宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

本日も、ますます昇天なり

2012年12月24日 | こっくり亭日記
 
これからクリスマスに正月だけど、筆者にとっては「2012年12月21日」こそが、いつもの正月を超えた「超・正月」と感じられるため、すでに年が明けた気分だ。

ここ数日は、アセンションに対する世間の関心が高まり、精神世界系ブログのアクセス数が跳ね上がっていた様子。筆者がよく見るのはgooブログのランキングだけど、オナジミの上位陣はバブル的な数字を叩き出し、他のジャンル(政治系とか、犬猫ペット系とか、投資情報系とか・・・)の強豪を抜いて、軒並み大きく順位を上げていた(笑)。でも、もう巡航速度に戻ってるみたい。

もはや、2012年の冬至は過去のこと。すでに、少しずつ、夜が明けるのが早く、日が沈むのが遅くなり始めた。やがて、春が来る。この日付も、いつかは過去のありふれた1日のひとつとして埋もれていくのだろう。

でも、そんな中で、「第四密度」という新しいステージが静かに始まった。まだ始まったばかりで、いきなり何もかもがガラリと変わるわけじゃないけど、それを忘れてはいけない。

この地球の物質世界は、引き続き、急速に流動化していく。やがて、物質世界と精神世界を足して2で割ったような世界になる。まさしく、新しい世界の出現だ。

もちろん、無理に「変わった、変わった」と思う必要はありません(笑)。すべてが自然に変わっていくから、心配ご無用。

淡々と、さらなる意識の覚醒に向かって、ヴィパッサナー瞑想するのが一番だ。

本日も、ますます昇天なり・・・。


本日は、昇天なり

2012年12月21日 | こっくり亭日記
       
今日は、2012年12月21日。かの有名な「2012年の冬至」が、いよいよ到来した。
 
今日から、地球人類は意識進化の新しいステージに入る。それは「第四密度」と呼ばれる、新しいステージ。
 
「ホントに、『本日スタート』なのかよ?」と言われたら、まあ、それは必ずしも厳密に決まっているわけではない。ただし、だいぶ前から、今日という日は「意識進化の一里塚」とされてきた。
 
第三密度の地球では、ポジティブな要素とネガティブな要素が混在して、カオスの世界を作り上げていた。第四密度では、それがハッキリと分かれる。これから先、2つの要素のうち、どちらかが次第に消えていく。そして、もう片方が残っていく。
 
はたして、我々はどちらの世界にいるのだろうか。それは、これから明らかになってくる。楽しみに待ちましょう・・・乞う、ご期待。
 
・・・というわけで、一部で心配されていた「世界中で電子機器が一斉機能停止」とか、「地軸の移動による地球規模の巨大津波」その他も、幸いにして、今のところ発生していない(笑)。冬至だけに、朝の日の出は遅かったし寒いけど、それを除けば、ごく普通の一日だ。
   
でも、報道によれば、アメリカではNASAに問い合わせが殺到しているらしい。「クリスマス休暇を前倒しする」といって休校する学校も相次いでいるという。どこもかしこも、大変だ。
 
「さあ、これから本当の意識進化の始まりだ」とばかりに、意識が高揚している人もいるだろう。筆者も、その一人。何日か前から、根拠のない自信と高揚感がみなぎってきている。おかげで、ブログの更新頻度もアップした。
 
もちろん、「ボクは、いつもと変わらない。自分のペースで生きている」という人もいるだろう。それは、人それぞれ。 
 
今日という一日は、なるべくアクセクせず、軽く流す感じで気楽に過ごしたい。そして、ゆっくりと瞑想したいものだ。

でも、年末だけに世の中も忙しいだろうし、そういうわけにもいかないか・・・(泣)。
  

日本は「特別な地」

2012年12月19日 | こっくり亭日記
  
最近の日本人は、遅まきながら国防意識に目覚めてきている。

中国や韓国のメディアでは、「日本は右傾化してきた。危険な傾向だ」ということになっているようなのだが、アメリカでは、ある新聞に「今までの日本が、国防に関心なさすぎて異常だっただけだ。最近は、やっと普通になってきたんじゃないか」という評論が掲載された。

日本人が東アジアの厳しい現実に目を覚ますのは当たり前だと思うけど、ちょっと遅すぎたかもしれない。というのも、中国にしても北朝鮮にしても、国の内部はガタガタで、いつまで「脅威」でいられることやら。東アジアにおける冷戦の終結と、劇的な平和の訪れは、すぐそこまで来ていてもおかしくない。
 
筆者の場合は、国全体の流れとはむしろ逆に、以前より政治的に穏健になってきた感がある。以前はなんだか、もっと国粋主義っぽかった。かの「神は死んだ」の哲学者ニーチェは、子供の頃はキリスト教が大好きで「ちびっこ牧師」と言われてたらしい。それを言うなら、子供の頃の筆者は、「ちびっこ国士」といったところ。
  
「外見がとても幼く見える、人形みたいにかわいい子供」と言われていたけど、そんな子供が、「ロシア・中国・朝鮮・・・。これらの粗暴な大陸諸国に囲まれた、神州日本を守らねばならぬ」とかなんとか主張するのだから、周囲はビックリだ。それだけでなく、日頃から日本神話を愛読し、「神武、綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊、孝元、・・・」と続く、歴代天皇の名を初代(神武天皇)から124代(昭和天皇)まで全部暗誦していた。
 
家庭内では、政治的に孤立していた。それ以前に、家族とは、スピリチュアルな面でも考え方が違いすぎて話がカミ合わなかった。ましてや、小学校では、何を言ってるのか同級生に理解されず、目を白黒されていた。
 
当時、1970年代から80年代前半までの日本にとって「脅威」といえば、なんといっても、北海道のすぐ近くまで大軍を展開している「極東ソ連軍」を指していた。超大国のソビエト連邦は、いつ日本に攻め込んでくるか分からない危険な強敵。それに比べて、中国・北朝鮮・韓国などは、今じゃ考えられないほどマイナーな存在だった。国際情勢のマニアならともかく、一般の人には「脅威」と言ってもピンと来なかった。
 
筆者は一時期、日本海側に住んでいたので、「ときどき、海辺で子供が行方不明になる。あれは、北朝鮮の船に連れていかれているのではないか」という地元のウワサを耳にしていた。でも、当時は中国や北朝鮮を批判しようものなら、「平和が壊れる」と言って怒られた時代。むしろ逆に、「日本こそが侵略国家であり、反省しなければならないのだ」ということになっていた。当時の日本人にとって、中国・北朝鮮・韓国その他は、「永遠の弱者」みたいなものだったのかもしれない。

その後、90年代に入り、ソ連が崩壊して東西ドイツが統一した。さらに、驚くほどの速さでアジア諸国が発展し、地表の勢力図は激変してきた。

そんな中で筆者は、大学生になっても相変わらず。正月は皇居の参賀、お盆は靖国神社の参拝、秋は三島由紀夫の憂国忌・・・という日々。

その後、会社で勤務地が名古屋になり、車で走り回っていたときは、ちょくちょく伊勢参りしていた。「また伊勢神宮に行くの?」とアキレられると、「じゃあ、今日はちょっと足を伸ばして、京都の神社に行こうか」という調子だった。

なんで、そんなことを今になって思い出したかというと、「オイカイワタチ」を読んだのがキッカケだ。

というのも、「日本は神の国だ、地球にとって特別な地なのだ。この地に生まれた我々には、特別な使命があるのだ」を繰り返し強調するオイカイワタチを見て、「これは、ずいぶん過激だな」というのが正直な感想だった。
 
でも考えてみれば、自分も昔はそれに近かった。
 
とはいっても、「日本は特別な地なのだ」というのは、今となっては疑わしいところもある。
 
少なくとも精神世界に関して、現在の地球における中心地と言えるのは、どう見てもアメリカ、特に西海岸だ。この分野では、ほとんどの新しいものがアメリカから登場して、それから世界に広がっている。明らかに、この分野の中心は、日本ではない。

「日本は特別」を主張する人の多くが理由に挙げる、「東洋文明の端にあって、西洋文明が流れ込み融合する地だから」というのも、どうかと思う。長いことイギリスの統治を受けていたインドや香港、フランスの統治を受けていたベトナム・・・その他にだって、西洋文明は存分に流れ込んでいる。アメリカ西海岸も、逆に、まさしく西洋文明の端にあって、東洋文明が流れ込んでいる地だ。
  
もうひとつは、「特別な国なのだ。特別な使命があるのだ」というような考え方が、過激な新興宗教の温床になっているのを目の当たりにして、危険を感じるようになったからだ。これについては、新興宗教の勧誘員が、「日本に生まれた私たちには、特別な使命があるのですよ」としつこいので、「なんだか、自分と考え方が似ているな。これは、危険だ」と思うようになった(笑)。
  
まあ、それは、大人になってから客観的に見てそう思えるようになった、ということ。
 
でも、人は往々にして、最初の直感が合っているものだ。試験でも、最初にピンときた答が合っていて、後からじっくり考えた答が間違っていたということはよくある。
 
してみると、やはり日本は「神の国」というのが本当なのかもしれない・・・。
  

世界各地のパワースポットに、アセンション観光客が殺到している

2012年12月18日 | こっくり亭日記

 
トルコでは、「聖母マリアが昇天した」というパワースポットを目掛けて、アセンション観光客が殺到だ。
 
報道によると、人口約600人の村「シリンス」には、「世界の終末」を信じる人々が6万人ほど集まり、パニック状態になっているらしい。「人口600人の村に6万人」とは、尋常な混雑ぶりではない。まさしく、超満員のラッシュアワー電車みたいな状況だ。
 
シリンス村は、聖母マリアが昇天したとされる場所に近く、ここにアセンション主義者が集まる理由は、「ポジティブなエネルギーが充満していて、終末的大災害から身を守れるから」だという。
 
ホテル経営者は、ときならぬ大繁盛。ついでに、ブームに便乗して「世界の終末ワイン」を販売したビジネスマンもいるという。

一方、フランスでは、山村が緊急封鎖される事態になってしまった。「頻繁にUFOが撮影できる山」として名高いフランスの「ビュガラッシュ山」に、「アセンションの日に異星人の乗った宇宙船が現れ、山頂付近にいる人間を滅亡から救ってくれる」というウワサを信じる人々に一挙につめかけたため、混乱を恐れた地元当局が封鎖したとのこと。
 
これまた、人口200人の静かな山村に、2012年12月21日こそは「宇宙船、天空に満ちる日」だとばかりに大勢のUFOファンが押しかけたのだから、地元の人たちはさぞビックリしていることだろう。
 
やはり、世界的なアセンション・ブームは健在だ。
 
筆者も、久しぶりに富士の「湧玉の池」にでも行ってみようかと思っていたところ。あと、行きたいところとしては、「世界の中心」として名高い九州の幣立神宮あたり。でも、イマイチ時間がないので、遠くに行くのは難しい。もっとも、遠いといっても日本国内なのだから、本当はたいして遠いわけではない。メキシコやペルーに行く人もいるというのに、筆者の行動範囲の狭さは相変わらずか・・・(泣)。
 
それはともかく、われわれが第四密度への入り口に立っている今、これからも精神世界への関心は高まっていくに違いない。パワースポット観光は、さらに盛んになっていくことが予想される。リゾート地としてもパワースポットとしても有名なハワイは、理想的なパワースポット観光地と言えるだろう。観光立国を目指すためにも、パワースポットに注目だ。
 

ますます終末論が広がる中国

2012年12月17日 | こっくり亭日記
各紙の報道より



>中国、「邪教」の37人拘束 共産党支配に挑戦
 
>【北京共同】中国青海省の公安当局は17日までに、中国共産党の支配に挑戦し、政府が「邪教」と認定する宗教組織「全能神」の中核メンバー37人を拘束した。うち7人は教団の幹部クラスという。容疑など詳細は不明。中国メディアが伝えた。

>キリスト教系とされる全能神は中国各地で「2012年12月21日に世界が滅びる」と終末論を流布。信者に共産党との「決戦」も呼び掛けた。

>中国当局は21日が近づくにつれ、社会不安が拡大していることに危機感を強め、取り締まりを強化。今月8~13日には福建省などで終末論を知人に触れ回った57人を拘束した。
 
 
続報によると、全能神のメンバーはさらに当局に拘束されており、「101人」、「400人」と、ドンドン増えている。
  
以前から、中国で「終末論」が流布していることが話題になっていた。今年の春には、政府の元・高官が、「今、中国の民衆に充満しているのは、まさに『2012年気分』ともいうべき世紀末の気分である。草の根の民たちは社会的不公正を変えられない無力感の中で、この世の破滅と一緒に滅んでしまおうと『集団的焦燥感』に駆り立てられているのだ」と論じた。本ブログでも、その話を取り上げたことがある。
 
運命の日・「2012年12月21日」を目前にして、ドス黒い社会不安は、うねりを増している。中国政府当局も取締りを強化しているというから、笑って済ませられる状況ではなさそうだ。

先日は、「2012年12月21日、世界が暗闇に包まれる」というウワサが広がり、ロウソクを買い求める人が店頭に殺到する騒ぎにもなった。

今回、幹部が逮捕されたのは「全能神」とかいう邪教らしい。まあ、日本にもよくある新興宗教みたいなものだろう。「われは、全能の神であるぞ」なんて、いかにもドコかの教祖が使いそうなフレーズだし(笑)。
 
ひとことで「中国各地で終末論を流布」といっても、地理的なスケールがなんともデカい。今回の37人が逮捕された青海省といえば、古来からチベット族が多く住んでいるところ。「君見ずや 青海のほとり、古来 白骨 人の収むる無く」という杜甫の詩を連想させる、西の果ての辺境だ。一方、「今月8~13日に57人が拘束された」という福建省は、台湾のすぐ近くにある南方の地で、青海省とは何千キロも離れている。こんなに広がっているとは、大陸は「終末論」のスケールも半端ではない。インターネットが不自由な中国だけに、携帯電話で情報が飛び交っているのだろう。
 
壮大で精緻なカレンダーを石に刻みつけた古代マヤ人たちも、数千年後に地球の裏側でこんな騒ぎが起きるとは、さすがに予測できなかったに違いない。
 
古来から中国では、社会に大変動が起きるときは、たいてい終末論が広がり、新興宗教がはびこるものだ。
 
三国志ファンなら、2千年近く前の太平道の教祖・張角が、「蒼天すでに死す、黄天まさに立つべし」と叫びながら、民衆を扇動して大反乱を起こすシーンがオナジミだろう。このとき、張角が起こした黄巾の乱は、大陸全土を混乱の渦に巻き込み、三国志の大乱世をもたらした。この大混乱のおかげで、全国的に食糧生産がストップし、当時の記録に「人煙まれなり」と書かれるほど、中国の人口は激減してしまった。

近代にも、同じようなことが起きた。ヨーロッパ諸国の中国進出に伴い、清朝の体制が動揺する19世紀の中国で、またしても新興教祖の洪秀全が立ち上がり、太平天国の乱を引き起こした。天王・洪秀全は、キリスト教の「上帝ヤハウェ」から啓示を受け、南京を首都として独立国を樹立し、一時は中国全土を征服しそうなほどの勢いだった。この大戦乱により、中国の人口はまたもや激減した。一国の内戦とはいえ、多くの人間が死んだことにかけては、人類史上にも屈指の大規模な戦乱と言えるだろう。
 
このような歴史を振り返ると、中国で体制が崩壊するときには、終末論や新興宗教がつきものだということがよく分かる。法輪功を必死で弾圧してきた中国政府当局だけど、ひとつやふたつの団体を抑えたくらいで、広がる社会不安を鎮めるのは無理みたい。 

いよいよ末期の様相を呈してきた中国。これから、ドコに向かうのか・・・。
 

自民党大勝に思う

2012年12月17日 | こっくり亭日記
           
3~4年前は、アメリカで初の黒人大統領が誕生、日本では自民党が歴史的大敗で民主党政権成立・・・と、太平洋の両岸で大きな政治変動が起きた。今年、アメリカではオバマがなんとか再選。それに対して、日本の民主党は壊滅的な惨敗を喫して、党の存続まで危ぶまれる状況だ。

8人の閣僚を初めとして、中心人物が大量に落選。前首相の菅直人や、「陰の首相」と呼ばれた仙石由人も落選した。小選挙区制のせいもあるけど、本当に世の中の変化が早くて、ジェットコースターのように乱高下している。
  
これに対して、「民主党はもう見たくないけど、自民党がカムバックするというのも、なんだかな・・・」という声が多い。
 
ただし、今の自民党は、昔の自民党ではない。それは、新潟で田中真紀子が落選したことに象徴される。田中真紀子の親の田中角栄は、国営企業や公共事業をエンジン全開で推進し、中国寄りの外交を展開して日中国交回復を実現した人。そんな田中角栄が親分だった頃の自民党は、形としては保守政党だけど、中身は社会主義政党みたいだった。でも、そういう人は、もういない。いることはいるけど、田中角栄の百分の一も元気がない。 
   
いまや、自民党の安倍総裁は、公約で堂々と「憲法を改正する」、「自衛隊を国防軍にする」と宣言し、それが国民の支持を集めている。日本の政界も、変わったものだ。
 
これというのも、尖閣諸島の問題と反日デモで、中国が燃料をせっせと投下してくれたおかげだろう(笑)。今までの日本人は、こういう極東情勢の厳しさから目をそらしてきた。幻想の「平和国家」のメッキが、いまや一挙にハガレてきた感じ。
  
本当は、長期停滞する日本経済の浮揚こそが最大の争点だったはずなんだけど、安倍総裁の「タカ派」イメージのおかげで、話題がそちらに引きずられてしまったようだ。
 
それにしても、日本に二大政党制は、やはり根づかないのだろうか。大正の終わりから昭和の初期にかけては、立憲政友会と立憲民政党が、交替で政権についていた時期がしばらく続いた。野党の党首が、選挙に勝って次の首相になっていた。あの時は確かに、日本で二大政党制が実現していた。もっとも、当時の日本の首相は、選挙の結果を受けて元老が推薦した人に決まっていたので、本当のガチンコ勝負とは言えなかったけど・・・。
 
そのキッカケをつくった加藤高明首相は、外務大臣だったとき、当時の中華民国に「対華21ヶ条の要求」を突きつけたので有名な人。おかげで、「あんな奴が首相になったら、ますます中国との関係が悪化する」と言って元老から嫌われていたため、なかなか首相になれなかった。これを見ると、日中関係が政権を左右することは、昔も今も変わらないみたい。
 
そんな昭和初期の二大政党制は、いつまでも続かなかった。やがて唯一の巨大政党・「大政翼賛会」へと、すべてが合流していった。今回の自民・公明による320議席を占める大勝にも、「まるで大政翼賛会みたい」という声が挙がっている。ただし、自民党が大勝したのは衆議院選挙だけで、参議院ではまだ民主党が多くの議席を占めている。次の参議院選挙でも、自民党が大勝するのかどうか。その頃には、またもや自民党に大逆風が吹いているかもしれないし、先が読めない。
 
「また、日本の首相がコロッと変わるのか。いいかげんに長期政権を築いてほしい」という声も、特に諸外国の外交関係者から強いようだ。確かに「また政権交代か」という気もするけど、ただし、安倍総裁の場合は、2度目の首相就任だということを忘れるべきでない。

昔は、伊藤博文・大隈重信・桂太郎など、同じ人が2度も3度も首相をやるのは当たり前だった。明治・大正の頃から、日本の首相は在任期間が短くてコロコロ変わるのが通常だけど、 桂太郎と西園寺公望などは、代わる代わる、2人で合計10年間も首相を務めた。その頃が、「日本の憲政史上、最も安定した時代」だったと歴史的に評価されている。それに習えば、同じ人が何度も首相になるのも悪くない。というより、この先、日本の政治を安定させるには、同じ人が何度もやるのが一番なんじゃなかろうか・・・(笑)。
 

いよいよ、第四密度の始まり

2012年12月16日 | こっくり亭日記
 
「なんか、来週、地球人類が滅亡するらしいね」

「そうそう、俺もその話、昨日だけで3回聞いた」

知人同士の、このやり取りを聞いて、思わず「プッ」と吹き出してしまった。でも、この分野のマニアとしては、、笑っただけですませるわけにいかない。一応、「マヤ暦の終了」について簡単に解説しておいた。

もはや、世間では「マヤ暦の終了」すら通り越して、「地球人類の滅亡」だけが一人歩きしている感がある。

それにしても、あの「2012年12月21日」が目前に迫っているとは、感慨深い。十年前は、「あと十年か。ずいぶん先の話だな」と思っていたものだ。あの頃は、遠い先の話だけに、なんでも好き勝手な空想を繰り広げられたものだった。今はさすがに、そんなわけにいかない。もはや、冬至は目前まで来ている。

今週は、地球人類が大きく変容する節目に当たっている。「第三密度」という古い時代が終わり、いよいよ「第四密度」という新しい時代が始まろうとしている。

多分、その日1日は何事もなく過ぎることだろう。でも、それから変化を実感する日々が始まる。地球人類が新しいステージに入ったことが、次第に明らかになるだろう。

第三密度では、地球にはポジティブな要素とネガティブな要素が、混ざりあって存在していた。第四密度では、この2つがハッキリと分かれる。

この先、われわれのいる地球からは、ポジティブとネガティブのうちのどちらかが、次第にフェードアウトしていくことになる。それによって、われわれのいる地球が、ポジティブ・サイドにあるのか、ネガティブ・サイドにあるのかが明らかになっていく。果たして、どちらが消えていくのだろうか・・・。
 

湧玉の祝事の儀式

2012年12月13日 | オイカイワタチ
  
一気に燃え上がった後、散り散りになった初期のオイカイワタチ集団だったわけだが、70年代に再び転機が訪れた。

山本耕一著・「目覚めよ、宇宙人」によると、1974年、あるワンダラーがこう告げられたという。

「祝事は終わりました」。

ここでいう「いわいごと」というのは、地球規模で行われる、ある儀式を意味していた。また、著者による「まとめ」が付いているので、いくつか抜粋してみたい。

★地球と人類は、現在「大周期の終わり」を迎えている。

★この「大周期の終わり」には、天の神様(宇宙創造神)が、地球に対して、ある「儀式」を行われる。

★この「儀式」のことを、「湧玉の祝事の儀式」(ワクタマのイワイゴトのギシキ)という。

★この「儀式」は、その大部分が、神様と宇宙の方々で行われるが、「目覚めた地球人」の参加がないと成立しない。

★この「儀式」に参加するのは日本のワンダラーの役割であり、その役の名を「オイカイワタチ」という。

ここまで読んで、やっと、「オイカイワタチ」とは何なのかが分かった。つまり、「オイカイワタチ」というのは、「湧玉の祝事の儀式」に参加する役割を持つ、日本のワンダラー集団のことだったのだ。ちなみに、個々のワンダラーのことは、「オリカイワタチ」と呼ばれる。オイカイワタチ関連で語られている「メッセージ」というのは、故・渡辺大起氏ひとりが受けてきたものではなく、何人ものワンダラー(オリカイワタチ)によって受け取られてきたものの集大成。
  
そうなると、今度は、この「儀式」とは何なのかが気になる。
 
それは、進化が極限まで到達し、ひとつの大周期の終わりを迎えた遊星における、「最後のケジメ」みたいなものらしい。いわば、大人になるための通過儀礼。
 
ひとつの遊星の進化が頭打ちになり、これ以上進むと、魂が育つ場としての遊星そのものまで破壊してしまう直前に至ったとき、宇宙創造神は、場そのものを一段と高い状態へと進化させる「儀式」を行うのだ。

「儀式」に参加する者たちは、古い世の、すべての人々、歴史上に積み重なった人々の、すべての苦しみ、悲しみを受け、そして、儀式に望む。神は、すべての人々の苦しみと悲しみを聞きとどけられ、それを儀式の場であがなわれる。この「儀式」によって、地球人類のカルマは、すべて清算される。
  
実のところ、1960年には、この「儀式」を一夜にして終了し、地球人類が一挙に新しいステージへと進化できる運があったらしい。それは、日本の聖地・富士山の、「湧玉の地」で行われるはずだった。でも、なぜか、その機会は失われてしまった。「儀式」は、その後、何十年もかかるプロセスになってしまったのである。
 
その後、「儀式」は地道に行われてきた。富士の「湧玉の地」から、沖縄の「ひめゆりの地」へと場所を移して儀式は行われ、日本から見れば地球の裏側にあたる南米・エクアドルでも、地軸を貫く形で儀式が行われた。
   
その一方では、渡辺大起著・「オイカイワタチ」の全5巻の発行が続々と進み、1980年代に入ると、全国各地で講演会が開かれるようになった。そこに、大勢の人々が集まってきた。
  
これは、「万たるワンダラーの目覚め」を意味していた。前にも書いたけど、特別な使命を帯びて地球に出生したワンダラーは、数が決して多くない。大半は、「塩漬けのリンゴ」と呼ばれる存在だ。
 
「塩漬けのリンゴ」というのは、「宇宙からの転生者」であることにかけてはワンダラーと変わらないのだが、残念ながら、意識が目覚めるにはホド遠い魂のことを指す。
  
しかし、ここには、「ある時機が到来すると、腐らないように塩漬けにされていたリンゴは、取り出されて、ワンダラーとして生まれ変わる」という意味が込められている。その数は、「1千万人」ともされている。地球人類を70億人とすれば、その比率は1.4%といったところか。要するに、70人に1人の割合・・・。
      

目覚めよ、宇宙人

2012年12月11日 | オイカイワタチ
  
「オイカイワタチ」をもっと知るために、山本耕一著・「目覚めよ! 宇宙人」という本を読んだ。「オイカイワタチ」関連はマイナーなので、資料が少ない。最近出たこの本は、格好の入門書・解説書と言えそう。
 
1950年代、この本の著者は名古屋にいて、小学生だったらしい。その頃、父のもとを、ふしぎな人が訪れるようになった。

>進駐軍の払い下げの裏地に毛がついたジャンパーに身を包んで警戒に単車を乗り回し、エネルギッシュに話をしてまた風のように帰っていくその人は、どうみても普通の「楽器店のお客」ではない。楽器の話は少しもせず、なにやら深刻な話ばかり。父のほうも、いつになく真剣に答えている・・・。

そのふしぎな人物こそが、オイカイワタチの渡辺大起氏であった。戦後の復興期の名古屋で、早くも「ワンダラー」という言葉が飛び交っていたというのだから、世の中は広くて深い。

>渡辺大起さんのような「ふしぎなお客さん」はどんどん増え、いつのまにか自宅のほうにも訪れるようになった。ときには10人近くが六畳間に集まり、夜中の2時、3時まで話が続く。・・・話には母も加わり、ときには全員で大激論となった。

その場で話されていたのは、来るべき地球の大転換であった。地球の大変動と、人類の古い文明の滅亡。そして、新しい世界が始まる。

そのために、地で準備をする役割の人々がいる。その人々のことを「ワンダラー」と呼ぶ・・・。

「当時語られたワンダラーのことを、簡単にまとめた」という箇所があるので、引用してみたい。

★地球と人類は、「大周期の終わり」を迎えている。

★「大周期の終わり」には、たくさんの宇宙人が地球を訪れている。中には、地球人に生まれ変わってその「終わりのとき」に大切な役割を果たす人たちもいる。そういう存在を「ワンダラー」と呼ぶ。

★宇宙人たちは、地球にいるワンダラーたちに、「目覚めなさい、あなたの魂に気づきなさい」と呼びかけている。ワンダラーたちは自分の魂に気づかず、ふつうの地球人として成長するが、徐々にみずからの魂の呼びかけを聞くようになる。

★彼の魂は地球のものではないので、この地球のいまのありさまが「異常」と感じられ、どこかに「本当の世界」があるのではないかと思う。

(以下略)
 
当時、日本の目覚めたワンダラーたちは、ある組織をつくっていた。宇宙人は、「組織をつくってはいけません」と忠告していたそうなのだが、その声は届かなかった。地球にいる人々がどう対応するかは、それぞれの自由意志なのだ。

「1960年」が、地球大変動の年として予言されていた。当時のグループは、しだいに熱狂し、新興宗教のようになっていったという。本当かどうか知らないが、北海道に、宇宙船を迎えるためのピラミッドを建設したりしていたらしい。
 
今から振りかえってみると、1960年とは、いくらなんでも早すぎたように思える。でも実際に、1960年には、「一夜にして変われるチャンス」があったようだ。当時の人々は真剣だった。
 
(つづく)
 

アセンションが近い

2012年12月10日 | こっくり亭日記
    
本当に時間がたつのが早い。前回ブログを更新してから、また気づけば半月ほど過ぎていた。まだ、ほんの数日のつもりでいたのに。
   
久々にアセンション情報をネットで漁ってみたけど、やはり、「12月21日には、何かが起きる」とか、「21日の前夜から、世界中で瞑想しましょう」といった話題で盛り上がっている。
 
まあ、一部の人たちが言ってるような、「突然、世界中で電子機器が動かなくなります」とか、「突然、地球の自転が止まります」とか、そういった怪奇現象が起きるとは思えないけど、ここが意識進化の重大な一里塚となるのは、まず間違いないと見ていい。
 
「どうせ、何も起きないのさ」とかなんとか、始まる前からシラケる必要はまったくない。
 
地球には、強力なエネルギーが降り注いでいる。いよいよ、地球の大きな変容が始まる。  
 
変化はますます加速している。これからの地球は、今までのような、ガチガチに固まった物質的環境ではなくなっていく。思考スピードで動く流動的な世界になり、精神世界との境界が次第にボヤけてくる。
 
「○月△日に大変化がおきる」といった日付の話は、盛り上がっては消えていくけど、だからといって、この基本路線が変わったわけではない。そこには、なんら変更が見られない。
 
今日も、変化を起こそうと思って年末大掃除をした。通常、年末大掃除といえば12月の終わり頃にやるものと相場が決まっているのだが、一足お先に掃除した。急激な変化を起こすためには、なにごとも前倒しで実行するに限る(笑)。
 
ついでに、久々にクリシュナムルティやエックハルト・トールの本を読んだ。やはり、意識進化の王道は、この辺りにあると見た。
 
さらに、ヴィパッサナー瞑想をして精神統一。
  
さあ、やるぞ。近日中に、意識の変容を引き起こしてみせます。
 
かつてないほど、意識が高揚している・・・。
  
(続く)