々を気遣っている。

Q11,あなたは今まで生きていて、人間社会に違和感や、場違いな感じ、疎外感を感じていた。
 
Q12,本当の精神的成長を触発するようなUFOを目撃した、あるいはそのような夢や幻を見たことがある。
 
Q13,地球の変動、地殻や社会の激変、世界の終わりあるいは未来文明の劇的な夢を見たことがある。

Q14,論理的で科学的で冷静であり、熱い情熱や欲望には、いくらか混乱させられる。

Q15,慈悲深く優しくて高度に進化したETたちと、明快な、あなたを向上させる接触をしたことがある。

Q16,SF小説、叙事詩的ファンタジー、天使、ハイテク、世界の予言に興味がある。

Q17,アトランティス、レムリア、チャネリング、ピラミッド、ニューエイジ思想、UFOに興味がある。

Q18,瞑想、代替治療、あるいは世界へ光や愛をもたらすことに興味がある。

Q19,人間社会は、あなたが本当だと知っている精神的な真理に気づかないと考えている。

Q20,強い目的意識をもち、あなたの使命は地球と人類を助けることだと感じる。
 

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以上が、スコット・マンデルカー博士が考案したことで知られる、「あなたのET度テスト」。

最初の5つの質問は、現在のことではなく、子どものときの話。あとは、現在の自分自身に対するチェックとなる。

これが、どれだけ自分に当てはまるか・・・ってことで、ポイント制になってるわけだけど、「何ポイント以上ならETソウルなのか?」という基準は、たいして意味がないように思う。

それよりも、「どういう人がETソウルなのか?」を考える上で、こういうのが一応の目安だってことを知るだけで十分。

筆者の場合は、ほとんどの項目が強く当てはまる。

もっとも、例外はある。最後のQ20.「地球や人類を助けるという使命感」というのは、あまりない。地球で生きるのは大変なので、こっちが助けてほしいくらいだ。それから、コンタクティーではないので、UFOや宇宙人と、ここに出てくるほど明快な遭遇はしていない。夢の中では、ちょくちょく会ってるんだが・・・(笑)。

それ以前に、そもそも、このET度テストに「興味を持った」という時点で、ET度は高いと言ってよい。

というのも、マンデルカー理論によれば、「宇宙人の魂を持つ人、ETソウル」というのは、意外にも多い。

だいたい、「地球上に1億人」と言われている。この本が出版された当時、地球の人口は約60億人だったから、ほぼ60人に1人。学校なら、2クラスに1人くらいはいる計算になる。日本のようなスピリチュアル先進国では、この比率が上がると考えられるので、だいたいクラスに1人くらいの割合でいると思っていいだろう。

筆者の場合は、自分でそう思う以前に、周囲の人々から、「見たことないほどユニーク。君は、まさしく宇宙人だ!!」としょっちゅう言われてたから、おそらく間違いないと思われる(笑)。

さらにいえば、そもそも、「ワンダラーや、アセンションに強い関心を寄せている」という時点で、すでに地球的な土着の意識とは、かなり異質なものがある。
 
要するに早い話が、これを見ているアナタも、ETソウルである可能性は高い・・・。
 

ワンダラーの生き方

2012年01月15日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
 
「ワンダラー」とは、宇宙のどこかにある他の天体から、地球に転生してきた魂を意味する。ワンダラーは、普通の地球人と同じように、地球の両親から生まれてくる。外見は地球人と変わらないのだが、地球環境で人間にまで進化してきた土着の魂とは、意識が大きく異なる。
 
ワンダラーの他には、「ウォークイン」というのがある。わざわざ地球人の身体に入ってきた宇宙人の魂を、「ウォークイン」と呼ぶ。ウォークインは、どこかの高度に進化した惑星で、精神統一して魂だけ抜け出し(・・・というのも方法のひとつで、そればかりとは限らないが)、エイヤッとばかりに地球人の身体を強引に乗っ取る。外見はいままでと変わらないのだが、中身はすっかり別人になってしまう。言ってみれば、選手交代だ。
 
とはいっても、元の地球人も合意の上でそうしている。というより、元の地球人の意識も、ウォークインして入ってくる宇宙人の意識も、同じグループ魂の一部で、広い意味では同一人物だと言われている。
 
こんな話を聞けば、正直、「自分もそろそろ、誰かがウォークインして、地球生活を代わってくれんかな」と思うのが人情だろう。でも、なかなか、そうもいかない(笑)。地球でのオツトメは、まだ終了していないようだ・・・。

「ワンダラーの使命」という言い方がよくされるけど、別に、誰かに呼ばれて「キミ、ちょっと地球に出張してきてくれんかね?」と言われたわけではない。いや、多分そういうケースもあるんだろうけど、それだけではない。多くは、自分の意思で地球に転生してきたと言われている。

多くのワンダラーは、「地球の意識進化」に惹き付けられ、実地体験しようとしてやってきた。大変革期の地球をサポートしようと燃えていたワンダラーもいれば、単に見物に来ただけのワンダラーもいるみたい。

だが、地球はあまりにもキツい。「ウワサには聞いていたが、まさか、これほどとは・・・」というのが、多くのワンダラーのいつわらざる感想だ。「トンデモないところに来てしまったな」と後悔しても、アトの祭り。

つまり、それは無謀だったということ。「まあ、行けば何とかなるだろう」と思ってしまったのが判断の誤りだったのだ。しかも多くのワンダラーは、それだけでなく、しばしば地球の人生でも無謀なチャレンジをして自滅する。
 
地球環境にいきなり飛び込むのは、「戦場の真ん中に、単身、パラシュートで降下するようなものだ」と言われる。そう、まさしく、ここは戦場。地球人類も、最近はすっかり文明人になってきた。でも、宇宙から見れば、まだまだ先は長い。
 
もちろん、大昔の野蛮な人類と一緒になって、コン棒で殴り合ったり、槍で突き刺し合ったり、銃で撃ち合ったりするのも、マジ勘弁だ。でも、現代の地球に生まれて経済社会で生きていくのも、戦争よりは相当マシではあるとはいえ、本質的に似たようなものだろう。その上、昔ながらの災害や病気や、その他もろもろの苦しさは、今もなくなるにはホド遠い。去年の大地震は、それを思い出させるのに十分すぎるものだった・・・。
 
こんな環境で、無理をする必要はない。とりあえず、ガマンして地球にいれば良いのである。それだけで、地球の波動は上がるからだ。もしも、ワンダラーがいなくなったら、地球の波動はもっと悪くなる。
 
北朝鮮にも、イランにも、ワンダラーはいるだろう。社会の片隅でひっそりと、「波動調整装置」を努めていることだろう。
 
ここは、じっとガマンのしどころ。日常生活を、黙々と生きていくのが一番だ。まあ、筆者は人一倍、よくしゃべる方だけど・・・(笑)。
 

すばらしい世界

2011年12月19日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々

 
かつて愛読した小説に、ヴォルテール(18世紀に一世を風靡したフランスの啓蒙思想家)の「カンディード」というのがある。これは、悲惨で不条理な世の中で、主人公たちがメチャクチャな苦労をするプロセスを、淡々とコミカルに(?)描く冒険小説。作中の至るところでヴォルテールは、同時代のドイツが生んだ「万能の天才」ことライプニッツの思想を皮肉っている。

ここでいうライプニッツの思想とは、「この世界は、神が創造した最良の世界なのだ」というもの。

これは、宗教につきまとう問題だろう。つまり、全知全能の神様が創造し給うたアリガタイ世界にしては、この地球環境はあまりにもデタラメで、ひどい。それはナゼなのか・・・ということ。「悪魔や、一部の悪い人間のせいだ」という考えが、まあ一般的なのだが、ライプニッツはそんなこと言わない。「この世界が最良なのだ」というのが結論。

それに対して、「こんな世界のどこが最良なんだよ?」と皮肉るのがヴォルテール。まさしく、悪魔のささやきだ。

大哲学者に限らず、これは一般人の会話にも登場する、人類普遍のテーマだろう。筆者も、友人から、「もしも神が存在するのなら、どうして世界はこんなに悲惨なんだ?」と言われたことがある。その疑問に対する筆者の答は明白だ。それは、「宇宙全体がヒドイところなのではない。地球がたまたまヒドイだけだ」というもの。
 
個人的には、地球が悪い環境なのは事実であり、無理に良いところだと思う必要はないのではないかと思う。それも、何者かが意図的に悪くしている・・・というわけではない。単に、もともと悪い環境なのだと考えている。
  
ただし、いつまでも悪い環境のままではない。これから、急速に良くなる可能性が、十分にある。
 
これは、世間の一般人には二重の意味で違和感がある。つまり、過去や現在の地球については、「もうちょっと前向きに考えてもいいんじゃないの?」と言われ、未来の地球については、逆に「楽観的すぎるのではないか」と言われる。
 
でも、これは、せっせと観察してきた上での結論だ。
 
むしろ、こんな地球環境を、無理して前向きに捉えようとするから、過剰なストレス社会になるのである。それより、「トンデモないところに来ちゃったな。我ながら、オツトメご苦労さん」というくらいの認識でちょうどいい。そうすれば、「刑期が終わるまでガマンして乗り切ろう」というような人生観になり、プレッシャーが軽くなる。
 
でも、そういうのはすべて、過去の地球の話だ。今後は大きく変わってくる。
 
というのも、地球人類の意識が、急速に進化しているからだ。もっとも、全員ではない。今のところ、人類の一部にとどまっている。
 


ETソウルの転生

2011年08月31日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々

  
「宇宙からの転生者」である、ワンダラーやウォークイン。アメリカには、そういう人たちの組織もあるらしい。日本でも、そろそろ作るべきなのかもしれない・・・(笑)。
 
もっとも、宇宙人の魂を持つ人々にも、いろいろある。「地球での人生が始めて」という人もいれば(そういう人が地球で生きていくのは、想像を絶する困難だ・・・)、「何度か地球で転生した経験はある」という人もいる。どちらにしても、地球で生きていくのは大変だ。
 
前にも書いたが、地球人類の大半は、地球で意識を発達させて進化してきた人々だと、筆者は推論している。これは、単なる思い付きではない。地球人類および、地球の歴史、さらには地球の動物や植物その他をじっくり観察してきた上での結論だ。そこに紛れ込んできたのが、ETソウルだということになる。

筆者の場合は、自分があまりにも地球環境に不慣れであることを自覚し、周囲の人々にも「宇宙人」と言われてきたため、「地球での転生経験はゼロだ」と思っていたのだが、そうでもないのかもしれない。以前、霊感が発達した人に「過去世でもお会いしましたね」と初対面でいきなり言われた。「昔、ギリシャのあるところで、とても博識な人という評判になってました。とにかく、いろんなことを何でも知ってる人だった。一目、見た瞬間にそれを思い出しましたよ」という話をしていた。横で聞いていた知人も、なんとなく納得していたから、これは本当なのかもしれない(笑)。それが本当なら、一度は地球に生まれた経験があるということになる。

筆者は確かに、この人生においても、いろんな分野の本を読み漁り、いろんな人の話を聞きまくっている。それというのも、「地球」に対する興味が尽きないからだ。世界中の故事を広く漁っている歴史マニアでもある。人類の歴史だけでなく、地殻変動や生物進化といった、人類登場以前の歴史にも魅せられてきた。歴史というより、地球のことを知り尽くしたいという情熱だ。

おかげで高校時代には、国語と世界史が非常に得意だった。全国トップクラスの秀才連中でさえも、これに関しては脱帽で、筆者の論述答案を見るたび、「なんでこんな具合にスラスラ書けるんだ」と首をひねっていたものだ。日常生活では感覚がズレまくっていたが、その点は自慢できる(笑)。これというのも、子供の頃からワケワカメな精神世界本と歴史本を読み込んで、鍛えられてきたおかげ。

宇宙人の魂を持つ人は、幼少の頃から精神世界に魅せられてしまうことが多い。というより、精神世界に関心を持たない人が不思議で仕方ない。筆者の場合も、家族や親戚、友達や近所の人たち、誰も興味を持ってなかったが、なぜ興味がわかないのかが不思議でしょうがなかった。もしも彼らが、自分と縁が深くて、何度か一緒に転生しているとすれば、この点に関して過去世における筆者の影響力は皆無だということになる・・・。

もっとも、宇宙からの転生者の大半は、こうした周囲の人々との「カルチャーギャップ」に、生まれてからすぐ気がつく。最大の違いは、興味関心の対象だ。

スコット・マンデルカー博士の「宇宙人の魂を持つ人々」には、「実は、ボクは【宇宙からの転生者】なんだよ」と周囲の人々に告白して、「ハア・・・」という奇異の目で見られ、周囲と衝突しトラブルになった人の話が数多く出てくる(もちろん、マンデルカー博士自身もその一人だ!)。その点、筆者の場合は、いろんな人にこの話をしてみたが、「そう言われると、なんだかナットクしちゃうな。なんか、宇宙人っぽいもんなあ」という風にサクッと流されることがほとんどだ(笑)。思うに、長らくこの手の話になじんでいる筆者は、精神世界の話題に対する過剰な思い入れがなく、政治経済や芸能スポーツなどの一般的なテーマとまったく同じように淡々と語る傾向があるから、いまさら驚かれないのかもしれない。

少年期の筆者というのは、日常生活においては感覚がズレまくっていて、生活力がないに等しかった。特に欠如していたのは、時間の感覚と、距離の感覚だ。、「近い場所に行くのには短い時間しかかからず、遠い場所に行くのには長い時間がかかる」という単純な原理が、頭では理解できていても、なかなか体得できなかった。どうしても、どこに行くにも同じ時間しかかからないのが当然という錯覚を起こしてしまう。これは、地球で生きていく上で、確実に支障を来たす困った癖だ。こんなのは、地球土着の人々にとっては当たり前すぎて、どこが難しいのかが分からなくてビックリする問題だ。

地球で何度か転生したくらいでは、何億年も地球という温室で純粋培養されてきた地球出身の魂の経験に、とても追い付くことはできない。ここは、諦めが肝心だ。

ましてや、「地球に生まれるのはまったくの初めて」という場合は、もう「この人生は試運転だ」くらいに考えて、開き直るしかないだろう。もっとも、よく聞くところでは、この20世紀末から21世紀初頭という、最も難しい勝負どころの時代に生まれてくるに当たっては、すでに何度か普通の時代に生まれて「試運転」していることが多いという。マンデルカー博士によれば、「2万年の間、地球にいる」というような「契約」をしているETソウルも多いという話だ。

まあ、ETソウルには、いろいろ苦労はあるけど、地球環境に適応する努力をうまずたゆまず続けていけば、そのうち健全で有能な人になるものだ。もともと、地球土着の人々とは基本的な波動が違うから、「なぜか、心が癒される。不思議な雰囲気がありますね」とかなんとか言われ、人々に愛されることによって、生きていける。途中で精神的に崩壊してしまえば別だが、そうでない限り、やがては健全で有能な人になるから、これから生まれる「インディゴ・チルドレン」たちも、安心していい。もっとも、今度は地球環境の方が変わって、インディゴ・チルドレンが普通の人になるかもしれないが(笑)


スコット・マンデルカー博士のお茶会

2010年06月30日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
   
知る人ぞ知る精神世界の名著・「宇宙人の魂を持つ人々」の著者、スコット・マンデルカー博士が来日しています。ニューヨーク出身のマンデルカー博士は、現在、風光明媚な台湾の花蓮に住んでいるので、日本がかなり近くなりました。筆者は、マンデルカー博士とスターバックスでコーヒーを飲む機会があり、かなりの長時間にわたって博士の熱弁を聴くことができました。
 
マンデルカー博士は、宇宙からの訪問者、ワンダラーや、ウォークインの概念を広めたことで知られています。ここでいう「ワンダラー」というのは、地球人の両親から生まれ、肉体的には一般の地球人となんら変わりはないのだが、過去世は宇宙のどこかにある他の天体にいたという、宇宙からの転生者。もちろん、博士自身もワンダラーだし、「私の周囲に集まってくる人々は、例外なくワンダラーだ」と断言。ちなみに筆者も、博士から「100%の確率でワンダラー」という認定を受けてます(笑)。

日頃の主張内容がブッ飛んでいるとはいえ、本人はいたって気さくな普通の人。十年以上も前からアセンションを真正面から論じており、97年に翻訳された「宇宙人の魂を持つ人々」は、この点でも日本におけるパイオニア的な存在。90年代の前半から「アセンションの伝道師」を開始したエハン・デラヴィ氏あたりに次いで、最も早くから日本に「アセンション」の概念を紹介した一人に挙げていいでしょう。

いまや、2010年の夏至も過ぎました。アセンションを語るマンデルカー博士の口調も、さらに熱を帯びてきています。アセンションへの姿勢は、まさに真剣そのもの。この一点に、人生どころか、存在のすべてを賭けているという感じ。スターバックスを出てからも、地下鉄の駅まで熱く語り続けていた・・・。
 
そんなスコット・マンデルカー博士が熱烈に推薦するのは、ご存知「チャネリング界の聖典」こと、ラー文書。「これさえあれば、他のチャネリング文献など必要ない」というほど、博士にとって絶対的な存在です。というのも、ラー文書は、第六密度の存在である「ラー」からの情報が、自我意識が混ざらない完全なトランス状態に入ったチャネラーによって忠実に伝えられた、最もピュアなチャネリング情報だからだという。(つまり、その他のチャネリング情報は、大なり小なり、第四密度から来ていたり、チャネラーの自我意識が混ざったりしているということ。名指しはしませんが・・・)。
 
そこで筆者が、携帯インターネットで本ブログを見せ、「日本で『ラー文書』をグーグル検索すると、ほぼ確実に目に入る位置に、本ブログが表示される」というような話をしたところ、いたく感心された。「将来は、日本で定期的な『ラー文書』の勉強会を開きたい」とのこと。どうやら、ラー文書のメッセージを、この東アジアの地に根づかせることが、博士の大きな目標であるようだ・・・!?
 
ラーがいる「第六密度」というのは、ポジティブとネガティブが、再統合される密度。原始的な未分化の状態である「第一密度」から、動物や植物のような個体へと分離が進んで「第二密度」となり、自我をもった人間たちに分かれる「第三密度」へと進む。われわれの地球は、この「第三密度」に属している世界です。

第三密度の世界では、他者に奉仕し、「大いなるすべて」への一体化を目指すポジティブ側の勢力と、自己に奉仕し、支配と征服を目指すネガティブ側の勢力が、一緒に暮らしているのが特徴。そのため、軋轢が絶えないし、いつも混沌としています。このような環境でうまく生きていくためには、この世界に特有のノウハウが必要で、慣れない人 (ワンダラー) には難しい。
 
そんなポジティブとネガティブは、第四密度に至って、完全に分離が進み、別々の世界に住むようになる。「僕はネガティブ、君はポジティブ。お互い、別々の道を歩もうよ」というわけだ。地球は今、第三密度から第四密度への移行の真っ最中。われわれ、地球上に生きる存在は、どちらかの選択を迫られています。

そんなポジティブとネガティブが再統合されるのは、第六密度の話。「アセンションとは、ポジティブとネガティブが統合されて、一元論の世界になることだ」と言っている人も多いですが、ラー文書によれば、そうではない。むしろ逆でして、「ポジティブとネガティブが完全に分離し、別々の世界に分かれること」を意味しています。ポジティブとネガティブが統合して一元化されるのは、第六密度に移行するときまで待たなければならず、まだまだ気が遠くなるほど先の話。「もうすぐ、ポジティブ側に一元化される」と言っている人たちは、4Dポジティブ (第四密度のポジティブ側に属する世界) あたりからの視点で見た情報を伝えていると考えられます。
 
まあ、この話をしだすと長くなるので(笑)、この辺にしておきますが、われわれワンダラーは、そのために地球にいるのだという。そして、第四密度への移行が終わったら、もといた星に帰るんだそうな。「さぞかしウンザリするだろうけど、そのときまでは地球にいてくれ」という、厄介な契約期間がめでたく満了する。
 
いやあ、それにしても、その日が待ち遠しい。ありがたや・・・・・。合掌。
  
 
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意識進化への分かれ道

2009年12月06日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
  
「ラー文書」によれば、「人間は肉体/精神/霊魂が総合された複合体であり、高次自我によって導かれる」という。
 
つまり、「肉体/精神/霊魂の複合体」というのが、ラーによる「人間」の定義。
 
多くの人々は、人格(すなわち、行動する主体)を自分自身だと思っているのだが、肉体と同様、精神や霊魂もまた、仮の姿。それは、ハイアーセルフが乗るための、乗り船にすぎない・・・。 
 
ハイアーセルフというのは、ひとりひとりの個人を遥かに超越した大いなるワンネス、「全一者」(ザ・ワン)だという。
 
マンデルカー博士による解説では、「波を見ただけでは海洋を十二分に知ることにはならないように、人間は目に見えるよりもはるかに大きなものなのだ。地球上のわたしたちの生命は、無限を何等分もしたほんのひと切れで、私たちの通常の自己感覚は、大きな自己を部分的に意識したものにすぎない」。

もちろん、すべての人が、「全一者との合一」を認める必要はない。人には、そこから背を向けるという選択の自由がある。それはそれで、意識の進化へと至る、ひとつのコースになっている。「他者への奉仕」の代わりに、「自己への奉仕」を追求する、ネガティブな意識進化の道だ。

自分を無にして、全一者との合一を求めるのも自由。一方、とことん「自分」にこだわり、自分のために生きてみるのも自由。表街道と、裏街道。意識進化の道は、2つに分かれている。第三密度から第四密度へと移行する時点(現在の地球が、ちょうどその時点に相当する!)で、この2つのコースの、どちらかを選択することになる。
 
もちろん、精神や霊魂の存在を認めず、「肉体」を自分だと見なすことも自由だ。その場合は、肉体の死とともに自分自身が無になり、自分なきあとの宇宙が残るわけだから、広い意味では、これも一種の無我思想と言えるかもしれない(笑)。とはいっても、これは、ゆがんだ世界観・人間観へとつながる。それは、精神世界ファン諸氏にとっては、いまさら言うまでもないことだろう。
 
かといって、「自分は、永遠に輪廻転生して、無限に魂を磨きつづけてゆくのだ」というような考え方にとらわれるのも、自分の「人格」を固定的に考えることにつながり、落とし穴はかなり深い。たしかに向上心は大事なのだが、その結果、かえって自我意識が強化されてしまったのでは、副作用が大きすぎる。それは、ネガティブ路線につながる落とし穴と言える。
 
ラー文書において、全一者、(大いなるすべて)から分離したものは、すべて「ゆがみ」とされる。ボクやアナタといった、われわれ個人の人格(精神/霊魂の複合体)もまた、全一者から分離した「ゆがみ」であることに変わりはない。。
 
ポジティブ路線とは、自分を無にして、全一者、一なるものと同一化してゆく道。最終的には、あらゆる「ゆがみ」が解消され、すべてがひとつになる・・・。
 
とはいえ、人間が「肉体/精神/霊魂の複合体」であることについては、地球が第四密度に移行しても変わらない。その先には、第五密度、第六密度・・・が待っている。最終ゴールは、まだまだ遠い。
 
一なるものとの連絡通路は、肉体にもある。それは、「チャクラ」と呼ばれる部分。特に、第6のチャクラ(額もしくは、眉間の中央)と、第7のチャクラ(頭頂部)が、宇宙からのエネルギ-が流れ込む「通用口」になっているという。
 
「それは、額のチャクラがビリビリとしびれるように感じられるかもしれない」と、マンデルカー博士は語る。思えば、筆者もまた、子供の頃から、眉間がビリビリしびれるという現象にたびたび見舞われ、周囲の人々にもそれを訴えてきた。しびれは、眉間に始まって全身に広がる感じ。実に強烈なビリビリ感であり、「気のせい」とは思えない。してみると、あれは「宇宙からのエネルギーの流入」だったのか(笑)。それなら、明日からはもっとエネルギッシュに生きなければ・・・。
 
どちらにしても、第6のチャクラを活性化することは、かなり重要なことのようだ。ここは、「心の根底をつらぬく、しかるべき通路」。

もっとも、マンデルカー博士によれば、チャクラの活性化も大事だが、それに勝るとも劣らないほど重要なのが、「意志」の強化だという。「意志」こそが、人間進化の大黒柱であり、最大の推進力だというのだ。
 
ここは、ポジティブとネガティブの分かれ道。どちらの道をゆくかは、われわれ自身の「意志」にかかっている。

ラー文書は、ポジティブ側で強力な意志を発揮することが大事だと語る。人間の意志には、造物主と同じような創造力があるという。その強力な意志が、どちらの側に向けて発揮されるかが重要だ・・・。
        
残念ながら、現在の地球で「強い意志を持った人々」といえば、ネガティブな連中がすぐに連想されるというのが現実だ。権力欲・支配欲・金銭欲・・・。ひたすら、自己に奉仕している人々。地球で成功するには、そういう人がふさわしい。彼らの成功は、強烈な意志のパワーのあらわれだ。これらの人々も、ネガティブ・サイドに属しているとはいえ、「効果的な意志の使い方」をわれわれに教えてくれているという意味では、人類の教師と呼ぶに値する(笑)。彼らを見習って、われわれもポジティブ・サイドでがんばろう!?
 
 
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